見出し画像

軽々とした終わりと、すっきりとしたはじまり

昨日、11月に始めたホテルのベッドメイクとフロントの仕事の最終日を迎え、今日から靴屋さんでの仕事をはじめます。

ホテルの仕事もはじめて。

靴屋さんの仕事もはじめて。

二連続の初めて仕事です。
でも、良く考えれば大体の仕事ははじめてだったな、と。
今までの職歴をざっと挙げると

・ス―パーの清掃員
・パン屋(レジ)
・100円均一(でもやってたのは本雑誌の仕事、、、)
・古着屋(こちらは色々あったお店と違って買取よりも買い付け商品がメインでした)
・本屋
・居酒屋(やたら謝りかたを褒められました笑 スナックで働かないかというお誘いもありました)
・古本屋
・ケーキ屋(レジ)
・古着屋(色々あった、一般のお客さんの買い取りで商品を回すタイプの古着屋)
・ホテルのベッドメイク&フロント

主に接客業をやってきました。
最初は本当に接客なんて自分にできるのかと不安しかありませんでしたが、
どうやら私は接客が向いているようでした。
お客さんに親しまれる顔でもしてるんでしょうか?
本屋さんとか、自分が働いていない店でもお客さんに場所聞かれたりします、、、不思議。

今回も接客業の一つになるんだと思います。
ただ、いろいろやってみて、やっぱり活かせることは共通してあるけれど、
どこも独自の決まりややり方があって、
それに慣れていくまでが大変だし、
それを受け入れられないとしんどいな、という。

今日からの靴屋さんは、なかなか大きな会社の中に入っているので、
まず契約書類の多さにびっくりしました。
ホテルの仕事では一枚も契約書書かなかった(それも問題、、、)のとは対照的で、その作成時に持ち物の説明をしてくれた店長さんが
「申し訳ないのですが、ボールペンやハサミは各自で用意してもらうことになります。経費で出せなくてすみません」
と言って本当に申し訳なさそうな顔をされるので、私はとても驚いてしまいました。

え?大きいところってボールペンまで配布してくれるんですか??

また、出退の打刻がパソコンで行われるということ、退の方は何度でも押し直しが出来る(パソコンが店内に設置されているので、お客様に声を掛けられて対応したら、その分の数分をきちんと支払ってくれる)、出勤した時点から店に出る用意までの時間も仕事、仕事を終えて道具を片付ける時も仕事の中に換算される、というのも驚きでした。
古着屋さんでは「仕事の用意が出来てはじめてタイムカードを押せて、仕事が終わればすぐタイムカードを押す」が絶対でしたし、
ホテルの仕事はまさかの手書きタイムカードで、それも10分に来ていても(それも勝手に来て何かしているのではなく、その時間からしないと間に合わないからしていることなのに)15分からしか書いてはいけないという決まりがあり、残業を書いていいのはこの時間まで、それを超えるとお金はもらえません、という(まあ、そこまで遅くなることはなかなかないそうですが)。逆に30分近くに出勤される方もタイムカードは15分で書くというので、まあもうみんな納得して働いてるんだな、と私も飲み込みました。

たぶん、働き始めると驚くことでもっといっぱいになるんだろうな、と思います。
それが不安だったのは昔のことで、
今、私はとてもわくわくしています。
知らないこと、やったことがないことをはじめる。
はじめてを体験できて、お金が発生する。
なんてこった、です笑
あとは、私が自分の働き方をきちんとコントロールできるかどうかだな、と。
働きすぎるとすぐに色々問題を発生させてしまうので、、、
無理な時間はやめようと思ってます。
正直、お客として見ていると全く大変そうに見えないお店で、
お客さんも少ないし、逆に店員の募集があったときはちょっとびっくりしたくらいです。


昨日は、ホテルでのお仕事を丁寧に、本当に丁寧に、自分の仕事が押してしまうのも構わず、教えてくださったみなさんにちょっとしたお菓子を渡し、「次の仕事が決まってなかったら、もう少し引き留められるのに、、、」と言ってもらい、オーナーさんからも「残念だ」と言われ、でもとても軽やかにお別れが出来ました。

その軽さも、なんとなく、私の中でひとつ自信として組み込まれました。
ああ、私ちゃんと辞めることもできるじゃないか。
嫌なことを嫌と許して、自分のために仕事を変えることができた。
それが本当にうれしいです。


ちょっと不思議な話を最後に。

私、夢をよく見るのですが、
夢占いも好きで、起きてすぐにネットで調べたり、不思議な夢の詳細を書き記したりもしています。

そんな私の夢に、ここ3か月ほど前から知らない男の人が1人けっこうな割合で出てくるな、と思っていました。
夢の中ではくっきりとした線でその人を理解しているし、
声もはっきり聞こえます。
ただ、どうしても起きるとその顔を思い出すことができませんでした。

誰なんだろう、結婚してなかったら運命の相手とかかもしれない、と浮かれるのに、、、なんて思ってました笑

それが、つい先日の夢でようやく誰か分かりました。

その夢は、その男性とふたりで田舎の家にいて、一階は浸水しています。
世界は水に沈んでいこうとしています。
母も、死んでいたので一階に置いてきていました。
その男性と、
「外に希望を持って出るしかない」
と話し合い、私とその男性は濁って汚い水の中に入っていく、という夢でした。

夢から覚めて、
うわぁ、あの水本当に汚かった、汚い水って夢占いだとよくない感じだな、、、なんて思っていると、

「あ!!!」

とひらめきました。
あの男性の顔。
あの人は、靴屋さんの店長さんだったのです。

そんなの面接の時に気付けよ、と思いつつ。
分かってとてもすっきりしました。

汚い水の夢(というか、洪水の夢)も、そこから希望をもって乗り越えようとしているかが重要とのことだったので、頑張ろうと思います。


さて、そろそろ準備をはじめなくては。
みなさま、
いってきます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?