スクリーンショット_2019-06-21_21

Slackのカスタムスタンプをジャンル分けして公開します

こんにちは!ウミトロンのあこてぃすです。

最近は「あこてぃす」が言いにくいのか、「あこちす」「てぃす」「ちす」とどんどん短くなり、「あきこ」という名前の原型をとどめなくなってきました。

※ウミトロンは水産養殖×テクノロジーをテーマにしたスタートアップ です。詳細はHPをご覧ください。

さて、ちょっと前のtwitterで、Slackのカスタムスタンプで君が代を歌うツイートを発見し、抜群のセンスに恐れ入ったのですが、

「ウミトロンのSlackカスタムスタンプも、色々ウミトロンらしいスタンプがあったり、独特な使われ方してておもしろいよなあ〜。各社カスタムスタンプの種類や用途って違いそうだし、その会社のカルチャーがリアルに伝わりそう!」と思ったので、ウミトロンのカスタムスタンプを大公開します!

ちなみに、2019年6月25日時点では、総計341個のカスタムスタンプが作られていました。(これは果たして多いのか、少ないのか?)

では、早速以下ざっくりカテゴリ分けしてご紹介していきます!!

個人系

メンバー全員、自分を示すスタンプがあります。基本的にはSlackのアイコンやコーポレートサイトの写真、文字で表現の場合が多いです。ちなみに、1人1スタンプという訳ではなく、1人複数の人もいます。

例:私の場合、コーポレートサイト写真、あこちす、TISの3つ。ここにすでに「あこてぃす」は存在しません。

複数ある場合は、文脈やチャットのノリによって使い分けています。ちなみに、個人スタンプはみんな各自で自分のスタンプを作った訳ではなく、基本誰かがいつの間にか作ってます。この記事を書いておいてなんですが、私は1つもカスタムスタンプ作ったことないです笑(←おい)。

■使用例

・誰かがコメントしたことに対して、「いいね!」的な意味を込めて押し合う

・「このプロジェクト(イベント)興味ある人〜?」的な問いに対して、自分で自分のスタンプを押して意思表示する。「え、当然〇〇が行くっしょ」という意味を込めて、誰かに勝手に押されていることもある。

出張系

国内外問わず、出張が多いウミトロン。そんな時に出張スタンプが役に立ちます。特筆すべきは、ウミトロンの「We Work」こと、Joyfullスタンプでしょう。養殖が盛んな地域は海水温の高い四国・九州エリアが多いのですが、その地域に必ずといっていいほどある、「フリーWi-Fi&ドリンクバー」という最強コンビの揃った快適な空間、それがJoyfullです。きっと西日本出身の皆さんにとっては、馴染み深いファミレスかと思います。

■使用例

・飛行機に乗る際に「NRT→XXX」とコメントし、そこに「搭乗します」スタンプを押す。最近は個人スタンプと組み合わせて誰が登場するかがわかるようになっているケースも。

・着陸後に「arrived at NRT」とコメントし、そこに「安着しました」や「おかえり」「おつかれ」といったスタンプを押し合う。

プロダクト・開発系

ウミトロンならではのスタンプもあるので少し解説します。ウミトロンではIoT・AI・エッジコンピューティングといった技術を活用した、水産養殖向けスマート自動給餌機「UMITRON CELL®️を開発、リリースしているのですが、最初の5つのスタンプに関してはこの自動給餌機にまつわるスタンプです。

また、「はんでぃ」「イモはんだ」は半田ごてをプロダクト開発で使う際に生まれたスタンプです。

「テストです」「テストですおすし」は試験をする時に使っています。ちなみになぜ「おすし」がついているかというと、「〜ですし。」という語尾が変化したものだそう。お寿司を連想させることから、今ではテストの時には「🍣」の絵文字が使われることもあります。

■使用例

・現場に設置した「UMITRON CELL®️」から問題なく餌が出ているかどうか、搭載しているカメラから動画が綺麗に見えているか確認した時に「餌出てる」「見れてる」などのスタンプで喜びを表現する。

・Slackにエラー通知が飛んできた時に、「テストです」「テストですおすし」「🍣」などのスタンプで対応不要であることを示す。

褒める・盛り上げる系

ウミトロンで最も使用頻度が高いのが、この「褒める・盛り上げる系」のジャンルです。誰かが何か意見を言ったり、成果をあげた時に押したりして、Slackを盛り上げます。「すごい」で3種類(なぜか普通の「すごい」はない)、「さすが」は5種類あります。

■使用例

・とてつもなくいい事がある(テンションが上がる)と、こんな合わせ技スタンプが繰り出されることもある。

慰める系

物事が難航している状況や、ミスや失敗を報告するとき、普通は伝えにくかたり申し訳ない気持ちになったりしますが、そんな時も上記のスタンプや個人スタンプなどで、みんなそっとフォローしてくれます(もちろん、スタンプだけでなく、返信コメント等でも反応してくれます)。

■使用例

・「今日体調不良で休みます」連絡に、ほぼ全員「お大事に」で反応。

・ウミトロンが誇るスーパーフィールドサクセス、サイトゥさんの現場での健闘を讃え「ケントゥ」を押す(ウミトロンCEOのケンさんとサイトゥさんが2人で出張に行く際も使われることがある)。

同意系

「ん?同意系に、なんで蟹?」と思われた方。蟹は、「たしかに」と同様の意味で登録されています。「たしかに」に関しては、スタンプだけでなくSlackの文中で「たしかに」と打った時に、botが勝手に以下のような反応を返してくるので、いかに普段「たしかに」を多用しているのか思い知ります。。。社外の方がいるチャンネルで反応する時は注意が必要です。

