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新マガジン「分身」について
過去と向き合いたいので2017年(人生最大の事件があった年)の日記を書き起こす活動を始めます。
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その日記には『分身』という名前で、私が唯一自分の思いをぶちまけたノートです。私は最終的に遺書としてこのノートを使おうと思っていましたが、結局死ぬことができず手元に残りました。
このノートは、自分の醜い思いが投影されている『黒い存在』だと思ってきました。
だから何度も自分から遠ざけたい / な
2017/01/29の日記
死にたい。後悔する暇もないうちに死にたい。
何かに救いを求めることさえ疲れた。誰かに期待することも、無理できる私自身を自分に強制することも疲れた。
ずーっと眠っていたい。何もかもを気にせずに眠っていたい。もう全部終わりにしたい。
目が覚めたらい暗い現実が待っている。
私は何を望んでいるのか。いや何も望んでいない。
むしろ私が欲しいのは、何もないこと。
人から同情されるのも蔑まれるのも何もかもがい
2017/01/30の日記
今日は担任の先生に優しくしてもらった。すっごく嬉しい。
だけどどこか悲しいのはなぜだろう…?
そうか、もうすぐあっけなく卒業だからか。
今私が悩んでいることも、卒業してしまえば、私が割り切れようと割り切れまいと強制的に完結させられちゃうわけで…
その結果に未来の私が納得できるかわからないから不安なんだよな。
あの事件のことは絶対綺麗には忘れられないのに、みんな私が卒業すれば「めでたし、めでたし」っ
2017/02/01の日記
この日の日記は、性格が悪すぎるのと、事件の核に繋がる文章なので、読む勇気がある人だけ読んでください。
読まなくても次回以降の読解に問題はありません。読むと少し理解がスムーズになるくらいです。
2017/02/07と2017/02/11の日記
2017/02/07
心が詰まってる。
不安だ、不安だ、不安だ、不安だ……!!
はぁーーーーーー疲れた。
話しかけられるとウザいのに、誰かの存在は常に感じていたい。
…どんだけわがまま女子だって。
めっちゃ心配してくれる善意100%の人こそが「ウザい」…とか、なんたる皮肉なことね!!
明日からどうしよう?私には決められないよー!
1人にしてくれ、そっとしてくれ、もう余計なことはしてくれんでいい。
2017/02/13の日記
ねぇ先生達。先生達の対応は絶対に甘かったよ。
センター前だからといって、今後の私のことよく考えずにたたみ込んで丸め込んで。
受験を応援してくれればいいってわけじゃないんだよ。
むしろその「明らかに見える」優しさで、私が不満を言うのを封じ込めてるようなもんじゃない。
加害者の〇〇にとっては、先生達が早めに忘れ去ってくれて好都合で、しかも生徒みんなの記憶からもフェードアウトされてラッキー!のびのび普通
2017/02/15の日記
結論から言いますとこれが最終回になります。
なぜ日記が途中で終わったかというと、さすがに受験本番(2017/02/25-26)に向けて勉強したのと、その後九大に受かって(加害者のことも先生達のことも親のことも全部)どうでもよくなったからです。
まぁ、そうやって問題から目を逸らした結果、大学も中退してしまうのですが、それはまた別の機会に📝
やっぱり死にたい。
私が事件のことを話さないように、先生