「川の衣」(詩)
今日も 穏やかに流る
どこまで運ばれたのか
水底の小石では測れず
空気に膨らむ魚の口では
透明過ぎる
僅かに香る雨と陽に
かなしみやまどろみをはめこんで
わたしはさて静かに
目を閉じて
浮かんだ
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今日も 穏やかに流る
どこまで運ばれたのか
水底の小石では測れず
空気に膨らむ魚の口では
透明過ぎる
僅かに香る雨と陽に
かなしみやまどろみをはめこんで
わたしはさて静かに
目を閉じて
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