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AIと一緒に目標達成する方法を考えてみた

AIツールで何ができるか?


定期的にUIデザインについて思索的に考える視伝研

今回のテーマは「AIを使って何かをする」。
様々なAIツール(ここに色々なツールが紹介されてます)を試しながら、何ができるのか、どうできるかを試行錯誤しました。

そして最後に、

「誰が一番AIをAI(あい)しているか?選手権」を開催。

私は今回、
AIを日頃の習慣改善や目標達成に役立てることができるのではないか、
と考え、アイデアを出してみました。

どうしたらAIを使って目標達成できるか?

私たちは大抵、何かしらの目標を掲げて生きています。
「夏までに筋肉をつけよう」、「来年までに転職しよう」etc…

しかし、それらの目標が達成されることはほとんどありません

主な理由は以下ではないでしょうか?

  1. 目標に向けた行動をしようとしても、誘惑に負けてしまう

  2. 1度立てた目標を忘れてしまう

  3. 目標へのプランが明確にイメージできない

今回は上記3つの問題に対して、AIの助けを借りて解決を試みました。

①:AIを使って弱い自分に打ち勝つ〜天使と悪魔ジェネレーター〜

「目標に向けた行動をしようとしても、誘惑に負けてしまう」。。

これはいわゆる「頭の中で天使と悪魔が語りかける」状況が起こっていて、毎回悪魔が勝ってしまっているわけです。

であれば、毎回天使が勝つようにすればいいわけです。

というわけで、Chat gptを使って天使と悪魔に議論させ、天使が勝つテンプレートを作成してみました。

テンプレーーーーーーーーーーーーーー

以下の要素を入れて、簡単なストーリーを書いてください。

**テーマ**

目的=
したいこと=
やってしまうこと=

私は(目的)のために、(したいこと)と考えています。しかし、いつも自分の中の悪魔に唆され、(やってしまうこと)しまいます。そんな自分の中の天使と悪魔の葛藤をコミカルに描きます。最後には天使が悪魔を論破して、私は(やってしまうこと)代わりに(したいこと)を始めます。

**登場人物**

私:(あなたの特徴)。(〜したいor〜したくない)と思っている。

天使:論理的で思慮深い。科学的根拠のある説得で私を良い方向に導く。
(ここにどういう感じに話して欲しいか追記するとよりいい感じになる)

悪魔:とにかく怠惰で強欲。難癖をつけて私を誘惑する。
(どういう感じに話して欲しいか追記するとよりいい感じになる)

**文章形式**

天使と悪魔が私に語りかけながら会話する形式で書いてください。

最後に天使から実行可能で具体的なアクションを提示してください。
・何をどのくらいやればいいのか
・いつやればいいのか
・どこでやればいいのか
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

試しに、

目的=キャリアアップ
したいこと=読書
やってしまうこと=スマホを見る

でやると以下のような回答が返ってきました。

こんな感じで回答が返ってきましたwww

頭の中で片付けるよりは、天使と悪魔に議論してもらうことで、ちょっと頭が整理されます。
また、具体的なやり方を提示してもらえるのもありがたい?

やってみての課題は以下かな〜と思います。

話し方が気になる、、、
天使と悪魔の性格や話し方をテンプレから調整できれば良さそう。

議論が無駄に長い
〜文字以内にするなど指定すればいけそう。

天使の説得力がもう少し欲しい
もう少し具体例とか根拠を示してくれるように調整したい。

実際に悪魔に誘惑されてるときにgptは開かんww
何か迷ったときに自動で起動するような仕組みがあれば面白そうだが、現状では限界がある。
その場で瞬時に判断を下すものよりは、もう少しじっくり考える必要がある行動に対して使用するのが良さそう。

こちら暇なときに改めてブラッシュアップしようと思います。(やれたらやる)

実用性は置いといて、天使と悪魔の議論を見ているとなんだか迷ってるのがアホらしくはなってくるので、ぜひ一度試してみてください。

②:AIを使って目標をイメージする〜キャリアプラン動画〜

続いては、

「1度立てた目標を忘れてしまう」
「目標へのプランが明確にイメージできない」

という課題に対して、AIに助けを求めました。

まず、自分の目標を箇条書きにし、それをChatgptにストーリー化してもらいました。

それを英語に翻訳し、Steve AI という動画生成AIツールを使って、動画にしてもらいました。

そうして完成したのが以下のキャリアプラン動画です。

動画のイメージがより具体的になれば、文章で書くだけよりも、自他共にどういう目標を描いているかがより鮮明になるのではないか?

クオリティはさておき、「キャリアプランを動画にする」という試み自体はみんなやるべきでは?と思いました。

最後に

今回、目標達成のために、自分の中の悪魔に勝てるようAIにストーリーを描いてもらい、自分の目標をよりイメージしやすくしてもらえるように箇条書きの目標を動画にしてもらいました。

どちらも高い完成度までは時間の都合もあり持っていけませんでしたが、うまくやればAIが自分を律するパートナーとして活躍してくれるのではないかと可能性を感じました。

今後も色々試しながら、可能性を探っていきたいと思います。

また、視伝研では他にも面白いAIを使った試みを含め、デザインについて様々な角度から研究をしていますのでぜひご覧になってください。


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