〈Artな心理〉フランスの確定申告
はぁ。。おわっら。。
近所のマダム友人に、あれこれ、手伝ってもらい、
今年も無事に、確定申告。
友人の私宛てのメールのタイトル、
「ようこそ、
どうにもニャらニャいフランス税金の世界へ」
には、おかしくておかしくて、
腹を抱えて笑った。
彼女は、知的で、上品な70歳代のマダムだ。
パリの裁判官であり、
ソルボンヌ大学の教授であった。
法律は、愛でできている、
だから、愛を持って、裁く。
と話してくれた。
なぜ、こんなに偉くなって、
有名になれたのか聞いたら、
普通の家庭に育ち、小さな頃から読書好きで、
人助けをしたい、とずっと思っていたという。
古代ギリシャのアリストテレスの書いた
「政治学」がある。
全部読んでないけれど、
人を律し、裁くことは難しいと思った。
感情的にならずに、出来るだけ冷静になるために、
中庸な考え方にたどり着いたのだろうか。
ヨーロッパは、その後は、
ペストと戦いながら、
中世には、魔女狩りという名目で、
ルネサンス、近代には、人種差別という名目で、
人は、感情に走り、群衆心理に陥った。
いわゆる同調圧力によって、
思考を奪われて、善悪も考えず、
習慣的に行ってしまった。
そして現在は。。
1人を守れば、他を部外者にし、
全員になると、収拾つかず、
それぞれが、100%の何かを求めるから、
AIが、生まれた。
自然も、AIも、愛はない。
人は、愛を持って、自然に逆らう。
命を延ばす医療も、
休みたいのに、働く社会もね。
結婚という制度も、入れとこう。
愛がなくなったら、恩赦がなくなる。
法律の恩赦は、生身の人間の愛の形だ。
今のAIには、できないことだ。
以前、私は、youtubeで、
アレンジしたバッハが、バンされそうになった。
その時、生身の人間の対応が必要だった。
昨年は、税務署の担当者に助けてもらい、そして
今年は、友人に助けてもらった。
たかが法律、されど法律。
まあ、今年4月、
どうにもニャらニャいフランス税金の世界から、
2022年分は脱出、間に合った。
そして来年に向けて、歩み出したのら。
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