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#ドッグイヤー 『過疎再生 奇跡を起こすまちづくり』2

■ただたくさん人が来ればいいっていうものではないし、むしろどういう人に来てもらいたいかっていうことまで考える。

■風土に投資しても、すぐには利益になりません。でもこれらの風景は次の世代におくっていけるものですから、今すぐでなくても、長い目で見れば利益を生むものになります。

■たとえば町の開発をするときに、担当者が他の地域で見てきた先進事例を住民にスライドで見せるわけです。そうすると、私は「それはその地域でやるから意味があるわけで、そんな二番煎じやったってしょうがないでしょう」って思う。

■その町の風景は、その町の価値。私たちが大切にしているものをひと目で伝えてくれる。

風景は次の時代への贈り物。今すぐ利益を生まなくとも、長い目で見れば利益を生むものになる。

■古民家の修繕は家の声に耳を傾けながら。住んでいた人の暮らしに思いを馳せながら。

■地方の経済というのは、ゆっくりと成長していくことが住民にとっても商売人にとってもいいわけです。ピークを作ることは、その黄金成長率を焦がしてしまう。ブームをつくっては荒廃させていく消費型の観光地は日本に山ほどあります。黄金成長率を無視し、単に目先の利益だけを追いかけた結果です。

■生活観光とは、訪れた人が私たちの暮らしを見たり、ここで出会う人と交流したりする新しい観光スタイルです。

■地域の暮らしの豊かさや誇りが観光になる「生活観光」の時代。

■ゆっくりなだらかに成長していくのが、地方経済の黄金成長率。目先の利益を追ってピークを作ってはいけない。

■とにかくたくさんの人が集まればよい、という考えは誤り。町にはキャパシティーがある。

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