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コスパ時代における女子サッカーの勝ち筋はどこにあるか
可処分時間の取り合いになっている「コスパ時代」において、サッカーはいつの間にか圧倒的不利なコンテンツとして認定されているらしい。ハイライトは約6分にまとまるのにリアタイは90分も拘束するのだ。それでスコアレスドローにでもなったものなら時間を返せと言.. 先日のFOOT BRAINでも言及されていたが、試合中継でセットプレーの合間に即座にリプレイ映像を挟むその理由は視聴者の高揚をなるべく途切らせないためだという。多くの視聴者ニーズはそっちなのだろう分析ではハイライトしか求めていないのか。文脈も情緒もない世界だな。ファック
そんな中で勝ち筋は選手のキャラクターで惹きつけることだと思っている。「そこまでして」見に行く価値がある選手がいるのだ、と。幸い女子サッカーに詳しい人は世の中にまだ多くないからこそ、すぎるくらいの熱量でレコメンドすると「君がそんなに言うなら見に行ってみるか」となるのだ。
そうして興味を持たせることができたら、その選手を深掘るストーリーで惹き込みたい。生い立ち、苦労、成功、趣味、交友関係、今後の期待。さらに選手目当てで足を運んだサッカー観戦の、1日通しての非日常体験で沼にご案内しよう。スタジアムに行けばいろんなことが起こる。そのすべてが新鮮に映るはずだ。
個人的にはコスパコスパという人ほどそれに反比例した深さの沼に陥るのではないかと踏んでいる。だからこそ、選手の魅力を諦めずに伝えたいのだ。
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