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女優ノート

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気になる女優さんの出演作についての覚え書きです。
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#女優

『non-no』専属モデル女優

姉がいた影響で、少年漫画誌と同時に少女漫画誌を定期に読んでいた子供時代。時折、『Seventeen』『Olive』なども姉が買ってくるので、そちらも熟読。男性誌とはずいぶん違うなと、興味深く。 ホイチョイ・プロダクションの記事だったか、『POPEYE』の恋愛マニュアルだったか、ファッション誌別の女性の傾向と対策などという眉唾なものがありましたが、彼女へのクリスマスプレゼントなどでは、誌面に載っているものを参考にしていました。 そんなファッション誌も近年は低迷。女性ファッシ

2023年「ブレイク女優」候補をチェック

年末から新年にかけて、各芸能メディアの恒例となっている「ブレイク女優(俳優)」候補の記事。いくつかの記事を読みましたので、ちょっとコメントしたいと思います。 まずはモデルプレスの「2023ヒット予測 女優部門トップ10」という記事から。1位が山下美月、2位が吉川愛、3位が堀田真由、4位が南沙良、5位が福本莉子、6位が山田杏奈、7位が桜田ひより、8位が原菜乃華、9位が加藤小夏、10位が生見愛瑠(敬称略)。 ドラマ好きならほぼ知っているであろう人気女優がほとんどで、ブレイク済

女優ノート『関水渚さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回はホリプロ所属で、2021年冬ドラマ『アノニマス〜警視庁“指殺人”対策室〜』に出演する関水渚(せきみず なぎさ)さん。 芸能界の3大オーディションといえば「全日本国民的美少女コンテスト」、「東宝シンデレラ」、そして「ホリプロスカウトキャラバン」。実際、ホリプロ所属のトップ女優である深田恭子さん・綾瀬はるかさん・石原さとみさんは、同オーディションから輩出(高畑充希さんは別オーディション)。 とはいえ、同オーディシ

女優ノート『新垣結衣さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は来年1月の『逃げ恥 新春SP』に主演する新垣結衣さん。 2008年から毎年、日経エンタテインメントが行っている「タレントパワーランキング」。2020年の女優部門では、1位から順に新垣結衣・綾瀬はるか・深田恭子・石原さとみ・北川景子・有村架純・天海祐希・広瀬すず・長澤まさみ・広瀬アリス(敬称略)となります。見事に日本のトップ女優10人。 そんな中、異色なのがガッキー。『獣になれない私たち』(2018年)以来、連

女優ノート『高畑充希さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2021年冬ドラマ『にじいろカルテ』に主演する高畑充希さん。 大手芸能事務所ホリプロで、コンスタントに連ドラ主演する女優のトップ3といわれていたのが深田恭子さん・綾瀬はるかさん・石原さとみさん。近年、そこに加わったのが高畑さん。 2005年、中学時代にホリプロ主催のミュージカルの主演に抜擢されたのがスタート。以降、『ピーターパン』など舞台で活躍するかたわら、映像作品でもキャリアを重ねてきました。 そんな高畑

女優ノート『広瀬すずさん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回はドラマ『エアガール』&『あんのリリック』に主演する広瀬すずさん。 芸能界には「代役ブレイク」という伝説がありますが、広瀬さんが連ドラ初主演した『学校のカイダン』や、シリーズ化され大ヒットした『ちはやふる』は、もともと能年玲奈(のん)さんが主演予定だったという話。 『学校のカイダン』(2015年)は“プラチナ8”と呼ばれる生徒たちが牛耳っている名門高校に編入したツバメ(広瀬さん)が、天才「スピーチライター」(神

女優ノート『斉藤由貴さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回はドラマ『危険なビーナス』に出演の斉藤由貴さん。 斎藤さんというと、『少年マガジン』のミスマガジンでグランプリに輝き、明星食品のCMに抜擢されて注目された、と語られることが多いのですが、実は1984年の第1回東宝シンデレラオーディション出身です。 松岡修造さんの父親で、東宝名誉会長の功さんが、関連会社・東宝芸能の社長も兼ねた時代。沢口靖子さんがグランプリで、斎藤さんはファイナリスト。功さん曰く「歌がうまい斉藤由

