2021年の宝塚観劇から1年を振り返る
新年あけましておめでとうございます。
noteの更新もぼちぼちやって行きたいと思いますので(希望)、本年もどうぞよろしくお願いいたします！！！
さて私にとって生活の一部である観劇。特に宝塚歌劇団はなくてはならない存在なのですが、2021年はあまり見てないなあ〜なんて書き出してみたら、あれ、出てくる出てくる・・・(以下略笑)
年が明けてしまいましたがせっかくなので私が2021年に劇場で観た作品と
ライブ配信で観た作品を振り返りたいと思います！(9割以上宝塚・・笑)
※ 以下知らない人にはわからない単語ばかりですがご容赦ください笑
※ 作品詳細やストーリー等はリンク先の公式サイトに記載があります。
※ 大劇場公演は東京宝塚劇場で観劇しています。
※ 感想等は個人の見解です。
●2021年劇場で観た宝塚作品
1月
『WELCOME TO TAKARAZUKA －雪と月と花と－』
『ピガール狂騒曲』〜シェイクスピア原作「十二夜」より〜
まず年明けすぐに見たのがこちら！2021年1月2日に観劇に行っていました笑
とはいえ2020年11月にも見ていたので2回目の観劇で、ライブ配信でもみて合計3回も見ていました！笑
私のミスでソワレのチケットを持っていたのに・・
マチネの時間に行ってしまうという大失態＆大騒ぎをしてしまいましたが
(※マチネ＝昼公演/ソワレ＝夜公演)
優しいスタッフさんに救われて観劇ができた思い出の作品です。。。(劇場スタッフさんその節はありがとうございました・・逆じゃなくてよかったですねとお気遣いの言葉もいただいて新年早々救われました。泣)
和物ショーを劇場で初めて観たのですが、聞いたことのあるクラッシック
音楽を多く使用していてとても見やすい作品でした。
和物ショーに抵抗がある方にもぜひみてほしい！
お芝居は前々から宝塚でやったらハマるだろうなと思っていた
シェイクスピアの【十二夜】が原作。
どのキャラクターもハマっていてお芝居の上手な月組さん、本当に素晴らしかったです。今でもお家で観ているぐらい大好きな作品となりました！！
これはいつも思うことなのですが、白塗りのお化粧から普段の舞台化粧までどうやったら35分で変えられるのでしょうか・・本当に教えてほしい笑
またこの公演は当時入団64年目(！)の悠里先生(松本悠里さん)の退団公演でした。悠里先生の舞は本当に素晴らしくて、今年はいい年になるだろうなと思えるようなぴしっとした気持ちにさせていただきました。
最後の公演をこの目で見ることができて本当によかったです。
ライブ配信のときに千秋楽挨拶で月組の組長・光月るうさんが、
「皆様命がけで劇場にお越しいただきまして本当にありがとうございました。」と力強くおっしゃっていたご挨拶が本当に印象的で今でも忘れられません。
日々舞台に立つ人達のが命がけかと思っていたけど、宝塚が観たいときている人も命がけだったのか、と私にとってすごく衝撃的な一言で、みんなが同じ方向を向いているからこそ宝塚は成り立っているだなと思った印象的なご挨拶でした。
1月
『アナスタシア』
こちらは宙組ファンの子と鑑賞に行くことができました。
2020年はずっと一人観劇していたので本当に久しぶりに友人と一緒に
観に行きましたが、劇場内は談笑禁止のため別行動だし、観終わって感想を言ったりもできないので一人で観ている感じは否めないですが、隣で友人と一緒の公演を観られただけで少し前に進んだ気がした気がしてうれしかったことを覚えています。
まかまど(真風涼帆さん/星風まどかさん)ラスト公演ということがわかって
からの観劇だったので心して観劇に行きましたが号泣しっぱなしでした笑
作品もとても素晴らしくて、宝塚が観たことがない人でも見やすいと思うので観てみたいなと思う人にもおすすめです！また観たい！！
(もう公演はやっていないので映像で見るしかないですが・・笑)
4月
『f f f －フォルティッシッシモ－』～歓喜に歌え！～
『シルクロード～盗賊と宝石～』
だいきほ(望海風斗さん/真彩希帆さん)の退団公演。
コロナの影響で2020年の11月には大千秋楽を迎えている予定が延期を受けて2021年4月に無事に公演を終えられた作品でした。無事に終えたときは私もいろんな感情で大泣きしたけど笑、本当に終わってよかったと大千秋楽のライブ配信を観て感じたことを覚えています。
演目が発表になったときは、まだだいきほの退団は発表されていませんでしたが、演出がくーみん先生(上田久美子先生)と生田先生(生田大和先生)の
組み合わせと来たら神公演だねと呑気に友人と話していました笑
いざ初めて観たときは、fffもシルクロードも凄すぎてほぼ記憶がなく笑、
友人に感想を求められても答えられないというぐらい衝撃を受けて帰ってきました。
生演奏のオーケストラがいない空間を使って(現在は生演奏が復活しています！うれしい！)その部分にセットを作ったり、普段は使用しないような音楽を使用したり、【コロナだからこそやれること】の舞台に両先生の凄さを感じました。
