【舞台感想】アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院「白きレジスタンス〜約束の行方〜」
アサルトリリィの原作者の尾花沢先生とピウスさんのご厚意で、今回もゲネプロを拝見させていただきました。
一言「最高!!」でした。
●以下ネタバレなし感想
今回はアサルトリリィのルドビコ女学院シリーズ再演であり、昨年の6月と9月に続く第3弾です。
さらには、第二部として本来今年4月に公演する予定だった「リリィコレクション」のショーの一部も披露するという豪華バージョン!
ぜひペンライトを持って参加していただきたいです。
これまでもゲネプロを何度か拝見させていただきましたが、ゲネプロって関係者だけだし、あくまでもリハーサルなので、演者さんも観客も本番に備えてそこまでテンションが高くないんですね。
もちろん演者さんはゲネプロも本気で演じていると思いますが、やっぱり観客がいるからこそ乗ってくるところもあると思います。
なので、本来なら本番の舞台の方が演者さんの本気度もファンの方々の熱気も相まって感動します。
しかし、今回はゲネプロからすごい熱気でした。
本番と見間違うかと思うくらいの熱気です。
普段ならテーマ曲の場面もゲネプロだとあまり手拍子する人が少ないのですが、今回は手拍子したりペンライトを振ったりする人が結構いました。
ただ、もっともっと演者さんを喜ばせるためにも、我々観客側もペンライトや手拍子で応援したい気分になりました。
リリコレが全公演中止になったからこそ、演者さんの本公演にかける意気込みや熱意もゲネプロの段階から感じ取れましたし、涙ぐんでいるような演者さんもいたような気がします。
誰が悪いというわけではなく、こんなご時世ですから一歩間違えれば、たくさん練習をして、たくさんお金をかけてきた舞台が簡単に中止になってしまいます。
その中で、健康や感染症対策に気をつけながらも、突然中止になるかもしれない、という不安を押し殺して稽古に励むというのは、本当に精神的なプレッシャーが大きいと思います。
それを乗り越えて、今回無事に本番を迎えられたことは、本当によかったと思います。
また、2時間の舞台を1日2公演するだけでも大変なのに、リリコレを待ち望んでいたファンのために30分のSHOWまでするなんて、本当にありがたくて拝みたくなってきます。
この30分のSHOWも本当によくて、リリコレが見たかったのと、直前の本編を踏まえたこともあって、最初から最後まで号泣ですわ。
30分短い短い。
ずっと見ていられます。
あと1時間半は余裕で見ていられます。
ますますリリコレの再演か、ライブを単独で見たいですね。
リリコレが全公演中止になったのは、本当に残念ではありますが、ただ、だからこそ今回の公演では宮瀬玲奈さん始めとして、リリコレに出演する予定のなかった演者さんもリリコレの曲を披露したのがまた泣ける……
本当に今回は演者さんもピウスさんもお客様を喜ばそうと、全力でかかってきているので、ぜひ観客の我々もその熱意にこたえたいですね。
これまでの3公演を超えて、ルドビコ女学院もキャラクターの関係性や展開もはっきりしてきて、非常に盛り上がってきています。
こんなご時世ではありますが、ぜひ現地に行ける方は現地で観劇していただいて、それが難しい方は配信でご覧いただきたいと思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
●ネタバレあり感想
ギミラブは泣いた。格好良すぎて号泣した。
ルドビコ女学院はアイドルソングが多い中、ギミラブは元々御台場女学校の曲だったらしいので、一曲だけ浮いているレベルで格好いいのです。
今回はルド女メンバーだけでもあんなに格好いいのに、本来歌うはずだった御台場メンバーの燈や治様が踊ったら、どうなっちゃうの!?ってレベルで、心の中ではスタンディングオーベーション!
感染症対策で立てないので両手を前に出して全面拍手!!
本編は新キャラもたくさん入りつつも、やはり佳世様と小阪先生のインパクトがすごすぎて、全部持っていきます。
本来なら○○が起きた後に、小阪先生のギャグシーンは普通のストーリーテリングのセオリーからした御法度なのですが、小阪先生なら許せる説得力とそれを可能にする遠藤三貴さんの演技力。
ある意味、メリハリがよかったですね。
小阪先生はキャラクターのインパクトが強くて、大勢の登場人物の中でも、存在がはっきりしているのが非常によかったです。
とにかく主役を喰うレベルで印象に残るキャラクターなのですが、それくらい強力なキャラクターの方が舞台映えすると思います。
ぜひ小阪先生をご覧いただきたいと思います(笑)。
■余談1
実は今回のゲネプロと同じ時間に、とある収録がありました。
こちらの収録の立ち会いのお誘いもあったのですが、残念ながらゲネプロを拝見したのでお断りしてしまいました。
収録を拝見する機会などめったにないので、ぜひ参加したかったのですが、見事に重なってしまいました。
その話もいずれ機会がありましたらお話ししたいと思います。
■余談2
本日12時にお知らせがありますので、よろしくお願いします。
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