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御船山楽園ホテルでワーケーション

サウナシュランで連続1位を獲得し、殿堂入りしている
御船山楽園ホテル「らかんの湯」
サウナーなら知らない人はいないんじゃないでしょうか。
にわかサウナーの私ですが、今回思い切って、内省の時間をとるという名目で行って参りました。
興奮冷めやらぬうちに、私が事前に知りたかったことを中心に、記録しておきたいと思います。


御船山楽園ホテルへのアクセス

いろーんな行き方がありますが、
今回私がとったルートがたぶん一番、ラクじゃないかな?と思います。

  1. 飛行機で福岡空港へ
    佐賀にも、お隣の長崎にも、空港はありますが、本数が少ない。
    福岡空港なら、本数が多く特にLCCは選択肢が多い。

  2. 博多から武雄温泉駅
    リレーかもめという特急で約1時間。
    これも結構本数あるので、博多でちょっと遊んでから向かうのも○
    私は、朝早く博多着で、PayPayドームのビルでやってるチームラボを見てから、博多駅で駅弁買って、電車に乗りました。

  3. 武雄温泉駅からホテルまでは送迎あり
    予めお願いしておけば、ホテルの方がお迎えに来てくれるので、駅から車に乗ってすぐ。

(らかんの湯以外の)ホテルの設備等

チームラボの展示

  • ホテルロビー 呼応するランプの森
    ホテルに入った瞬間、異世界に迷い込んだようなこの景色。
    御船山楽園ホテルといえばこの眺めが有名。
    時期によって色は違うみたい。
    私が行ったときは、このオレンジだけで、ちょっと寂しかったです。時期的には、あじさいのハズだったんだけどな・・・。
    これは多分、24時間見られると思います。

  • Light Sculpture of Flames
    写真撮り忘れた💦
    光の点の集合で、立体の炎を作った作品。
    ロビーにある階段脇の廊下からひろーい部屋につながっていて、
    そこにでっかい炎があります。
    多分、11時ぐらいから夜まで見られるハズ。23時頃観に行ったら閉まってました

  • 生命は生命の力で生きている
    これも撮影忘れ。
    ↑の立体の炎のお部屋の外に、掛け軸みたいに展示されてます。
    映像の中で、生け花みたいなお花がゆっくり回転してます。

チームラボのHPより
  • 廃墟の湯屋のフラワーズボミング
    廃墟になってる元大浴場に、手書きの花々が生まれては散るインスタレーション。

  • 廃墟の湯屋にあるメガリス
    こちらも、廃墟になってる元大浴場にあるインスタレーション。
    60分かけて四季折々の花が入れ替わっていきます。

  • 憑依する炎
    廃墟の廊下の先にある炎(の映像)。
    ちょっとお化け屋敷みたい。
    アプリを入れておくと、その炎をアプリに収めることができる・・・けど、チームラボの炎コレクターでない限りは、”?”ってかんじかと。

いずれも、没入感あるのでぼーっと眺めるには最高。
宿泊している間、何度でも楽しめるのはかなりゼイタク感がありました。

EN TEA HOUSE

フロント横にある喫茶スペース。
呼応するランプの森とつながっているので、不思議~な空間でお茶できます。
ウェルカムドリンクもここで提供。

お部屋

  • 内庫所という別館にゼイタク和室あり。お部屋に露天風呂あり。
    ここだと夕飯が部屋食

  • リニューアルした洋室はサウナ付きのお部屋もあり。(ドラマ「サ道」で使われたお部屋)

  • 一番リーズナブルな本館和室はこんなかんじ。
    今回私が泊まったのもこのタイプ。水回りの古さ・狭さはあるものの、ほとんど使わないので問題なし。広い!
    ただ、古いのでコンセント少なめな点は要注意。

ホテルHPより

せっかくならゼイタク和室、とも思ったけど、”らかんの湯”に行きたいので、部屋の露天風呂は要らないな、となり、
部屋サウナ素敵ー!とおもったけど、”らかんの湯”に行きたいので、要らないな、となり・・・本館和室に落ち着きました。

館内にエレベーターが無いので、お年寄りにはお勧めしません。
行くなら足腰がしっかりしてるうちに!

お食事

  • 夕食
    一部プランを除いて、食事会場での提供。
    御船山の森林が見えるガラス張りの会場。
    名物の和牛しゃぶしゃぶやすきやきも選べるけど、
    今回はサウナメインなので「おまかせ会食ライト」に。
    どれもこれもおいしく、量も十分。
    九州独特の甘めの醤油で新鮮なお刺身、おいしかった!

