見出し画像

言葉の力、信じる力

WBCロスの最中、昨日は大好きなお友達と会って、存分にWBCの話で盛り上がりました🙌
そこでも話題になった名言や栗山監督の采配。
ロスを払拭させるためにも、ここで一度、言葉を中心にWBCを振り返りたいと思います。
(写真は全てネットニュースから拝借)

*****

期間中につぶやいた、侍ジャパン公認サポートキャプテンの中居くんの言葉。

準々決勝前「負けたら終わり」ばかり伝える報道に嫌気がさしていたところ、試合前に中居くんが言った
「勝ったらアメリカです!」
この一言で、私が抱いていたモヤモヤを取っ払いました。

その後も中居くんの言葉についていくつかニュースになっていました。

準決勝で村上選手が放った大きな逆転二塁打で決勝進出を決めた直後。
「やっと起きてくれました!村上選手おはようございます!」

決勝9回のマウンドに上がった大谷選手。それまでDHで闘っていた大谷選手の汚れたユニフォームを見て。
「泥だらけのストッパー!泥だらけのリリーフピッチャー!初めてです」

どちらの言葉もTwitterでトレンド入りして、その言葉選びが話題になりました。
感動の瞬間を更に盛り上げてくれたその言葉は、野球愛に溢れた中居くんならではでした。


今回の大会で監督を務めた栗山監督。


日本の4番、村上宗隆選手。スランプ続きの彼を信じて4番に据え続けましたが、準々決勝で外して5番に。苦渋の決断です。

それでも村上選手の復調を強く信じ続けた栗山監督。
準決勝9回、1点を追う形で迎えた村上選手の打席。この日も良いとこ無しの村上選手を信じて代打を送ることはありませんでした。
ここで負けたら終わってしまう場面。不安な気持ちを抱えたまま打席に向かう村上選手。
そんな村上選手に栗山監督が送った言葉。

「ムネ、お前に任せた。思い切って行ってこい」

この一言でスイッチが入った村上選手。その後の逆転劇!
胸熱じゃないですか!!😭


そのほかの場面でも栗山監督が選手たちを強く信じて送り出していることがわかるエピソードが多く伝えられて、更に感動を深めました✨

復調したようにも見えていた村上選手を決勝で4番に戻さなかった理由もまた重みのある言葉でした。
「最終戦は4番村上でいきたかった。ただ、彼がもっと大きくなるために、宿題を残して次に進んだ方がいい。」
村上選手もまた
「3年後しっかり出て、次は全試合4番打てるよう頑張りたい」
と言っています。監督の宿題をしっかり受け取っています。

決勝戦前の円陣で大谷選手がみんなに声掛けした時の言葉
「憧れるのをやめましょう」
「憧れてしまったら超えられない。僕らは超えるために、トップになるために来たので、今日1日だけは憧れるを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。」

これを聞いた選手たちは鼓舞されたことでしょう。

大谷選手はそんな言葉だけでなく、プレイでも力を発揮。
印象的だったのは準決勝9回、勝つか負けるかの大事な場面で打席に立った大谷選手。集中して放った二塁打。
二塁ベースで「カモーン!」と後続を鼓舞しました。

この時の大谷選手の表情は忘れられません。こんな顔するんだ!と驚きもありましたね。
その後の4番吉田選手が四球を選び出塁、5番村上選手の逆転二塁打に繋がりました。

侍ジャパン公式HPより


最後に日本が闘った相手国の言葉で締めたいと思います。
準決勝で名勝負を繰り広げたメキシコ代表のヒル監督の言葉です。

「日本が勝った。だが、今夜の試合は野球界の勝利なんだ。」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?