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『本屋の堀ちゃん』の感想

本屋さんで働く堀ちゃんのお話。
作者は佐久間薫さん。
現役書店員さんの、本屋さんあるある漫画。
これを、聞いたら読まないわけにいかない!って思いました笑
絵柄の可愛らしさに合った、ちょっとイヤなお客さんや、なんだかクセのある店員さんたち、そしてときどきほっこりな日常のお話で、するする読めて楽しかったです。

レジが混み合ってて、並び方が分からないおじいちゃんが、怒って帰っちゃったけど、一年後にはまたやってくるお話。
わぁーどこでもあるあるなんだなぁ。
でも店長さんがしゅたっ!って来てくれるところがいいなぁ。
その店長さんが「わるいことしちゃったな、このへんここしか本屋ないのに」って言うところに、
怒っちゃうお客さんでも同じ本好きとして同情してくれる店長さんが素敵。そんなふうに考えていきたい。

レジ前の無料のやつと、商品なのが分かりにくい問題や、フェアが重なってきたときのレジの焦り!とか、おしゃれな包装紙が意外に選ばれないっていうエピソードひとつひとつに、
「わかる!」
と頷きながらでした。

あと、返品問題は、どこのお店でも大変なんだな。
本屋さんへの感謝が深まる一冊でした。

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