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毎月のプレッシャーとため息と落胆

ずっと、公の場では触れないようにしてたことがあります。しかし、最近少し限界を感じているため書き綴らせてください。

25歳、新婚当時に子宮頸がん検査を受けたときに「要再検査」となり泣き崩れたことを今でも鮮明に覚えています。そのころは、知識もなく「私は子宮頸がんなんだ」と思い込んでしまったからです。夫とは「子供が欲しいね」と結婚前から話していたので、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

結局、子宮頸がんではなく中度異形成ということで定期的に検査を受け続けることに。最終的には、平成30年に高度異形成へとなってしまったので円錐切除の手術をしました。

高度異形成に近付いているからと大きな病院へ紹介されたのが、息子が幼稚園年長のころです。本当は、そのころに2人目を望んでいたのですが担当医から「もう少し待ってね」と言われ続け、気付けば私は30半ば。夫は40代となりました。

手術を終え妊活をスタートさせたとき、すぐに授かれるだろうとお互い思っていました。息子を授かれたんだから大丈夫だろう、周りもみんな妊娠しているし大丈夫だろうと。

現実はそんな甘いものではありませんね。毎月基礎体温がガクっと下がった朝は悲しくなります。夫へのLINEも申し訳なくなる。

1度、基礎体温が全然下がらず「これは!」と思ったときもありました。しかし、結果的に周期がずれていただけで妊娠はしていません。はりきって夫と検査薬買いに行ったのに。

息子も「弟が欲しい」と話しており、周りのお友達をうらやましく思っているのかなと胸が苦しくなります。息子の周りはみんな3人兄弟とか4人兄弟とかでにぎやかなんです。私と夫も口には出さないけれど、こんなふうににぎやかに暮らせたらいいなと思っています。

特に感じるのは、キャンプとか公園に行ったときに子供が息子1人しかいないとき。ここに弟か妹がいればなと思ってしまいます。

親が遊んであげても、なんか違うんですよね。子供同士の方が楽しいみたいで、最近は「ママと公園とか行ってもつまらない」と言われます(泣)

気長に授かるのを待とうと思っても、年齢のこともあるので悠長なことは言っていられません。仕方ないです。頑張れても今年いっぱい。それを過ぎたらもう諦めると決めています。

でも、そのときが来ても諦められるのか自信がありません。頭ではわかっていても心が納得できない。「もう少し頑張れば授かれるんじゃないのかな?」「今諦めたら息子は悲しむんじゃないかな?」こんなふうに考えてしまいそうです。

実際、身近なママ友は2人目を諦めると決めたとき泣いたと言っていました。私もきっと同じだと思います。そんなスッパリ諦めることなんてできません。

サプリメントを飲んだり、睡眠時間を削らないように仕事のスクジュールを組んだり、タイミングを多めに設けたりとしてみているけれどうまくいかないものですね。

不妊治療もよぎりましたが、我が家は選択肢から外しました。金銭面で続けるのは難しいだろうからと。

最近では、妊活の諦め方とか2人目を諦めるとか、後ろ向きな検索ばかりしています。息子が1人いるんだから贅沢言っちゃいけないよねと思いながらも、息子がいるからこそ、2人目が欲しいとも思ってしまいます。息子と弟や妹が一緒に過ごしている姿が見たいと思ってしまうんです。

「なんで兄弟いないの?なんで一人っ子なの?」こんなことを隣に住んでいる子供から言われました。そのときはまだ息子も幼稚園児でよく分かっていませんでしたが、私はずっと心に引っかかっています。

そんなの私が聞きたい。なんでうちには赤ちゃんこないの?いつ来てもいいのにと。

テレビでは、虐待や放置で悲しい思いをしている子供のニュースが頻繁に流れますね。あの子たちがもし私のところに来てくれれば大切に育てたのにと思ってしまうんです。

命を授かること、無事に出産をすること、育児をすること。全て簡単なことではありません。奇跡に近いことだってたくさんあると思います。

今月もリセット。来月こそは奇跡が起きますように。


息子のために使わせていただきます!