「ありがとうと言って」(詩)
ありがとう と きっと言うね
歩きなれてきた靴を手に持って
水が湧けば 口をくっつけよう
小石がつつけば 踊りだし
小鳥がさえずれば 継いで歌おう
まるでこの世の
ここだけの天国を思い出して
歩いていこう
ありがとう なんて きっと知らない
自惚れたことなど ないのだろうな
かみさま
新しい扉の中で
しらないことを 作り続けてる
そこに 天国の思い出を連れてってあげよう
ありがとうって言って 切り取って
かみさま
まっさらな心を降らせて
ありがとう
を 見せかけにして貫いて
その胸に
天国は向かわせたからね