女優ノート『綾瀬はるかさん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回はドラマ『天国と地獄〜サイコな2人〜』に主演する綾瀬はるかさん。 嘘かホントか、芸能界には「代役ブレイク」という伝説があります。本来、主演にオファーしていた俳優(女優)が、何らかの原因で話が流れ、代役のチャンスをものにした俳優がブレイクする、というもの。 古くは『3年B組金八先生』の武田鉄矢さん(本来は岸田智史さん)、『東京ラブストーリー』の織田裕二さん(本来は緒方直人さん)。最近だと『学校のカイダン』『ちはや

女優ノート『上野樹里さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回はドラマ『監察医 朝顔』に主演している上野樹里さん。 『のだめカンタービレ』(2006年)で大ブレイクした上野さんでしたが、大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』(2011年)あたりから、根拠の薄いバッシング記事が目立つようになり。しかし、『グッド・ドクター』(2018年)ぐらいから再評価が高まり、現在に至ります。メディアは得意の掌返し。 上野さんのエピソードで好きなのは、朝ドラ『てるてる家族』(2003年)で、共演

女優ノート『有村架純さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回はドラマ『姉ちゃんの恋人』に主演している有村架純さん。 朝ドラヒロインを務め、『紅白歌合戦』の司会も2度務めるなど、今や国民的女優の有村さん。デビューから10年の間には、スキャンダルもありましたが、今やそれも小さなことに感じるほどの大活躍。 まずはデビュー間もない2011年。有村さんの映画デビュー作となる『阪急電車 片道15分の奇跡』。関西の阪急電車沿線を舞台にした、ハートフルな群像劇。何度見ても感動する傑作。

女優ノート『鈴木京香さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回はドラマ『共演NG』に出演している鈴木京香さん。 キャリアが長く、代表作と呼べる作品がたくさんある人気女優さんの場合、どの作品をピックアップするか迷うところですが、まずは映画『ラヂオの時間』(1997年)。 デビュー以来、正統派な美人女優として、朝ドラ『君の名は』(1991年)などキャリアを重ねてきた鈴木さんは、三谷幸喜さん脚本のドラマ『王様のレストラン』(1995年)でコメディエンヌとして開花。その三谷さんが

女優ノート『松本穂香さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は映画『みをつくし料理帖』に主演している松本穂香(まつもと ほのか)さん。 ドラマや映画における「バーター出演」。人気俳優と同じ芸能事務所の若手俳優を抱き合わせ出演させることで、マイナスに語られることもありますが、若手に経験を積ませチャンスを与える点や、事務所の円滑な経営という意味ではプラス面も多いのかなと。 例えば、松本穂香さんが所属する「フラーム」。同事務所の有村架純さんは、先輩の吉瀬美智子さんの『ハガネの

女優ノート『仲里依紗さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回はドラマ『恋する母たち』に出演する仲里依紗(なか りいさ)さん。 最近は自身のYoutubeでも話題の仲さん。連ドラも2020年だけで『10の秘密』、『美食探偵 明智五郎』、朝ドラ『エール』、そして『恋する母たち』と出ずっぱりの売れっ子女優さん。 2010年のあるアンケート調査があって、「上半期“最もブレイク”した女優」で仲さんが1位でした。ちなみに2位以下は、北川景子さん、川島海荷さん、吉高由里子さん、佐々木

女優ノート『波瑠さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書きを「女優ノート」として書いていくことにします。初回はドラマ『#リモラボ』に主演する波瑠さん。 まずは波瑠さんが大ブレイクした朝ドラ『あさが来た』(2015-2016年)。それまでクールな役が多かった波瑠さんが、お転婆でちょっと天然、しかしどんな苦難にも立ち向かっていく“強い女”を好演。 大森美香さんの描くキャラクターはいずれもイキイキとしていて、五代様(ディーン・フジオカさん)の忍ぶ恋や、ふゆ(清原果耶)の初恋など、意外に恋愛要素