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【実話】空き家問題の解決と当社が手掛ける空き家の再生

こんにちは!子育て広報の三輪です。
昔から建つ家には家族の思い出や歴史が詰まっており、取り壊すことに抵抗が生まれることがあります。
今回は、当社がこれまでにお手伝いさせていただいた、買取再販事例をそこに住んでいた方々のストーリーとともにご紹介していきたいと思います。相続がうまくいかなかったり、価値が下がってしまっていたり、借金が残ってしまっていたり、と様々なお悩みを抱えている方はたくさんいらっしゃいます。

空き家のお悩みを解決した方々の実際のお話を知ることで、現在お困りの方の参考になれば嬉しいです。


​空き家を買い取り、次の世代へ受け継がせていただいた事例

旧家を相続。壊すことができなかった家。

焼津市の築46年の古い家でした。広い敷地に緑も残る庭、かつての生活が偲ばれる大きな倉庫、その奥に立派な平屋が建っているという家でした。
不動産は、簡単に分けることができず、すぐに現金化ができない難点があります。相続人が複数いることや、その一部の人が相続財産である不動産に住んでいることも。また、相続した物件の土地の市場評価に比べ、立派すぎる古屋が立っているなど、相続時のリスクは多々あります
このお家もそういったご事情が山積みでした。

解決策を模索している中、出会ったのが空き家買取専科でした。私たちが購入することでスムーズに相続は進み、老朽化した平屋はリノベーションで蘇りました
現在は、新たなご家族に購入いただき快適に暮らしてくださっているようです。

こうした相続について悩む方々や、どう進めたらいいいのか分からない方々はぜひご相談ください。

after
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​■リノベーション施工会社
株式会社ZERO CANVAS

おばあちゃんが一人で住んでいた築古マンション

おばあちゃんが独りで暮らしていたんです。
本件はそんな相談から始まりました。 独り身で高齢になり、施設で暮らすようになったおばあさん。それまで住んでいたマンションは、空き家となっていました。
おばあさんの思い出が詰まった部屋をすぐに売りに出す決断はしにくかったのでしょう。空き家のまま、しばらく放置されていました。

築30年、40年と経過すると、マンションは土地の評価がつきにくく、戸建住宅に比べて価格が下がってしまう傾向があります。
一方で、マンションはその維持管理費用が毎月かかり、それは残された人にとっては負担が大きいものです。

before

今回、弊社が買い取らせていただいたこのマンションは、リビングが狭く、現代の生活スタイルには合わないレイアウトでした。
そこでリノベーション会社と相談し、3DKの部屋を2LDKに変え、水回りを新品に交換し、白を基調に部屋をデザインしました。

after:白を基調に明るい部屋に
after:水回りも新品に交換

​​■リノベーション施工会社
青葉建築デザイン

■マンション売却については、こちらも参考になります。

【実話】取り立てに怯えていた日々から解放されたお話

長年放置するしかなく、借金も背負っていたとあるAさんのお話をご紹介します。

抱えた借金。放置されていた家。

夫の事業が失敗し、借金を背負う。
その夫も他界してしまった。
なんとかパートで生活をつなぐ。
子供は独立、別居していて頼ることもできない。

Aさん(60代女性)は、静岡県内某市に家を持っていたのですが、その家には1,000万円の借入が残っていました
固定資産税も滞納してしまい、借り入れの返済に回せるお金などあるわけもなく、、、Aさんは取り立てを恐れ、隣の市に身を隠しているという生活でした。

日々の生活は苦しいが、それ以外にAさんには、この家の件で心にひっかかることがあるそうです。それは、借金の借入先が友人であったBさんからのものであることでした。

家の借金は友人Bさんからのもの

家の借金は、もともとは友人関係であったBさんからのものでした。
ただ、日々の暮らしも厳しく、借り入れ返済の目途も立たない状況であり、取り立てから逃れるために身をひそめるしかなかったそうです。
Aさんはずっと気になっていながらも、意図的にBさんのことを考えないようにするしかありませんでした。

