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俳優ノート

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気になる俳優さんの出演作についての覚え書きです。
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#俳優ノート

俳優ノート『窪田正孝さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、残り一週となった朝ドラ『エール』に主演した窪田正孝さん。 窪田さんとNHKとの縁は、『浪花の華〜緒方洪庵事件帳〜』(2009年)の主演に抜擢されてから。以降、朝ドラ『ゲゲゲの女房』(2010年)、大河ドラマ『平清盛』(2012年)を経て、朝ドラ『花子とアン』(2014年)でブレイク。 そんな窪田さんのNHK主演ドラマの一つが『4号警備』(2017年)。民間警備のボディーガード・朝比奈(窪田さん)の活躍を描い

俳優ノート『磯村勇斗さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回はドラマ『恋する母たち』に出演の磯村勇斗さん。 “ニチアサ”を見る習慣がないため、磯村さんが『仮面ライダーゴースト』のアラン役は知らず、多くの人と同様にその存在に気がついたのは、朝ドラ『ひよっこ』(2017年)でした。 ヒロイン・みね子(有村架純さん)が働く「すずふり亭」の見習いコック役で、当初はみね子と島谷(竹内涼真さん)の恋を見守っていたのですが、島谷が『過保護のカホコ』の麦野に変身したため、みね子をかっさ

俳優ノート『渡部篤郎さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回はドラマ『ルパンの娘』に出演の渡部篤郎さん。 10代の頃から演技の世界に入った渡部さんですが、1993年、モデル出身で、すでに高い人気を誇っていた村上里佳子(現RIKACO)さんと結婚。渡部さんが無名だったために“格差婚”などとも呼ばれたものです。 そんな渡部さんはその後、映画『静かな生活』(1995年)、『ストーカー 逃げきれぬ愛』(1997年)などで注目を集めていきますが、人気を決定づけたのはやはりこれ『ケ

俳優ノート『竹内涼真さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回はドラマ『君と世界が終わる日に』に主演する竹内涼真さん。 竹内さんを簡単に振り返ると、『仮面ライダードライブ』(2014年)で主演に抜擢。『下町ロケット』(2015年)以降、TBS日曜劇場の常連に。朝ドラ『ひよっこ』&『過保護のカホコ』(2017年)で大ブレイクという流れ。 そんな竹内さんでまず挙げたいのは、ブレイク前のドラマ『時をかける少女』(2016年)。何度も映画・アニメ化されている名作で、黒島結菜さんが

俳優ノート『田中圭さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回はドラマ『先生を消す方程式。』に主演する田中圭さん。 2018年の連ドラ版『おっさんずラブ』で大ブレイクした田中さん。遅咲き俳優ですが、それまでも数多くのメジャー作品に出演。そんな中から、まずはドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ(セカチュー)』(2004年)。 映画とドラマ、両方で実写化された作品というのは、どちらがいいかよく議論になります。『いま、会いにゆきます』とか、『タイヨウのうた』とか。『セカチュー』もそ

俳優ノート『阿部サダヲさん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回はドラマ『恋する母たち』に出演する阿部サダヲさん。 人気劇団「大人計画」の看板俳優でもある阿部さん。同劇団の脚本家・宮藤官九郎さんらとバンド「グループ魂」も結成。2005年には『NHK紅白歌合戦』にも出場しました。 宮藤さんの作品には「大人計画」の俳優がよく起用されますが、中でも多いのが阿部さん。『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)、『木更津キャッツアイ』(2002年)、『タイガー&ドラゴン』(2005年

俳優ノート『瀬戸康史さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回はドラマ『ルパンの娘』に出演する瀬戸康史(せと こうじ)さん。 今年8月に女優の山本美月さんと結婚した瀬戸さん。大ヒットした『私の家政夫ナギサさん』に引き続き、現在は『ルパンの娘』続編に出演と、すっかり売れっ子俳優に。 若手俳優の登竜門はいくつかありますが、瀬戸さんは複数のルートを辿ってきました。『ミュージカル テニスの王子様』(2006年)でテニミュ俳優、『仮面ライダーキバ』(2008年)で仮面ライダー俳優、

俳優ノート『伊藤健太郎さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は映画『十二単衣を着た悪魔』に主演する伊藤健太郎さん。 「学園ドラマは若手俳優の登竜門」といいますが、広瀬すずさんが主演に抜擢された『学校のカイダン』(2015年)もその一つ。ちなみに、最初の主演オファーは能年玲奈(のん)さんだっという話もありますから、代役ブレイク伝説の一つでもあります。 “プラチナ8”と呼ばれる生徒たちが牛耳っている名門高校に編入した主人公(広瀬さん)が、天才「スピーチライター」(神木隆之介

俳優ノート『間宮祥太朗さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回はドラマ『#リモラブ』に出演する間宮祥太朗さん(まみや しょうたろう)さん。 爆発的なブレイクではないけれど、連ドラレギュラーの常連というような人気俳優も多いもので、間宮さんもその一人。 敢えて挙げるならば、朝ドラ『半分、青い。』でヒロイン(永野芽郁さん)の夫役を演じて、知名度を高めたといえるでしょう。 後のブレイク俳優の宝庫となる学園ドラマにたくさん出ていて、『ヤンキー君とメガネちゃん』(2010年)、『弱く

俳優ノート『中村倫也さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回はドラマ『この恋あたためますか』に出演する中村倫也(なかむら ともや)さん。 高橋一生さんや田中圭さん、長谷川博己さんなど、30代を超えて人気に火が付いたブレイク俳優たち。その一人が2018年に一躍“時の人”となった中村さん。『ホリデイラブ』で注目され、朝ドラ『半分、青い』で人気を決定的なものにしました。 下積みが長く、その時代の作品にも魅力的な作品が多数。『土俵ガール!』(2010年)のまわし姿や、『メグたん

俳優ノート『長谷川博己さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は大河ドラマ『麒麟がくる』に主演する長谷川博己(はせがわ ひろき)さん。 舞台中心だった長谷川さんが『セカンドバージン』(2010年)でブレイクして10年。『MOZU』(2014年)、『デート〜恋とはどんなものかしら~』(2015年)、『シン・ゴジラ』(2016年)、『獄門島』(2016年)など、作品は印象に残るものばかり。 そんな中、まず挙げたいのがドラマ『鈴木先生』(2011年)。長谷川さんの連ドラ初主演作

俳優ノート『唐沢寿明さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回はドラマ『24JAPAN』に主演する唐沢寿明さん。 今では大物俳優となった唐沢さんですが、意外に下積みは長く、1980年デビューで、ブレイクは1992年の『愛という名のもとに』。というわけで、その前年の映画『おいしい結婚』(1991年)から。 当時、女性の結婚相手の条件に「3高」が挙げられていた時代を背景に、本当に幸せな結婚とは何かを描いた、名匠・森田芳光監督によるホームドラマ。 娘(斉藤由貴さん)の幸せを思

俳優ノート『岡田将生さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書きを「俳優ノート」として書いていくことにします。初回はドラマ『タリオ 復讐代行の2人』に主演する岡田将生さん。 美青年と呼べるような正統派イケメンの岡田さんは、その外見力を活かした青春系作品で活躍する一方、あえてクセのある人物や嫌な(クズ)男にも挑戦してきました。 まずは、日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞した『告白』&『悪人』(2010年)。前者では熱血ながら空気が読めない教師役、後者では殺された女性と一晩限りの関係を持つ嫌な大