  • 朝食
    食事会場での提供。
    和食中心。
    目玉はローストポーク。
    すんごくおいしい!!んだけど、朝食べるには濃厚すぎるのが玉にキズ。
    お昼にサンドイッチとして出してくれたら最高。

  • 昼食を食べるところは無い
    連泊のときに注意したいのは、ホテル施設内にランチできるところが無いこと。
    私は、朝食をしっかり食べ、夕食を早めにすることでランチ抜きにしました。
    朝風呂を終えて、武雄市図書館までお散歩して、そこにあるスタバでランチするのもよさそう。距離としては2キロぐらいだそう。ただ、山道がつらいかなぁ。

大浴場 らかんの湯

営業時間

  • 15時~24時
    この時間は、女湯は女湯、男湯は男湯。
    日帰り利用のお客さんもいるので、ちょっと混雑。

  • 6時~10時30分
    男湯・女湯入れ替え。
    宿泊客のみなので比較的空いてる。
    特にチェックアウト直前は、連泊の人のみになるので独り占めチャンスあり。

連泊の場合、10時半~15時までは、お風呂・サウナに行けないのでヒマ。
ずっと入ってるつもりだったのでちょっとガッカリでした。
が、その時間で昼寝したり仕事したりできたので、ちょうどよかったかも。

アメニティ

  • 男湯・女湯共通
    MARKS&WEB アロマスプレー(化粧水)・クレンジングオイル・洗顔フォーム・シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ
    (乳液がないので注意。だけど不思議と、アロマスプレーだけでも乾燥しなかった)
    今治タオル使い放題
    プラスチックのブラシ

  • 男湯
    ドライヤーがダイソン

  • 女湯
    ドライヤーがレプロナイザー3D

お部屋から手ぶらで行ってもOKな充実ぶりでした。
高級ドライヤーおいてくれるのは嬉しい。
歯ブラシ・コットン・綿棒セットなどはお部屋にあります。

男湯

  • 内湯
    外の様子がしっかり見えるガラス張り

  • (露天)薬湯
    薬草を入れた?袋が入ってる1人用のお風呂。寝湯のような感じで寝椅子がお湯に入ってるので、そこにゴロっと横たわってつかります。

  • 露天風呂
    3分の1程度は屋根が被ってます。雨でも入れる。
    温度低めでゆっくりつかれます。

HPより
  • サウナ
    薪サウナが無い今、男湯のサウナは1つ。
    黒い壁に囲まれ、最低限の照明と一筋だけ外の明かりを取り入れる隙間。
    御船山の虫や鳥の声だけが聞こえる静かな空間。
    御船山の天然水とほうじ茶でロウリュできます。
    サウナマットは、浴室内に使い放題できれいなタオルのものがあるので、持参不要。
    わたしは、独り占めの時間が結構あったので、寝そべりました!
    最高でした。
    温度は、私が愛用しているスパメッツァおおたかの森のサウナと比べると高すぎることはなく、ロウリュしても「痛い痛い痛い!」みたいになることはあんまりない感じ。でもしっかり汗はかけます。
    ただ、なぜかとにかく床が熱い。やけどしそう。
    あと、写真の通り、サウナストーブの背が高い・・・。
    私(149cm)は、ロウリュするときは上に上って、かける必要がありました・・・。
    ちょっと恥ずかしい。

HPより
  • 水風呂
    御船山の天然水を冷やした水風呂、16度。水が柔らかい。
    水深は120cmぐらいかな?149cmの私の脇の下あたりまで。
    長細いフロートがおいてあり、浮くこともできます。
    男性だと無理かもだけど、私は、フロートをUの字にして、脚と肩を預け、完全に全身ぷかぷか浮けました。

  • 外気浴 ととのい椅子
    サ道でも出てきた、ととのい岩(大きな岩の上にごろ寝するかんじ)
    ぷにぷにの大きな椅子(ちゅるん!と滑るので注意)
    ぷにぷにの寝椅子(ちゅるん!と滑るので注意)
    ふつうの椅子
    プラスチックのベンチ
    といろいろあります!
    ドラマ「サ道」では、床に寝そべってましたね。
    やってみたかったけど、虫の来襲が怖くてできませんでした。
    私のお気に入りは、ぷにぷにの大きな椅子かなぁ。

  • 喫茶室
    露天風呂の正面にある階段で二階に上るとあるのが、ガラス張りの喫茶室。
    寝椅子が2つ、椅子が3つありました。
    名物の塩プリンはもちろん、玉羊羹、ドライみかん、温かい番茶、デトックスウォーターや冷たい緑茶もありました。
    水分・塩分・糖分・ビタミンCまでとれる・・・!
    ランチ抜きをした2日目は、ここで塩プリンと玉羊羹を1つづついただいて、夕食まで胃をもたせました。

ホテル公式Instagramより
ホテル公式Instagramより

男湯は、女湯と比べるととーっても広い!
女性は朝しか使えないけど、夜の喫茶室から見る星空は素敵だろうなぁ、と思います。

女湯

  • 内湯

  • (内湯)薬湯
    (説明は男湯と同じ)