空き家買取専科との出会い

そんなある日、知り合いから空き家買取専科の紹介を受けたそうです。
この会社であれば、「家をそのままの形で買い取ってくれる」解体のための費用も出す必要もなく、家の中の整理もしなくていい」買主を探す時間もいらず、周囲に知られることもないらしいと聞き、少しでも今の生活が楽になるのであれば、とAさんは話を聞いてみることにしてくれました。

査定の結果は、買取価格300万。対して家の借入(抵当)は1000万です。家には抵当が残っているので、債権者(Bさん)に借り入れ分を返さない限り、自由に売ることが出来ないということもお伝えしました。

リノベーション前のAさん邸

Aさんのリアルな事情

Aさんは空き家買取専科に洗いざらいを話してくれました。
・借入が1000万円残っている。
・日々の生活が厳しい。
・子供の支援は受けづらい。

そして、
・Bさんとは元々友人であり、借金の件で連絡も取ることができず、不義理をしてしまっている。

お話をうかがった当社は、Bさんと直接話をさせてほしいと提案しました。
「もう他にできることはないので、お任せします」とAさんはおっしゃってくれました。


Bさんのお話

Bさんにとっては、突然の連絡でした。
借入を返さないまま姿をくらませたAさんが不動産業者経由で連絡を取ってきたことに、驚いたそうです。

Bさんにとっても、Aさんに貸している1,000万円は大きいものです。Aさんが困っていることはわかっていたが、少しもお金が返ってこない、連絡が取れないという状況の中、債権回収会社への相談を検討しているという状況でした。

空き家買取専科は、Bさんに、まずは家の買取価格は300万だとお伝えしました。1000万の貸し付けに対して、返済は300万というのは、とても納得できる水準ではないとBさんはおっしゃいました。しかし、他にAさんが付け足して返せるお金もないという事情もありました。

両者が納得いくまで協議

Bさんにとって、Aさんは旧友であり、かつては大きなお金も貸せる相手でした。債権回収会社に債権を譲渡することもできるが、それをやってしまうと、Aさんは厳しい取り立てに合うことも容易に想像できました。旧友をそんな目に合わせるのは辛いという気持ちもありました。

空き家買取専科とBさんで話し合いを繰り返す中で、債権を500万まで減免することに同意してくださいました。
債権回収会社に譲渡しても値引きが入ることや、あらゆることを考えても、このラインが最低限とのことでした。

それを踏まえ、空き家買取専科はAさんと再度協議しました。
当社からの買取の価格を400万まで引き上げること、Aさんが子どもたちから支援を受け50万を確保すること、残りの50万は分割でAさんからBさんへ支払いをしていくことで、AさんもBさんも同意してくださいました。

結末

こうして、Aさんは無事に家を売ることができ、Bさんへの債務完済の目途をつけることが出来ました。
AさんはBさんにこれまでのその不義理を謝罪しました。
友人関係であった二人が、債権者という立場で関係が崩れてしまったと感じていたBさんにとっても、Aさんの謝罪は何年もの間待ち続けた瞬間であったそうです。

家の売却、またこの謝罪によって、二人の関係は債権者・債務者から友人の関係に戻られたとのことです。
家を一軒売るのも、経済的な事情や人間関係、相続問題、様々な悩みがあるものです。

簡単な案件はどの不動産業者でもおおよそ扱えますが、身動きが取れない難しい状況であれば、ぜひ空き家買取専科にご相談ください。

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■リノベーション施工会社​
株式会社あすなろ設計事務所

空き家を売りたい方​​

私たちの会社は、相続や空き家の悩みを抱える方々に対し、お手伝いをさせていただきます。どんな課題にも立ち向かい、空き家を再生し、所有者さまに新たな未来を提供することが私たちの使命です。
どうぞお気軽にご相談ください。