秋の薬膳:白ごまじゃこまみれのひじきの煮物
秋はうるおい補給が大事。
ということで、今回はひじきの煮物。
え?
ひじきの煮物のどこが薬膳かって?
薬膳以外のなにものでもなーい!
メインになってるひじきと人参は、どちらも血を補う効果の高い食材。
血というのは別名を「陰血(いんけつ)」と呼ばれるんだけど、体をうるおわす力である「陰」を支える大きな存在なんだよね。
血流不足=陰不足で、体が乾燥しちゃう。
しかも、老化=乾燥だから老化も早くなる。
陰を補うことは、アンチエイジングに他ならないんだよー!
そして、今回は白ごまとじゃこも使ってひじきの煮物に、うるおい効果をさらにチャージするよ〜
《秋の薬膳:白ごまじゃこまみれのひじきの煮物》
<材料 3人前>
ひじき 20g
にんじん 1/2本
油揚げ 1/2枚
こんにゃく 1/2枚
白ごま 適量
じゃこ 適量
だし汁 150ml
薄口しょうゆ 大さじ2
てんさい糖 大さじ1と1/2
みりん 大さじ1
※てんさい糖は砂糖でもOK
①ひじきはたっぷりの水で30分戻し、
にんじんは少し太めの千切りにし、油揚げ、こんにゃくは短冊に切る。
③油をひいて中火で熱した鍋に、にんじんを入れてさっと炒め、軽く火が通ったらこんにゃくを入れて炒める。
④水気を切ったひじきを入れて1分程度炒めたら、油揚げを入れてまぜあわせ、みりん、てんさい糖、薄口しょうゆ、だし汁を入れ混ぜ合わせる。
⑤煮汁が沸騰してきたら火を弱め、落し蓋をして煮汁がなくなってきたらできあがり。
⑥ごまとじゃこを乾煎りして
⑦ひじきの煮物とあえたら、できあがり。
分量は3人前で紹介しましたが、倍量、3倍量とたくさんつくっておくと良いです。
3〜4日は日持ちもしますし、残ったひじきはカンタンに白あえにバージョンアップできます。白あえにする分は、じゃこはまぜずに取っておいたほうがよいでしょう。
ごまとじゃこは、食べる直前に乾煎りしたほうが香りがたって美味しいです。
ひじきの煮物は血を補うお惣菜の代表です。
これに、うるおい補給に白ごまとじゃこを加えて、秋らしい薬膳の一皿にしあげてます。
とにかく秋の体のケアに白ごまはとってもおすすめなので、なんにでも入れちゃうくらいの感じでもよいですよ〜^^
☆ひじき
血をつくり、腎を補うアンチエイジング効果。血圧やむくみ取り、高コレステロールにもよいです。
☆にんじん
血を作る代表食材。ビタミンAをたっぷり含むので目の疲れにも
☆こんにゃく
食物繊維たっぷりで腸内環境を整えます。
☆油揚げ
おだやかに体の余分な熱を取る
☆白ごま
体にうるおいを与え、肺や皮膚の乾燥を防ぎます。
☆じゃこ
カルシウムたっぷりで、陰を補うほか、精神安定効果も。
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