ウミトロンの組織・働き方データまとめ
こんにちは!ウミトロンで人事・広報・Bizを兼任しております、あこてぃすです。随分とnote更新をご無沙汰してしまいました。。。
さて、ウミトロンもシンガポール・日本合わせてようやく30人程度の規模感になり、少し会社らしくなってきました。また、コロナで直近の選考のエントリー数は減っているものの、コロナ前は月に平均60-70人程度のエントリーをいただけるような会社になってきました。まだまだ知名度は世間的には低いと思いますが、ウミトロンのことを知って何かしらの軸にビビッときて多くの方にエントリーしていただけること、本当にありがたい限りです。
今回は、ウミトロンにご興味のある方・選考中の方向けに、コーポレートサイトや記事等では公開されていない、ウミトロンの組織データや働き方などが想像しやすいようなデータを一部ご紹介します。
※注釈がついているデータ以外は、2020年6月末時点の正社員を対象に集計しています。
組織について
2020年6月末時点で、社員の約7割が技術系職種(ソフトウェアエンジニア、ハードウェアエンジニア)です。また、多くのスタートアップから驚かれるのですが、同時点での離職率は0%です。
少しニュースの補足をすると、「Umigarden」というプロダクトは現在量産を開始しているスマート給餌機「UMITRON CELL」の前身のプロダクトで、養殖現場で使われていた既存の給餌機(餌やり機)にウミトロン開発のコンピュータを外付けし、IoT技術で養殖事業者のスマートフォン端末と接続させて給餌調整するようなプロダクトでした。真鯛養殖の聖地とも言える、愛媛県愛南町と研究契約を締結し、愛南町の生産者の方々、愛南漁協に多大なご協力をいただき実証を繰り返してきた結果、その後のプロダクト開発に繋がってきました。
スマート給餌機「UMITRON CELL」及び魚群の食欲をAIが解析する「UMITRON FAI(Fish Appetite Index)」に関しては、下記のムービーをご覧いただくとイメージしやすいです。養殖現場のイメージや課題がわからない方も、ぜひチェックしてみてください。
2020年も、目下多くのプロジェクトやプロダクト開発が走っています。この表の更新が追いつかない&スペースに入りきらないほどのニュースをお届けしていきますので、乞うご期待ください!
平均年齢32.9歳、何社かキャリアを経験している、もしくは1社に複数年勤めていてウミトロンに入社した社員がほとんどです。平均年齢20代のスタートアップも多く見かける中では、少し年齢は高めな方かもしれません。ウミトロンは階層を設けておらず、ティールに近い組織であり、カルチャーとしても非常にフラットで年齢を意識したことはほぼありません。例え相手がボードであっても意見をフラットに求められますし、求められなくても言いたいことがあればどんどん伝えています。
ウミトロンでは非常に個性豊か・バックグラウンド豊かな多様なメンバーが活躍しています。中には日本語が話せないメンバーも一緒に働いていますので、その場合のコミュニケーションは全て英語です。最初にアメリカ人のメンバーが入った日から、あたかも今まで社内公用語が英語だったかのように自然と彼がいる際のミーティングやSlackは英語になりました笑。英語が苦手な方は、勉強しておいて損はないです。得意な方は、ほぼ毎日使う機会がありますのでぜひ活かしてください。
技術系職種の多くが情報系や工学系の修士・博士の学位を取得しています。また、MBAを取得している(取得中)メンバーも複数在籍しています。知識欲が強く、突き詰めて考えること、体系的に学ぶことが好きなメンバーが多い要因かもしれません。
採用に関しては、資金調達前まではメンバー全員がリファラルでした。現在も積極的にリファラル採用を継続しています。コロナが落ち着いた時に、メンバーの友人・知人を招いて、プロジェクトにご協力いただいている生産者の方の養殖の魚を食べるFish partyの定期開催を再開できればと思っていますので、ご興味ある方はぜひご参加ください!
