王様の洗濯
秋の、風が吹かなければ暖かい、ぎりぎりの日差しの中で、健気に太陽に顔面向けて乾きに励む洗濯物たちよ
ズボンのポケット、カップつきキャミソール、足ふきマットのふち、パーカーのフード、残念ながら君たちは日の入りには間に合わん
他の洗濯物が取り込まれた後、室内干しで居残りだ
着ぐるみパジャマよ、おまえはもってのほかだ。特別にこの手で裏返してやるとしよう
せいぜい生乾き臭くならないように、夕刻まで風になびかれることだ
好きなことを書いて好きな写真をあげているだけですが、サポートしてくれたら張り切っちゃいます。