「はつ恋♭5」(歌詩)

いつもと同じ
あくびで始まる午後
きみの方を振り返り
気にする週末の予定

手帳の隅に
まだあるその空白
あの街に二人で出掛ける
そんな想像力で

誘うことも 嗚呼
出来ずじまいで沈む太陽
そんな繰り返しで
カレンダーをめくり
暗い部屋の小さなベッドで
現実逃避(あたまでっかち)はやめて
季節外れの歌でも歌おう

雨上がり 花が咲き
街路(とおり)は色彩(いろ)づく
なんでもない毎日にも
踊るようなきみの
洗い髪 薄化粧
素敵すぎるから
ボクはなにも言えなくなる
飾らないで
微笑(ほほえみ)

言葉はいつも
心に追い付かない
きりが無い いつか結ばれる
そんな想像しても

深い悩み きみが抱えたら
真夜中でも電話に出るよ
家(うち)を飛び出すよ
暗い部屋の小さなベッドで
妄想過多(あたまでっかち)になっちゃう
風に火照る身体預けよう

雨降りの帰り道
ふとした寄り途
商店街 アーケードで
すれ違うきみの
笑ったとき 片えくぼ
かわいすぎるから
きみの名前呼べなくなる
いつの間にか 青空

雨上がり 花が咲き
街路(とおり)は色彩(いろ)づく
なんでもない毎日にも
踊るようなきみの
洗い髪 薄化粧
素敵すぎるから
ボクはなにも言えなくなる
飾らないで
微笑(ほほえみ)

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