#ドッグイヤー 『まちづくり戦略3.0』5
■屋台村のコンセプトには、「人と人とのつながり」が重視されています。家や職場・学校とは異なる「サードプレイス(第三の場所)」を屋台村によって創出するという理念があるからです。
■場の創造をまちぐるみで行っている事例に、「アルベルゴ・ディフーゾ」というものがあります。これはイタリア語で「分散したホテル」を意味する言葉で、まちの中に存在する空き家を活用し、宿として提供する施策のことです。
■ユーカリが丘は長期にわたって少しずつ開発して分譲していく「成長管理」型を採用しています。
まち全体の年齢構成や開発の状況を鑑み、新規の住宅分譲を年間200戸程度に抑えているのです。そうすることでまちにはさまざまな世代の人が暮らすことになり、まち全体の活性化を図っています。
■まちづくりにおいては発展の段階において、年齢や参加者の多様性を意識しなければなりません。
まちづくりの初期の段階でとっかかりになるのが、「子育て世帯」。子育て世帯は、常に子供を遊ばせられる場所を探しています。
■複数のアクティビティを用意したとしても、それぞれがルールや方針を一つにしていなければ、思うように発展していきません。
厳しい審査を経てコンセプトに共感してくれる人を積極的に採用したり、運営主体を定期的に入れ替えて新陳代謝を図ったりなど、できる工夫はたくさんあります。
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