子どもの貧困

あなたが裕福なのは運がいいだけだ。
と出だしに書かれている本がある。
それを読んだ時、ドキッとした。
考えてもみなかった。

普通に生活できてることが、当たり前だと思っていた自分を恥じた。

現在、子どもの貧困は7人に1人いると言われている。この経済大国日本でだ。
決して少なくはない数字だ。

特にコロナ禍になって、ますます増えている。

子どもの貧困は、深刻の問題だ。
将来にまで影響を及ぼす。

ろくに食べることも出来ないため栄養不足による発達の遅れ、病気にかかりやすい。
そして、塾などに通えず学力の低下。

様々なことが関わってくる。

それは、子どもの頃の一時ではなく、大人になっても抜け出すことが難しい。

さらにコロナになって、景気が不安定になり、まず、しわ寄せは弱者。つまり、子どもが犠牲になってしまう。

本来なら、守られるべきものが。

日本で生まれたなら、食べるものはすぐ手に入ると思っていた。
でも、実際、それもままならない子たちがいる。
この先進国の日本で。

コロナで経済格差が広がっている。今後、ますます広がるとも言われている。

全てのこどもが心身ともに健やかな環境で、溢れる笑顔で過ごしてほしい。

こどもの笑顔は宝。 

私は、この笑顔に何度も助けられた。

未来ある子どもたちだからこそ、大切な時期に必要なものが手に入る環境を与えられる社会になって欲しいと願う。