  • 露天風呂
    全体に屋根が被っていて雨でも安心。

ホテルHPより
  • サウナ
    女湯のサウナは2つ
    ①ドライサウナ
    露天風呂の奥にある建物のなかにある、真っ白な不思議空間。
    御船山の天然水のロウリュと、キューゲルというアロマ氷をサウナストーブに乗せることができます。
    が、このアロマ氷の種類が複数あり、香りが混ざる・・・。正直、臭くなる・・・。
    それ以外は、没入感のある空間で最高です。
    (こちらも、床がめちゃ熱いので要注意。)

ホテルHPより

 ②ミストサウナ
 
よくあるミストサウナ。特筆する点なし。

  • 水風呂
    ドライサウナがある建物内、サウナ室のすぐ外にあります。
    こちらも御船山の天然水を冷やした水風呂。デザインがかわいい!
    天井に明かり取りの窓のようなものがあり、差し込む光が幻想的。

ホテルHPより
  • 外気浴 ととのい椅子
    男湯と比べると圧倒的に、ととのう場所が無い!
    メインは、この「水を抜いたお風呂?」みたいなベンチ。
    床暖房が内蔵されてるらしいです。

LifTe北欧の暮らし https://lifte.jp/20220307-2/

ここ以外だと、ドライサウナの建物外に小さなプラスチックのスツールが2つ、露天風呂の脇に、上であぐらかけるぐらいの大きめの椅子(寝椅子ではない)1つ、喫茶室の外にロッキングチェア1つ。

  • 喫茶室
    こじんまりとした小屋。かわいくてオシャレ。絵になる。
    寝椅子1つ、ロッキングチェア1つ、丸太みたいな・・・座れると言えば座れるけどどっちかというとオットマン?みたいなの1つ。
    寝椅子の場所からは、空も見上げられる。
    男湯同様、デトックスウォーター、温かい番茶・冷たい緑茶・塩プリン・玉羊羹・ドライみかんあり。
    すぐ満員になっちゃうのがつらいけど、小さいからこそのかわいさ。

ホテルHPより

男湯も女湯も、係のひとがしょっちゅう巡回してくれていて、つねに「いま清掃を終えたばかりです」みたいな状態がキープされてます。
滞在期間を通じて、「また食べたい!」と思うのは、夕食・朝食ではなく、喫茶室の塩プリン。
コレは多分、お食事のプランをリーズナブルにしたせいではないと思う・・・。
お食事、地のものが使われていてとてもおいしいし、実はちょっとしたアクシデントのお詫びに上のプランのとろける牛肉もごちそうになったんだけど(そしてもちろんめっちゃおいしかったんだけど)やっぱりサウナでの体験を上回らないので、印象に残りにくくて。
「このホテルに行ったらコレを食え!」と友達に紹介するなら、やっぱり塩プリン。
小さなプリン(カラメルなし)が冷蔵庫にいつもぎっしり入ってて、それをとり、塩をちょっとかけて食べるんです。
これが、サウナ後の体に、最高のご褒美。
だれが考えたんだろう。天才。

二泊三日ホテル滞在中の過ごし方

ご参考までに私の滞在中のタイムスケジュールを。

1日目

14時チェックイン
お部屋でお仕事の連絡等

15時入浴

17時チームラボ展示見学

18時夕食

19時30分チームラボ展示見学
「廃墟の湯屋にあるメガリス」の四季が1周するまで見ました

20時30分入浴

呼応するランプの森でぼーっとして、
22時お仕事

2時ごろ?寝落ち

2日目

6時入浴

7時朝食

8時入浴

11時仕事・昼寝

15時入浴
塩プリンと玉羊羹で血糖値上げ

18時夕食

19時半 チームラボ展示見学
フラワーズボムの仕掛けをゆっくり確認。

20時30分入浴

呼応するランプの森でぼーっとして、
22時仕事

気づいたら寝落ち・・・3時頃目覚めたけどまた寝て・・・。
この日は化粧も着替えもせず。すっぴん浴衣で一日過ごしました。

3日目

6時入浴

7時朝食

8時入浴
同行したお友達は武雄市図書館まで散歩

9時30分 身支度と仕事

10時30分 チェックアウト
呼応するランプの森でおしゃべりしながら送迎の車を待ち、
11時に宿をあとに。

まとめ

噂に違わぬステキサウナでした。
薪サウナが再建されたらまた行きたいです。
私、超絶出不精なので、めったに旅行しないし、同じ宿に2回以上泊まることはさらに少ないのですが、御船山楽園ホテルは、また行きたい!
何がステキなのかなって考えたんですけど・・・

  • 喫茶室まで含めたサウナのデザインがオシャレ

  • サウナ室・喫茶室ともに静かで没入感あり、頭空っぽにするのに最適
    (これは、時期・タイミングの問題もあり)

  • つねに「清掃したて」をキープするオペレーション

  • 今治タオル使い放題の快適さ

かなぁ。
行くなら、独り占めできるとより感動が増すので、そのチャンスを狙うためにも、平日二泊以上をおすすめします。

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