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マスク狂

遊園地ほど夢からかけ離れた場所はないと思うようになった。「カンセンタイサク」にまみれた場所になり果てた。マスク着脱に他人が平然と口出ししてくるようになった世の中に恐怖を感じる。

■2022年5月、千葉県にて、マスクで鼻が出ているとスタッフが飛んできて鼻まで覆うよう言われる。また、アトラクションで写真を撮影した時に写真用にマスクをずらしたら、写真が私たちのグループだけ販売されなかった。(そのルールを知らなかったので他の同乗者に申し訳なく思った。)

■2022年8月、大分県にて、マスク着用を言われたので、お願いは義務なのですか?と確認したところ、「はい」とのこと。屋内外問わずアトラクション、ショップ利用時はマスク着用と掲示板に記載あり。

■2022年9月、東京都にて、とあるアトラクションのスタッフが私のマスクが鼻が出ているということで、3-4回に渡り集中的に注意してきた。さすがに不快感が半端なく、本社へ連絡。複数回注意ということは会社としても指導はしていないとのこと。不本意ではあるが、「マスク着用不可」という申請をした。

■2022年10月、9月に訪れた施設に再訪。アトラクションは難なく乗れたが、
・外部業者のアトラクションにて9月に作成した申請書を見せるも「申請を認めた娯楽施設と別会社なので、着用は必須」とのことでかなり高圧的な言い方をされたため、利用を取りやめた。
・未就学〜小学生限定で遊ぶ施設にて、「施設内はマスクあるいは口元をハンカチのようなもので覆っていただく必要がある」とのこと。子どもが遊びたそうにしていたので、私が布マスクを着用。明日本社へ電話で事実確認&出入りしている会社間での意識共有をお願いする予定だ。


マスク着用のお願いという強制が恐ろしい。
しかも、絶望感を高めるのはいずれも20代から30代の若者からの発言であることで、闇が深いと感じる。彼らは平然とまるでロボットのようにお願いという名の強制をしてくる。何度も言いすぎて、言葉の意味が分からなくなっているのか。思考停止しているのか。上部からの指導もあるだろう。従わないと収入源を失うということもあるかもしれない。ちなみに、アトラクションで一番声をあげているのはスタッフである。飛沫が気になるなら、看板、アナウンスを増やして無駄な会話をなくせばよいと思うのは私だけか。

本当に感染が怖いなら一年半前の私のように家から一歩も出なければよい。コロナだけが病気ではないし、人は「カンセンタイサク」のために生きているのではない。

私はマスク着用を強制してくる全ての人に問いたい。あなたはいつまでマスク生活をするつもりなのか。海外ではマスクは終わっている。岸田首相は海外では素顔で要人と懇談していて、まさにダブルスタンダードである。政府が言うことが全て正しくはない。
岸田首相が2022年10月3日の所信表明演説で、新型コロナウイルス対策でのマスク着用について「引き続き、屋外は原則不要だ」と発言、さらに、10月7日の国会本会議で屋内でのマスク着用に関し「人との距離が確保できて会話をほとんど行わない場合は不要」と答弁したとのこと。そうであれば企業はいち早くその指示に従うべきだ。各企業の速やかな変更を希望する。

この2年半以上日本人は徹底的にマスクをし、律儀に「ワクチン」を打ったにも関わらず、日本が世界一の感染者数を達成し続けている事実。「ワクチン」を打っていたから重症化しなかったという、人の心の襞をつく表現が、人の行動を縛り付ける。「思いやりワクチン」という言葉が本来打ちたくない人にまでワクチンを打たせる契機になったことか。罪深い言葉だと思う。マスクは「安心」「マナー」という言葉も耳を疑う。
まず、人のマスク着脱になぜ「政治的判断」が必要なのか、という点に疑問を持たないといけない。自分の身体のことは自分が決めることだ。
すべてのことに対して疑いの目を向けることが大切だ。

マスクに関して戦わざるを得ない時、正直なところいつも心身共に消耗する。何も考えずマスクすれば楽だとも思う。しかし、私たちの、子どもたちの未来が素顔の世界に戻るためなら、勇気を出して声をあげなくてはと強く思う。


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追記
10.9 東京都施設の本社へ電話。マスクへの業者間での意識共有、子どもの夢を育む施設として、誰しもがマスクなしの世界を取り戻すため、岸田総理による屋内・屋外ともにマスク不要という発言を会社としてどう受け止めて行動に移すのか、と訴えた。その場での回答はなかった。

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