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180705 部分が全体に奉仕しないデザイン

午前中からお昼過ぎまでプロジェクトの打ち合わせ(チームで、大学で使うあるプロダクトを作っています)。
かなりスピードが求められている局面ということもあり、その場の議論・判断でポンポンと決まっていく。心地よくもあり、怖さもあり。状況が変わると判断も変わることもあるので。

制作を担当してくださっている方が打ち合わせの中盤あたりで試作品を持ってきてくれて、盛り上がる。
試作品を眺めていると、先に決断したことの中でひっくり返したほうがよいかなと思うことがいくつかあり、恐る恐るアイデアを口にすると、快く受け入れていただいた。ありがたいです。いいものを、いいくうきで作りたい。

夜は、制作のために文章を読む。
部分が全体に奉仕しないようなデザインのあり方を考えている。いまのところ、ふたつの方法があるのかなという気がする。

ひとつは、まず全体を仮設した上で、それらを半ば裏切っていくように部分をつくっていく方法。
もうひとつは、先にバラバラな部分があって、それらをなんとなくつなぐようにして全体をつくる(「つくる」というよりも、結果として「現れる」ようなイメージ)方法。

いずれにせよ、はじめの一手目のなにか、をどうはじめるかが重要な気がしている。

#日記 #エッセイ #デザイン #建築 #部分と全体 #インドネシア #写真

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