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無印良品でつくる子ども空間

子どものいる家庭におススメの本をみつけたので、ご紹介しますね。

ちなみに、無印良品、とタイトルに入っていますが、無印良品でなければいけないわけではありません。無印良品をこよなく愛するムジラーさんたちの収納を紹介している本、というだけです。

収納の考え方については一緒ですので、無印良品以外の商品でも大丈夫です。


片づけできる子にするために 子どもを知ろう

「片づけなさい」ではわからない

視野が大人の6割ほど

腕の力が弱く、手先の動きも成長途中

集中力が続くのは10~15分


読んでいて、「そうか、知らない保護者さんもいるのか!」と衝撃を受けた子どものこと……ちょっと反省しました。こういうことを伝えるのが保育士の仕事でもありますよね。

やらないのではなくて、わからない。

途中で止めてしまうのではなくて、見えていない、気づいていない。

面倒くさがったわけではなくて、まだ力がなくて自力ではできない。

終わるまでやるのは無理で、終わらせることができる量にする必要がある。

知っているか知らないかで、イライラ度がかなり変わるのではないでしょうか。


特に、視野については、本当に見えていません。

あ、見えていないなと思ったら、「後ろはどう?」「あれ、なにか忘れ物してるよ」と声をかけると、周囲を見回すので気づいてくれます。


片づけできる子にするための STEP UP! LIST

大人がやってみせる

声をかけて一緒にやる

声をかけて自分でやらせる

声をかけずに見守る


やってみせることで、片付けがどういうことなのかを子どもに教えるところからスタート。

一緒にやってみることで理解が深まって、定着します。

そこから徐々に、子どもが一人でできるように、大人がフェイドアウトしていく。

ただ、子どもは波があります。

一度できるようになったことでも、できない日もあれば、やりたくない日もあります。特に幼いうちは、自分で自分の気持ちをコントロールすることが難しいので、一度「できない!」となったら持ち直すのは至難の技。

あえて「できるでしょ!」と突き放さず、「じゃあ、ここはお手伝いするね」と手伝う日があってもいいと思います。

自分でもコントロールできないもどかしさがあるときは、受け入れてもらえた安心感も大きいものです。


子どもの成長に合わせた片づけやすい部屋

置き場所がひと目で分かる、など、子どもにとって片付けやすい部屋にするポイントがあります。

成長するにつれ、こだわりも出てきます。

こだわりを生かした空間づくりも素敵ですよね。

特別なおもちゃだとか、思い出のある絵だとか、思い入れのあるものも増えていくので、どう管理するのかも学ぶ時期がきます。

飾ったり、箱に入れたり……

そうやって、自分のものを自分で管理する習慣がついていきます。



この本では、実例集が充実しています。

年齢はもちろん、性別や好きなこと、家族構成や生活様式。

同じおもちゃの収納でも、使いやすく、片付けやすい収納って違うんだなぁと見ていておもしろかったです。

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