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朝ドラ『虎に翼』ノート

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朝ドラ『虎に翼』及び出演者についての日記をまとめました。
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2024年8月の記事一覧

「仮面家族」の告白…今週の『虎に翼』

日本初の女性弁護士で、後に裁判官となった女性・猪爪寅子(伊藤沙莉さん)とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追い詰められた女性たちを救っていくリーガルエンターテイメント、朝ドラ『虎に翼』の第22週「女房に惚れてお家繁盛?」。 「女房に惚れてお家繁盛」とは、「亭主が女房に惚れ込んでいると、外で浮気や道楽もせず家庭円満になるということ」の意(ことわざ辞典から引用)。 星航一(岡田将生さん)家での同居生活が始まり、さっそく航一と寅子、航一の長男・朋一(井

「結婚狂走曲」と明律大OB再集結…今週の『虎に翼』

日本初の女性弁護士で、後に裁判官となった女性・猪爪寅子(伊藤沙莉さん)とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追い詰められた女性たちを救っていくリーガルエンターテイメント、朝ドラ『虎に翼』の第21週「貞女は二夫に見えず」。 「貞女は二夫に見えず」とは、「貞操堅固な女は二人の夫を持つことをしない。貞女は再婚しないこと」の意(コトバンクから引用)。 寅子が轟太一(戸塚純貴さん)から恋人・遠藤時雄(和田正人さん)を紹介され、星航一(岡田将生さん)からのプロ

「山田轟事務所」爆誕と「原爆裁判」…今週の『虎に翼』

日本初の女性弁護士で、後に裁判官となった女性・猪爪寅子(伊藤沙莉さん)とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追い詰められた女性たちを救っていくリーガルエンターテイメント、朝ドラ『虎に翼』の第20週「稼ぎ男に繰り女?」。 「稼ぎ男に繰り女」とは、「外に出てよく働いて稼ぐ男と、家を守り家事をうまくやりくりする女」の意(コトバンクから引用)。 航一(岡田将生さん)との交際も順調なまま、寅子が新潟での任期を終えて東京へ去ることになった月曜日。娘の優未役は竹

メッセージ性のあるドラマ

「メッセージ性」という言葉があります。音楽の分野でいえば、分かりやすい例だと「反戦歌」。送り手に強く伝えたいメッセージがあり、受け手側からすれば「心動かされる」といったタイプの音楽。自由への希求、命の大切さ、人生への応援歌など。もちろん、苦手な人もいるでしょうけどね。 「メッセージ性」は様々な表現に存在し、ドラマにも当然あります。「リアルサウンド」の記事にこんな言葉がありました「『35歳の少女』の強烈なメッセージ性」。主人公が25年後に目を覚ましたら、夢に描いた理想の未来で

二人の悪女…今週の『虎に翼』

日本初の女性弁護士で、後に裁判官となった女性・猪爪寅子(伊藤沙莉さん)とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追い詰められた女性たちを救っていくリーガルエンターテイメント、朝ドラ『虎に翼』の第19週「悪女の賢者ぶり?」。 「悪女の賢者ぶり」とは、「心の悪い女が、賢人のふりをして、外見を装うこと」(コトバンクから引用)。 先週の航一(岡田将生さん)の告白を受け、部下の入倉(岡部ひろきさん)が涙した月曜日。航一のことを「つまらなくて、退屈な人だとばかり」

理想と現実…今週の『虎に翼』

日本初の女性弁護士で、後に裁判官となった女性・猪爪寅子(伊藤沙莉さん)とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追い詰められた女性たちを救っていくリーガルエンターテイメント、朝ドラ『虎に翼』の第18週「七人の子は生すとも女に心許すな?」。 「七人の子は生すとも女に心許すな」とは「七人の子どもまででき、長年連れ添った妻にも油断してはならない。女には気を許すな」ということ(コトバンクから引用)。 放火事件が発生し、朝鮮人の金顕洙(許秀哲さん)が逮捕された月