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「ふわふわ」(歌詩)

星が降る夜
忘れはしない
君の背中の爪の跡
“三日月みたい”
ふいに思った
翳る窓辺に
寝返り打つ

真夏の名残りかな
いろんな現象(もの)が
霞んで見える
そんなもんかな

星が消えたら
君は帰る
僕の知らない
遠い街へ
雨が降りそうな
匂いがして
傘を忘れた
君を想う

宇宙の塵みたいに
ふわふわ生きて
彷徨う僕ら
君もそうかな

誰かに褒められるために
僕らは生きているわけじゃない
ねぇ そうでしょ

星が降る夜
忘れはしない
君の背中の夢の跡

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