私は女性社員一人目として入社(女性比率7%…!)しましたが、徐々に女性比率も上がってきました。また、家族やお子さんがいるメンバーが半数以上いることも特徴です。「スタートアップって、ハードワークで家族との時間が取れないのでは…」という不安をお持ちの方もいると思いますが、朝6時から働き15時に退社して子供のお迎えにいく社員がいたりと、集中して効率的に働きながら家族との時間も大切にしている印象です。
働き方について
・利用ツール
チャットツール:Slack、グループウェア:Gsuite、社内Wiki:Confluence、プロジェクト管理:Wrike、オンライン会議:Zoom、音声コミュニケーション:Discordを利用しています。
Discordはリモートワークになってからテスト利用してみました。オフィスで働いていた時は、気軽にちょっと話しかけてホウレンソウすることができていましたが、リモートワークになるとわざわざZoomを設定して人を招待して起動させる一連の作業がめんどくさくて気軽にコミュニケーションする頻度が少なくなりがちです。
そんな時にある社内エンジニアから下記のnoteを紹介してもらい、ウミトロンでもトライしてみることにしました。
現在ウミトロンではバーチャルオフィスとまではいきませんが、多くの社員が話したい話題やプロジェクト毎にVoiceチャンネルを設定してそこで集まって音声コミュニケーションをとったり、自分の部屋を作って周りから話しかけられてもいい時は自分の部屋にinしておくことで、コミュニケーション取りたい人が入室してくる等の使い方をしています。私も「ちょっといいですか!?」と気軽にリモートでも話しかけられることが増えました。今後の働き方次第で、運用や使用方法も変わるかもしれません。
・リモートワーク
リモートワークについて上記で少し触れましたので、現在のコロナ下での働き方に関して記載します。緊急事態宣言が出る2-3週間前から、感染症予防のため社員は出勤する特別な事情がない限りはリモートワークになっていました。以前から家庭の事情や出張等の理由でリモートワークは行っており、かつシンガポール・日本間のコミュニケーションを頻繁にしていたため自然とオンライン&テキスト共有という文化が根付いていた結果、比較的違和感なくリモートワークに移行できました。緊急事態宣言解除後の現在は、オフィスにきた方がパフォーマンスが上がる社員もいるため、オフィスの席をソーシャルディスタンスがキープできるように変更した上で、任意で出社可としています。多くの社員はリモートワークを継続しており、オフィスには平均2-3名程度出勤している社員がいるような状態です。
・出張都道府県数:30都道府県
実は、47都道府県の内すでに6割程度制覇しています。これは養殖現場への訪問だけなく、会議やイベント、サプライヤーとの打ち合わせなど様々なパターンがあります。フィールドワークが好き、現場に自分の足で行きたい!という方には大変オススメな会社です。但し、結構タイトな出張も多く、突然決まったりすることもしばしばですので、そんなところも楽しんでくださると嬉しいです。
・海外出張国数:19ヶ国
現在は各国のコロナ対策での入国制限もあり、海外出張はしていませんが、コロナ前は結構な頻度で職種関係なく海外出張も行っていました。こちらも養殖事業者の現場訪問や展示会・カンファレンス等のイベント参加などが目的です。グローバルのプロジェクトを自分の手で動かしたい、グローバルで使われるプロダクトを開発したい方には、たくさんチャンスが転がっています。ちなみに、こちらも急にFIXすることが多く、一番私が衝撃的を受けたスケジュール感は「明日、タイ行ける人いますか?」というSlackが夕方に流れてきた時でした。こんなスケジュールも笑って盛り上がれる(もちろん、無理な時は断ってOKです!)心の広い方だとありがたいです。
番外編
ちなみに、7/14時点では835個と、すでに6月末から2週間程度で20個増えています(ウミトロン程度の規模感の他のスタートアップだと、このスタンプ数はどうなんでしょう…?多い方でしょうか?)。正直、メンバーも把握しきれない量になりつつありますが笑、多様なカスタム絵文字のおかげでSlackでのテキストコミュニケーションが盛り上がったり、独自のハイコンテクストな使い方も生まれたりと、カルチャー形成の一要素を担っているツールです。
2020年1月に集計した絵文字利用ランキングでは、上位に承認や同意、感謝、賞賛系の絵文字が並んでおり、これもウミトロンのカルチャーを表していると思います。日本語がネイティブでないメンバーも「ええやん」「神」「草」などのスタンプをぴったりのタイミングで繰り出してくるので驚きです。
・養殖現場で水没したスマホの数:2台
出張の際は、本当に、気をつけてください。池や陸上養殖など底が浅い養殖場でない限り、回収は不可能です。ちなみに2台とも海外で水没し、還らぬスマホとなっています。UMITRON CELLの操作チェック等、洋上でスマホ操作をすることも多いのですが、ジャージのポケットにスマホを突っ込んでるとヒヤっとすることが多々あります。。首から下げるストラップ+防水ケースなどで対策することをオススメします。
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いかがでしたでしょうか。少しでもウミトロンの仲間と働くイメージができるきっかけとなれば嬉しいです!
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