【日記】2021年確定申告

　ようやく先日確定申告が終わりまして税務署の方に郵送いたしました。
　今年も死ぬかと思いながら作業をいたしました。
　確定申告の書類を制作するときは仕事ができなくなるのが困りものです。

　毎月きちんと収入状況や領収書を整理していれば、楽なんでしょうけれども、面倒くさいことは後回しにしてしまうのが悪いクセでして……。

●税理士さんに頼むことにした

　そんなわけで本年度から税理士さんにお願いをすることにしました。
　お安いコースでお願いをするので、ある程度はこちらの方で各月の領収書の振り分けや収入状況の整理をしなければいけませんが、ただ、そうした義務をしないとなかなか自分ではしませんからね。

　青色申告は特に面倒くさいことこの上ないですからね。
　株式売買や投資信託の記録などもあるのでかなり大変です。

　昔みたいにゲーム会社一社＋出版社一社くらいならそこまで大変ではありませんが、前回もお話ししたように今取引先が10社くらいあり、新規にまた新しい取引先も増えているので、収入状況の把握だけでもプチパニックです。

●取引先が増えるのは仕方ない

　ただ、シナリオライター業というのは本当に水物でして、ゲームのシナリオのお仕事は本当によくズレるんですよね。

「来月追加のシナリオの発注予定」と言いながら開発の遅れで２ヶ月後３ヶ月後になることも当たり前のようにあります。
　その１ヶ月２ヶ月の空白期間を別のお仕事で埋めなければいけなくなります。そうなれば、当然取引先も一社だけではなく、何社も必要になります。

　また、ソシャゲの場合は、突然サービス終了となることもよくありますし、シナリオ制作会社を経由して受注していた場合は大元のゲーム会社がそのシナリオ制作会社との契約を突然切ることもあります。
（その理由はいろいろとあるようですが、本題と無関係なので割愛）

　そのような状況であるために、フリーのシナリオライターは突然何が起きるかわからないような状況で働いています。

　安全のためにも複数の会社さんと取引をするわけですが、会社さんの数が増えるほど管理や状況の把握が大変になります。

　なので、請求書やお金の管理をきちんと別の人に把握してもらいたいと思っています。

●領収書の整理

　活動が広くなれば当然いろんなお金の使い方が増えてきます。

　昔みたいにひとつのプロジェクトだけならそれほどお金もかかりませんでしたけど、新規プロジェクトが次から次に来て、「これを見ておいてください」みたいに言われるけれども特にソフトや資料本をくれないこともよくあるので自腹で買います。

　良心的なクライアントさんは「請求書に上乗せしておいてください」と言ってくださる方もいますが。

　あとは今はデジタルで資料が送られてくるのですが、デジタルだと把握しづらいので紙に大量に印刷をするため、印刷料金もバカになりません。

　ソシャゲに関しては本当に長く続いてほしいのです。

　やっぱり新しいプロジェクトに関わるのは本当に情報を把握するだけでも一苦労なので、なるべく長くゲームが続いてほしいものです。

●２０２１年の収入状況

　おととしの１２月～２月ぐらいにかけては６連続キャンセルで、どうしたものかとプチパニックになりましたが、営業をしまくって新規取引先のおかげで、なんとか１９年と同じくらいになりました。

　ただ、忙しかった割には収入がよかったという気がしないので、今後は働き方や収入を得る方法をいろいろと変えていかないとなと思っております。

　今年はまた自コンテンツを制作する予定なので、外注もしていくため、ますます経理が大変になると思いますので、税理士の方にもお手伝いをしていただこうと思います。

　出費に関しましても、コロナということもあり、外出自粛していたせいか、大量にゲームを買うなど結構お金を使ったつもりでしたが、それほど出費もありませんでした。

　お金の使う先のこともよく考えて使用しないといけないなと思います。

●顧問弁護士さんか行政書士さんも雇いたい

　取引先が増えると、当然トラブルも起きやすくなります。

　未払いみたいなわかりやすいものだけではなく、一方的なキャンセル・最初と契約内容が違うということもよくあります。

　キャンセル料の交渉や最初の段階での契約で気をつけるべきことなどいろいろと不勉強なところもありますので、法律の専門家さんの助けをもらって自衛していきたいと思います。

●まとめ

　コロナのみならず、ソシャゲ業界の移り変わりなど、とにかくここ２、３年はいろんなことを体験いたしました。その一方、体験しなくてもいいようなことも体験したので、余計な雑務に心を囚われないようこれからはお金で解決できる問題は解決していきたいと思っています。

　もっと若い頃に体験すべきだったことだったかもと思いつつ、若い頃だったら心がまた折れていたかもと思うので、なんとも言えないです。

　ひとまず来年は今年の売上の1.5倍～2倍を目指しつつ、新しいことにいろいろと挑戦して知名度と人気を上げたいと思います。

　最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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　これまで６０タイトル以上のゲーム・ラノベ・シチュエーションドラマ・YouTube動画などの制作に関わって参りました。
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