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寝かしつけのコツ『気持ち編』

おはようございます。

寝かしつけのコツ、今日は気持ちについてまとめてみます。


これまで、『環境』『体調』と分けてまとめてきました。

でも、実際のところ、目指すところは一つだと思っています。


それが”ゆったり、安心した気持ちで布団に入ること”です。


『環境編』で刺激が少ない環境を作ることを目指したのも、『体調編』で心地良く、不安のない状態を目指したのも、すべて”ゆったり、安心した気持ちで布団に入る”ための準備です。

遠足前夜に、わくわくしすぎて眠れない。

試験前に、どきどきしすぎて眠れない。

失恋して、悲しすぎて眠れない。

子どもも大人も変わらず、気持ちに揺れがあると寝つきが悪くなるのです。


子どもの世界は狭いので、家庭である程度気持ちの状態をコントロールすることができます。

保育園や幼稚園で何かあっても、家庭でほっとさせてもらえれば、落ち込んでいた気持ちを持ちあげてくることもできますし、悲しみも薄くすることができます。

寝る直前にこだわらず、子どもの様子がいつもと違うな?と感じたときにぜひフォローを入れてあげてください。

自分がいつもと違うことに気づいてくれた。

自分の気持ちを受け止めてくれた。

それだけで、子どもはほっと安心することができるのです。


あと、これは『環境編』でも書きましたが、”テンションを上げない”ことが大切です。

寝る前はとにかく刺激を制限しましょう。

絵本の読み聞かせをする時も、できるだけ穏やかな内容がおススメです。

照明を落としたり、穏やかな音楽を流したり……

寝かしつける側にとって、睡魔との闘いが激しくなることは避けられませんが……!

保育園での寝かしつけでも、保育士は自分が睡魔に負けないように必死です(笑)


あと、寝る前に姿勢や寝方について、子どもと戦ってしまうこと、ありませんか?

うつ伏せで寝てほしくないのに、うつ伏せにしないとぐずる。

ちゃんと毛布をかけてほしいのに、暑いから嫌だと泣く。

などなど。

保育園でももちろん日常茶飯事です。

私は「あ、そう?」とさっさと受け入れてしまいます。


だって、”眠ってしまってからいくらでも変えられる”から。


大人だって、今日は横を向いた方がしっくりくるなぁって日、ありますよね?

なんとなく足が熱をもってる感じがして、布団をかけると気持ち悪いんだよなぁなんて日、ありませんか?

子どもにもいろいろあるんです。

だから、後で変えればいいや~の気持ちで受け入れます。

眠くなってきている子どもに、理屈を語っても伝わりません。疲れるだけですし、子どもの気持ちが乱れるだけで、お互いに良いことはありません。

子ども自身がしっくり状態で横になる方が、寝つきも早いです。

今日はそんな日なんだね~くらいの気持ちで受け入れてあげてください。


『環境編』『体調編』『気持ち編』と、それぞれまとめてきました。

あとは『実践編』でしょうか。

私は寝かしつけが大好きで、できるだけ寝かしつけの時間に保育室にいたいタイプです(笑)

子どもによってしっくりくる方法が違うので、一人ひとりに合わせた寝かしつけ方をみつけたくて、日々実験を繰り返しています。それこそ、体調や気持ちによって微妙に変わってくるので、絶対これ!というものではないのですが。

私の保育士生活で培ったノウハウをご紹介できるよう、まとめてみたいと思います。


こちらもよろしければご覧くださいね。


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