雪組の生徒さんたちも日々全体的にパワーアップしていること、そしてこの公演で退団する生徒さんも日々パワーアップしていくことをみて、宝塚にはコロナだからできないという言い訳はない、と改めて感じた公演でした。
4月
『ロミオとジュリエット』
緊急事態宣言がでてしまい、東京公演が中止になる直前で観ることができた作品です。宝塚版のロミジュリはみたことがなかったのでとても楽しみにしていてギリギリみることができた私は本当にラッキーだったと思います。
私が観に行ったのは、B日程の愛ちゃん(愛月ひかるさん)が死を演じられたバージョンでした。Twitterで【#愛ちゃんの死】がトレンド入りしてからずっと気になっていた愛ちゃんの死。(宝塚わからない人にはわからないワードだらけですみません・・笑)最初の死がでてくる場面でもう圧倒されて・・・鳥肌が立ってしまうほどでした。
後日、劇団公式You Tubeで愛ちゃんがティボルトを演じている方も観ましたがまるで違う人が演じているようでした。(まるで別人・・)
またくらっち(有沙瞳さん)が演じる乳母が最高すぎて涙止まらず。。
雪組で観ていた時代と違って本当に演じる幅が広がったなと・・
じゅんこさん(英真 なおきさん)との掛け合いも最高でした。
ことなこコンビ(礼真琴さん/舞空瞳さん)のAimerもとても心地よくて、
このままハッピーエンドになればいいのにと、そんなことを願わずには
いられないロミジュリでした。
6月
『ヴェネチアの紋章』
『ル・ポァゾン 愛の媚薬 －Again－』
久しぶりの全国ツアー！！！全ツといえば平日公演！！！ということで代休いただいて相模女子大学グリーンホールへ！雨女炸裂してバケツをひっくり返したような大雨・・笑
新生雪組公演ということで大雨に負けずわくわくしながら会場へ！
お芝居はヴェネチアに来たかのような情景でとてもきれいでした。
お話はとてもせつないですが、そのストーリーを雪組の半分で作り上げていてすごいなと思いました。
ショーは終わってからも曲が頭の中をぐるぐるぐる・・・笑
6月
『アウグストゥス－尊厳ある者－』
『Cool Beast!!』
私はJCB会員貸切公演を観に行きましたが、劇場入るといつもより一段とシーンとしている・・なぜ？と思ったら劇場内で誰一人言葉を発する人がいない。今は劇場内、談笑禁止なので他の公演でもほぼ話してしている人がいない印象だったけど、段違いで静か・・。なぜだろう？と考えてみたら、
本拠地宝塚での大劇場公演中の千秋楽前に緊急事態宣言が出てしまい、
華優希さんをはじめ退団者がたくさんいる中、千秋楽前をもって公演中止。
もう中止にしてならないと花組ファンの皆さんのこれが本気か・・と
2020年の1番の劇場内の静けさにびっくりでした。
スタッフさんもこれを持って注意してくれている
ちなみに中止となった大劇場千秋楽は無観客配信で実施、平日だったので
私は観られませんでしたが仕事を終えてスカイステージで放送されたフィナーレ以降をみることができました。
(この放送に関しても調整が大変だったかと思いますが、いつもすぐに判断をされるスカステ関係者の方々には本当に感謝しかありません・・)
無観客配信なので、とっても静か。デュエダン終わりの拍手がない。
テレビが壊れたのかと思う静けさ。客席に誰もいない状態で演じなければならない状況、拍手がない劇場内、生徒さんはどんな状況なのかと思ったけど、こちらがハッとさせられてしまう凛々しい退団挨拶。
内心はきっと、とっても悔しい思いをしていると思うけど、それを一切
見せず配信でも開催できたことの感謝を述べる花組の生徒さん。
本当にこのときばかりはコロナでなければ・・と思ってしまった自分がいました。でも最後にれいちゃん(柚香光さん)が
「絶対諦めません！！！！東京で待っててください！！」と言っていたときには、これがタカラジェンヌの強さであったと私自身いろんなことを考えさせられた公演でした。
9月
『シャーロック・ホームズ－The Game Is Afoot!－』
～サー・アーサー・コナン・ドイルの著したキャラクターに拠る～
『Délicieux（デリシュー）!－甘美なる巴里－』
ミステリー好きの母の影響でホームズのドラマを観て育った私。
演目発表されてから絶対行こうと思っていたけどチケ難過ぎて前楽にやっと観に行けることに・・！
かのちゃん(潤花ちゃん)の成長ぶりにびっくりしつつ、どの方もはまり役すぎて、私もはまってしまい(？)観劇した次の日もライブ配信で見るほど大好きな作品です。
特に好きなお役だったのはワトスンのパートナー、メアリー・モースタン役のみねりちゃん(天彩 峰里さん)。とっても素敵でした。
かのちゃん演じる、アイリーンがメアリーに強く当たるシーンで、ワトスンが割って入ろうとしようとするけどそのままアイリーンに向き合うメアリー。とっても芯のある素敵な女性でした。
