見出し画像

「希望号、宙をゆく」(歌詩)

こんな時代と嘆かないで
希望はいつもポケットの中に
広い海も穏やかな空も
想像力のまま

やがて暗い夜のなかを
漕ぎだす舟は弱くとも
雨もこえて 風を受けて
人一倍優しくなれるさ

心の糸を解いてよ
ああ 時の彼方からやってくる人よ
優しい気持ちに照らされて
きみは明日へと向かう

あんな時代もあったねと言って
笑いに変えてみせる強さよ
人は誰でも孤独だけれど
無力じゃないものね

いつか寂しい宇宙より
星の光が届くから
愛をのせて 夢をのせて
人一倍背伸びしようよ

心が折れてしまうとき
ああ きみが笑顔ならなんとかなるさ
光の速度で追いかけて
きみは未来を越える

心の糸を解いてよ
ああ 時の彼方からやってくる人よ
優しい気持ちに照らされて
きみは明日へと向かう

かけがえのない友よ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?