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女優ノート『黒川智花さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2021年夏ドラマ『にぶんのいち夫婦』に出演する黒川智花さん。

『3年B組金八先生』シリーズには、毎回クラスのマドンナ生徒的存在がいるもので、第2シリーズの川上麻衣子さんや、第4シリーズの松下恵さんなどが挙げられますが、第7シリーズ(2004年)の黒川さんもその一人。

典型的な清純派として、2005年には『雨と夢のあとに』で、早くも連ドラ初主演を果たした黒川さん。その頃のイメージの代表作が、少女漫画原作のラブストーリー『ハツカレ』 (2006年)。めっちゃ初々しいのは、黒川さんも相手役の細田よしひこさんも同じ。原作も面白いです。

幼稚園以来、男の子と話したことのない女子高生のチロ(黒川さん)と、彼女に告白して彼氏となったハシモト(細田さん)。ふたりの初々しい恋心を繊細に描く。

宮藤官九郎さんは、薬師丸ひろ子さんなど、俳優の新たな才能を見いだす名手でもあり、『未来講師めぐる』(2008年)における勝地涼さんや黒川さんもそうかも知れません。黒川さんは訛りが激しい、田舎娘役を好演。

非大手の進学塾で英語講師を務める女性・めぐる(深田恭子さん)が、24歳の誕生日をきっかけに、満腹になると人の20年後が見える能力を身に付けてしまい、そのおかしな能力を駆使しながら仕事に恋に奮闘するコメディ。

以降、年齢を重ねると共に名バイプレイヤーとなっていった黒川さん。『MIU404』(2020年)ではキーパーソンとなる“ハムちゃん”を演じました。ちなみに、『未来講師めぐる』にも出演していた星野源さんや橋本じゅんさんと再共演となりました。

新設された“第4機捜”の隊員として招集された志摩(星野源さん)だったが、とある人事トラブルからバディとなる隊員が見つからないという事態に。やむを得ず、候補段階で落としていた奥多摩の交番勤務員・伊吹(綾野剛さん)を招集し、バディを組むよう命じられる。


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