何と言っても脚本が最高でした。。やっぱり生田先生はすごい。
10月
『CITY HUNTER』－盗まれたXYZ－
『Fire Fever!』
待ちに待った、さききわ(彩風咲奈さん/朝月希和さん)のお披露目公演！！！
演目が発表されたときはCITY HUNTERか〜！ついていけるかな？と思ったけど、さすがは実写作品をたくさんやっている雪組さん、最高でした！
CITY HUNTER初めて見る人(私)でもわかりやすいストーリーで、GetWilldをまさか宝塚の劇場内で聞くことになるとは・・という感じでしたがとっても好きな作品になりました！(めっちゃ褒めています笑)
ショーはまさかの全員ダルマに圧巻でしたが(めっちゃ褒めています)、
コロナ以降全員揃った作品は初めてだったのでとてもうれしかった！！
またコロナ禍になってから初めて母を劇場に連れて行くことができた公演でもありました。久々の公演にとても喜んでくれたし、雪組がパワーアップしていることにびっくりしていました。また来年連れていけるといいなあ。
●2021年ライブ配信で観た宝塚作品
1月3日/月組 東京宝塚劇場公演『WELCOME TO TAKARAZUKA －雪と月と花と－』 『ピガール狂騒曲』〜シェイクスピア原作「十二夜」より〜千秋楽
2月6日/花組 梅田芸術劇場公演 『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』
2月8日/雪組 宝塚大劇場公演 『f f f－フォルティッシッシモ－』『シルクロード～盗賊と宝石～』千秋楽
4月11日/雪組 東京宝塚劇場公演千秋楽「望海風斗ラストデイ」
5月30日/雪組 宝塚バウホール公演 『ほんものの魔法使』
9月26日/宙組 東京宝塚劇場公演 『シャーロック・ホームズ－The Game Is Afoot!－』『Délicieux（デリシュー）!－甘美なる巴里－』千秋楽
ライブ配信も結構観ていた・・・笑
感想は割愛します。ご覧の通り劇場でみた作品に被りまくっているので笑
花組さんのナイワは、ひとこちゃん(永久輝せあさん)のキャラクターが
凄すぎてずっと笑っていたし、雪組の魔法使はあがちゃん(縣千さん)の
犬役がすごくて、あがちゃんって犬役できたのかとただびっくりでした。
(どちらも最高な作品でした笑)
●2021年に宝塚以外で見た作品
7月
Color of Theater「ROSSO」
宝塚を退団された七海ひろきさん主演舞台！初挑戦のことをやります！と日々頑張っていた姿がとても印象的で、私が観に行った公演本番では
失敗することもあったのですが、それをなかったことのようにさらっと
やり直して成功させてしまうところが本当にすごい・・！
何よりも常に新しいことに挑戦し続けていくところ本当に見習いたいです。
8月
DISCOVER WORLD THEATRE vol.11
ウェンディ＆ピーターパン
ピーターパンの世界に入り込んだのかと思ったぐらいすごい出来上がった
世界観で、終演後もふわふわしていました笑
ふわふわしていた(？)からか、お気に入りのハンカチを落としてしまって
帰宅後凹んでいたのですが、パートナーからの助言で劇場に問い合わせしてみたらなんと届いていた・・・！！！
このご時世、他人のハンカチ触りたくないと思うのですが・・
拾っていただいた方、本当にありがとうございました！！！！！！
どのお役もすばらしかったですが、特に印象に残っているのがティンク役の富田望生さんと二役やられていた堤真一さんが素晴らしかったです！
(個人的にはミスター・ダーリング役がより好きだった)
●まとめ
余談ですが2020年、宝塚関連以外の観劇に行ったのが
ウェンディ＆ピーターパンだけだったのでBunkamuraオーチャードホールが飲食できることにびっくりして(宝塚公演ではコロナの影響で飲食禁止)幕間にホワイエで思わずおやつを買って食べてしまいました笑
やっぱり劇場で食べるおやつは最高！！笑
早く東京宝塚劇場でも飲食できるような世界になるといいなあ〜！
冬季限定の肉まんが食べたい・・・・・・・・！
話がずれてしまいましたが・・・笑
2021年は生徒さんや劇団関係者の皆さんの【清く正しく美しく】を
改めて感じさせていただいた1年でした。
私もそうでありたいと、劇場を出るたびに感じていました。
2022年もたくさんの作品に出会えることを祈りつつ、
1日も早く心から観劇を楽しめる世界になりますように・・・！
舞台に立つすべての方が1日も欠かさず舞台の上に立つことができますように、舞台に関わるすべての皆様が健康でありますように・・
本年も微力ながらお祈りしております。
私は早速来週から観劇はじめとなります。(楽しみ！)
今年も感染対策をしっかりして劇場に足を運びたいと思います。
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