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ある夜 悲しみに触れた ある朝 さみしさに殺されそうになった 一晩中、 となりにいてくれたの…
買ったままで 読まれなかった本のような 沈黙のみたした夜に あたらしい本のページをめくれば …
あなたはどこへいってしまったの いとしい人よ 遠い季節よ はじまりは夕日の町角で 肩をぶつ…
春になる ねても さめても 春に染まる 街角も 頭のなかも 春をよぶ 大地が こころが 春をとら…
枯れ木は岩を枕にして 岩は波音を聴きながら 三年ぶんの冬をこえる ぼくは冷たいシングルベッ…