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荒廃した農地の復活、茨城が首位。 焼き芋ブームも後押ししたのかも

「荒廃農地」って、あまり聞きなれない言葉ですが、長い間耕作されずに放置された結果、荒れ果てて作物の栽培ができなくなったいわゆる耕作放棄地です。
この荒廃農地が、農林水産省によると、2020年時点で耕地面積全体の6%にあたる28.1万ヘクタールもあるそうです。

その再生を行っている、都道府県ごとの再生面積を調べると、2016~20年のあいだで最も多かったのは茨城県で、3652ヘクタールという事でした。ついで鹿児島県が2997ヘクタール、長野県が2852ヘクタール。

茨城県は、「茨城かんしょトップランナー産地拡大事業」という、国内外で需要が拡大している県産かんしょ(さつまいも)の生産拡大を図るため、農地の確保や生産 機械等の整備を支援するとともに、需要者とのマッチングを進める事業を行っています。
いろんな支援については↓↓↓をご覧ください。

https://www.pref.ibaraki.jp/nourinsuisan/nishinourin/kikaku/kikaku/documents/kannshotoprunner.pdf

https://www.pref.ibaraki.jp/nourinsuisan/sansin/yasai/hoshiimo/kannsyotop/documents/chirashi.pdf

https://www.pref.ibaraki.jp/nourinsuisan/sansin/yasai/hoshiimo/kannsyotop/documents/chirashi.pdf

最近テレビで、日本国内だけでなく東南アジアでも焼き芋ブームが起こっているという映像を見ましたが、確かに僕の周りでも焼き芋や干し芋と出会うことが増えています。
ふるさと納税の返礼品でも茨城の干し芋が人気のようで、サツマイモのニーズとともに農地の復活に貢献しているのですね。

僕の地元、香川県でもオリーブを植えたり、オリーブの加工品を開発したりしています。
地域の特産物とうまくマッチすることで、耕作放棄地の解決と、新しい産業と観光資源につながれば面白いですね。

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