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「同じ日」(詩)

同じ日を踏む
なのに君は泣く
私は無言のまま

同じ日を祝う
なのに君は輝き
私は闇の端を撫でる

同じ月を愛でる
なのに君はゆっくり閉じ
私は舞台にあがる

同じ日を分け合えたことはない
同じ日を分け合えるはずがない

心が立つ姿勢のままで
それが同じであれるはずがない

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