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「ネオンライト」(歌詩)

夏の気配が去ったあとで
君の温もり探しはじめる
情けないネ。
ビルの間のお月様も
笑って見てる

背中丸め、都会を這いずり回って
御伽噺じみた夢見て
流行り歌も知らず
時間(とき)は君との日々で止まって
嗚呼……
馬鹿みたい!

青い月がぽっかり浮かぶ
摩天楼を見下ろすように
千鳥足で彷徨う街は
いつも煩い蛍光色

ネオンライトを濡れた舗道が照り返して
淡い幻想に誘われて
速い車走って、目の前の景色めくるめく
嗚呼……
夢みたい!

背中丸め、また今日も這いつくばって
御伽噺に胸焦がして
流行り歌が聞こえるよ
この錆びたハートに沁みるよ
嗚呼……
馬鹿みたい!

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