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コーヒーの一枚 41

秋眠あかつきを覚えず。

眠い・・・ひたすら眠い・・・いや、秋の朝にこんなに眠たいとは。
よいしょと起きて、1階へ降り、お湯を沸かす。窓の外はもうすでに明るい。今日も朝焼けが私の目覚めを追い越していた。

昨日そんなに疲れることをしたのか?いや、朝起きて、ご飯食べて、着替えて、散歩に出かけて、帰宅して、着替えて、昼ご飯食べて、パソコン開いて、メールして、noteのある企画に参加したいなと思い、頭をひねり、脳みそをかき混ぜて・・・結論が出ない・・・疲れた。あぁ、やっぱり疲れることしたんだ。

そして、寝る前に、明日の散歩のラッキー方角をチェックしようと、ちょっとだけのつもりが、あれよあれよという間に、1時間ぐらい経っていた。それも原因だ。

白湯を飲む。

今日はもう、完全に目覚めが悪い。そして、倦怠感と吐き気と眠気。とりあえず、吐き気止めを飲んで、いつもの朝のルーティンをやってみる。でも、朝ご飯の後片付けをして、ひと息ついたら、ものすごい眠気が襲ってきた。

念のため熱を測ってみる。平熱。他の身体の部分に異常がないか、自分なりにチェックする。どこも異常なし。ただひたすら眠いだけ。うん、寝よう。寝てしまおう。そう思うやいなや、すうっと二度寝に突入していた。

1時間後、目覚めた。おはよう。少し気分がすっきりしていた。が、快適ではない。今日の散歩は休もう。別に何か強制されてるわけでもないし、歩けない時は休んだっていい。そう思って休んだ日は、もう数日ある。

ラッキー方角は西。

散歩を休むと決めたものの、ラッキー方角が頭をよぎる。プチドライブに切り替えてみるか。西か・・・住宅街の崖の上に珈琲屋があるなぁ・・・よし。

出かける準備をして、車を西へ走らせる。太陽はまだ真上なので、そんなに眩しくはないが、暑い。朝晩は冷えて冷たい空気が流れているのだが、昼間は25度超えの夏日が続く。そんなに暑かったら、せっかく植えた冬野菜が台無しじゃないか。

そんなことをブツブツ思いながら、丘の上にある住宅街へ入っていく。そして、住宅街と道路一本挟んだところにある珈琲屋へたどり着いた。店は丘の端っこに建っているから、見晴らしがいい。

撮った!

店に入って注文する。暑いけど、逆光のカフェオレの気分ではない。何だろう・・・ちょっと甘めの気分転換がしたい。なので、今日はキャラメルラテを注文した。

豆を自家焙煎しており、ブレンド豆も豊富に揃った、こだわりが詰まった珈琲屋で、立ち寄るお客は多い。店内で飲む派とテイクアウト派は、テイクアウト派が多いように思う。

私は、たいてい店内で珈琲時間を過ごす。今日みたいに気分転換したい時は、なおさら、だ。
木のカウンターテーブルに座り、キャラメルラテを一口、喉に流し込む。すうっと身体の中に広がる甘さ。これがまた癒やしの時間を、より一層ゆったりさせてくれる。

目の前の景色は田んぼと畑だが、このなんとも言えない倦怠感をほぐすには、それでも十分だ。温かいキャラメルラテを飲みながら、頭の中を空っぽにしていく。気持ちがほぐれていく。が、ふと、先日旦那の実家からリフォームで要らなくなった立派な植木鉢を思い出した。

よし、帰りに花を買って帰ろう。

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