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#4 再生回数一桁でも毎日100日続けて感じたこと②(ひとりインプロと向き合う)

#4  再生回数一桁でも毎日100日続けて感じたこと②(ひとりインプロと向き合う)

    ↑①はコチラ

100日続けて感じたことの今回インプロ編ということで、毎日ひとりインプロをやっていった感覚と心境の変化とかを書こうと思います。

 ↑毎日ひとりインプロの再生リスト

まぁ、やったことある人や見たことある人なら分かると思うんですが1人でインプロするって大変なんですよw

当たり前だけれど自分1人でやってるから、困っても誰かが助けてくれることもないし、セリフもないので常に何の武器も持たず先の見えない真っ暗やみの中にいるような感じ。そこを自分の発想で切り拓く。

まさに道なき道を進む感じ

それでも一応まがりなりにも、これまでインプロバイザーとしてチャレンジしてきた経験から暗闇の進み方はいくつか心得てはいるし、即興するときに使ってるルールは、暗闇を進むための道標だったりするのでそれを頼りに進めていく。

ただ、この道標が厄介でその日のコンディションとか気分によってめっちゃくちゃ上手くいたり、全く使い物にならなかったりするんです。

最初の頃は『ペーパーズ』はすごく楽しかったけど、いまは下手になってるんじゃないかと思うぐらい上手くいくイメージがない(苦笑)

最初の1週間ぐらいまでは1人の役しか演じずに物語を作ってました。
てか、インプロで2人演じるなんて、無理やろと思って1人しか演じられなかった。

けれども限界はすぐに来てw
10日いかないくらいから、1役だけで話を進めるパターンが僕の中に無くなった。
とてもじゃないがこのままでは100日続けられんなと思って、2役を演じてみた。最初は片方を『ジブリシュ(でたらめ外国語)』で頭をあんまり使わないで1人2役演じてみたら以外にも思ったより出来て楽しかったんです。

そこから暫くは無敵状態でww 2役演じ分けることで演じれる幅がぐーんと広がって『インタビュアー』とかやれだしたんですけど、20日に越えると自分の演技のパターンとか前演じた発想の残りカスみたいなのにだんだん邪魔されるようになってきて、ゲームの数を増やす必要性が出てきた。

何故ゲームの数を増やすかというと、即興やるうえで新鮮さって凄い大事でいくらタイトルが違っても同じ人間が同じルールのゲームを続けてると慣れと飽きで自然と前にやったパターンに寄っていったりして、全く上手くいかなくなっていくんです。特にひとりインプロは自分の些細な感覚に敏感になって演じるので慣れや飽き、以前上手くいったカタチに影響を受けると途端にダメになる印象がある。

なので出来るだけ飽きないで新鮮にやれるようにいろんなパターンを増やそうと試行錯誤してるのがこの辺から。そこで追加したのが『あいうえお作文』。これも最初はかなりチャレンジングだったけれど、いまは普通にやれてしまう(笑) ただ、これをやったおかげで95日前後の新しい発見に繋がるのでやって良かったとは思う。

新しいルールや刺激を考えながらどうにか100を目指して、こなす感覚でやってたのが50~70後半ぐらいかな。たぶんこの辺は特に質が低いのではないだろうか。。。

後半の方は1本辺りの演じる作品の時間がだんだん長くなりだした。

100日が近づいて、クオリティをあげたいという気持ちがだんだん出てきたからだといまから振り返ると思うし、その見えないプレッシャーは地味にしんどかった。(結果的にはそんなに人数みられてないんだけどねww)
この辺りでやった『起承転結』ってゲームは気に入っていて、これと『あいうえお作文』は、もっと上手くやれば人に見てもらえる面白いものがひとりでも出来るかもしれないなと思ったりしてる。

この頃に前の記事にあるアンチのコメントもあって、やってる意味についてはすげぇ悩んだ。気にしないようにしてるつもりだけど、ふとした瞬間にそのコメントが浮かんでくるから、自分は気にしいだなと苦笑いした。

一本一本を客観的に見直すと面白くない部分、雑な部分もやっぱり多いし、おおっと目を引く要素も少ない。そう言われてもしょーがないなぁと分かっていたので改善できるところを探すけどなかなか分からないし、毎日、前日よりも良いものをと思っても即興でやってるから、自分も思ったようにはいかない。その辺が苦しかった。

苦しい中でも半分意地になって、続けてると不思議なもので新しい発見が降ってきた。動画の中でも言ってるけれど95日と96日の『あいうえお作文』は、これまでひとりインプロとは感覚が明確に違う瞬間があった。

ひとりなのに相手役とやってる感覚!

ひとりインプロと言いながらも、
インプロとひとりインプロとは別競技なくらい違う部分も多くあり、
僕のこれまでのひとりインプロは特にそれがはっきりしていて、
イメージですけど、物語の中に2人のキャラクターがいたとしてその2人のセリフもストーリーの大間かな概要もコントロールしたうえで、
自分の思ってない方や、困る方へ進むことで即興性を産み出していくそんな感じだったんですが、この時は誰か自分以外の相手とインプロしてる感覚があったんです!

具体的に説明すると
自分で演じてるはずのキャラクターAが、同じく自分で演じてるキャラクターBに本気で困らされたり、本気で疑問を投げ掛ける瞬間があったんです。
次の展開、次の相手のセリフとか考えず、その瞬間に100%キャラクターAとして本気でセリフを言ってる。そういう感覚。

それを感じたときに、ああインプロとは何と奥が深い世界なんだ。まだまだひとりインプロの入り口に立っても居なかったのかもしれないと思って、凄くワクワクした。

だから、クソほどしんどい100日だったけれど100日目を越えても続けようと思ったし、次のステージとして毎日ひとりインプロをやっていこうと101日目がスタートしてしまったのです。

100目以降は修業として目的と課題意識を持ってやっていこうそう思ってます。いつか誰もが面白いと思ってもらえるひとりインプロを目指して!!

関西インプロバイザー 秋桜天丸(@akizakuratenmar) 

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