180715 耳元で囁く彼女

夢の中で、猫を抱いていた。
小学生だったころに、彼女は近所のお姉さんの家に拾われてきた。名前を付けてもらえない?と頼まれて、弟とあーでもないこーでもないと考えたことを覚えている。

夢の中ですり寄ってきた彼女は、懐に飛び込んできて、そのあと耳元でなにかを囁いた。そして、肩によじ登り、鎖骨のあたりを蹴ってふわりと飛んで、姿を消した。

彼女はなんと言っていたのだろう。たしかにひとの言葉を囁いていた。夢の中では理解していて頷いたはずなのだけれど、目が覚めてしまった後はどうしても思い出せない。

#日記 #エッセイ #夢 #猫 #名前


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