社内で関西弁を普段使う社員は今のところ1名しかいないのに、関西弁のスタンプがちらほら見られるのも特徴です。

※使い方はそのままなので割愛します。

その他反応系

この中で一番使われるのが「草」スタンプ。笑いの意味で使われている「w」が草のように見えることから使われるこのスタンプを、日本語が話せない海外メンバーが使いこなしているあたりにエモさを感じます(ちなみに誰が教えたのか、「あざす」「azs」「なるほど」「たしかに」も適切なタイミングで使っています)。

■使用例

・「草」を上回る面白さのときに「竹」「梅」で笑いのレベルを表現。(松竹梅からランクは由来)

・ウミトロンのBizDev多田さんの口癖「ガチ」を、多田さんがコメントした際にみんなで押す。

・ハードウェアエンジニアわさぴーさんが、Slackで何かコメントをした際に「わさ…わさ…」スタンプで心のざわつきを表現する。

魚系

さて、みなさん正しく読めますか?

正解は「たい・ぶり・まぐろ・かつお・さば・ます・さけ」でした!そのうち、かつお以外は養殖されている魚です。

■使用例

・上記の魚が養殖されている現場の写真がSlackで流れてきたときに押す。

・おめでたい話題のときには「鯛」を、ありがとうございますと感謝を伝えるときに「鱒」を押すこともある。

歴史系

ウミトロンには歴史好きな人が多く、気づけばこんな歴史スタンプが…。ちなみに発端は、「〜終わり」というコメントが「おわり→尾張」と転じて信長スタンプが誕生し、それに合わせて秀吉や家康、光秀スタンプができました。信長も自身のスタンプの伝来プロセスにはさぞ驚いていることでしょう。

ちなみに最後の曹操と孔明のスタンプは、このnoteを書いている時に新たに発見し、まだ使われた形跡がないので用途を考え中です。。。

■使用例

・「Go!」「リスクを背負っても攻めろ!」的なコメントのときに信長スタンプを押す。

・「フレンドリー」「人たらし」的な流れのときに秀吉スタンプを押す。

・「じっくり待つ」「時間がかかる」的な流れのときに家康スタンプを押す。

・裏切られたときに光秀スタンプを押す。

以上、341種類全公開まではいきませんでしたが、いかがでしたでしょうか?会社によってカラーがでる部分だと思うので、他の会社の事例も気になるところです。

まとめ

Slackに関して真面目に思っている話を少しすると、

1.たかがスタンプ、されどスタンプ

非常に単純な話ですが、Slack上で自分が何か報告したことや意見を言ったことに対して「神」「ええやん」「ゴイスー」とかつくと、やっぱり嬉しいんですよね。「よっしゃがんばろ〜!」とやる気が湧きますし、嬉しいからこそ、他のメンバーが何かコメントした時も反応しようと自然に思えます。スタンプではなくコメントもらっても当然嬉しいですが、忙しくても手軽に楽しく短時間で賞賛や感情表現できるスタンプは非常にいいツールだと思っています。

組織作りには「心理的安全性」が一番重要で云々とか、雑談がある組織がいい〜云々、と言われていますが、それらを実際の行動に落とし込むと、例えばこうしたSlackでの日々のやり取りやレスポンスに現れてくるのではないかと思います。

2.オンラインとオフラインのコミュニケーションバランス

出張が多く、オフィスもシンガポールと日本の2拠点にわかれているウミトロンにとって、Slackなどのオンラインコミュニケーションツールは必須です。ほぼ全てのチャンネルがオープンで、誰でも自由に参加ができ、情報を取りにいくことができます。日々、Slack上のコミュニケーションは重要な仕事の話からちょっとした雑談まで、活発に行われています。

ただ、全てをオンラインで伝えてしまうのではなく、意識して対面でもコミュニケーションを取ってバランスを取ることが大事だと思っています。

例えば、もちろん賞賛しあうにしても、直接「お!いいね!」「やったじゃん!」「おお〜すごい!」と言ってもらう方がテンション上がります。なので、本当にいいことであれば直接伝えた方がいいです。対面でのコミュニケーションがあるからこそ、Slackなどオンラインコミュニケーションでスタンプついた時に「あ、この人こんなテンションで今これ押してるな(にやにや)」といった推測ができて、余計に嬉しくなります。実際、ウミトロンでも朝会や週次のStand-up mtg、四半期ごとのレビュー会で良いことを積極的にシェアしています。

そして、特に何か直すべき点や失敗に関してフィードバックする時は、なるべく対面や電話等で伝えるようにした方がいいと思います。いろんな制約があってどうしても文字情報しかやり取りできない場合は、私は言葉選びに極力気を使うように心がけています。文字情報だけだと、相手がどんなテンションで言っているのかわからず、キツく伝わってしまったり語弊が生じてしまうこともあるからです。

ただ、今後メンバーがどんどん増え、積極的にグローバル展開していくフェーズで、どのようにオンライン・オフラインのコミュニケーションバランスを取るかは一つ課題になりうると思います。事例何かあれば、ぜひ教えてください!


最後に、ウミトロンのカスタムスタンプを見て、「自分とカルチャー合いそうだな〜楽しそうだな〜」「歴史好きにはたまらん!」と思った方は、現在採用強化中ですのでぜひご応募ください!

ちょいちょいメンバーの名前出していますが、ウミトロンの個性豊かなメンバーが気になった方はこちらに全員写真とプロフィールを公表していますのでご覧ください!

そして、個人でTwitterもやってます!「いけす女子」で検索すると、1人しか出てきません笑。採用に関するご相談DMをいただく事も増えました!お気軽にフォロー、DMいただければと思います!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?