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⑬子供の知能指数を上げるゲームで、本当に知能は上がるのか?

2010年に、息子の幼稚園お受験に奔走した思い出をシェアしています。Gifted and Talented test のために、いろいろと調べたなあ。今回はそのお話です。

今までの幼稚園お受験事情➡           


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12/12/2011

子供を Gifted and Taletened の幼稚園にいれるために、いろいろなことを親はしますよね。

個人的に家庭教師を雇ったり、それ専用の塾へ入れたり。

ではその気になる内容は?
言ってみれば知能テストです。

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この場合だと、

・道路を走るのは車。では線路を走るのは?
・大きな黒い▲の横には小さな白い△。では大きな黒い■の横には何がくるの?

などといったもの。

とはいえ、一番最初の問題って、あるいみ「常識」ですよね? 車は道路を走るし、電車は線路を走る。
ある意味「教える」ことでもあるけれど、普通に生活をしていればある程度身につく知識。

ところが2番目のものは、比較というのかパターンのことだから、ある程度は「教えない」とわからない問題だと思うのです。でも「1+1=2」というような計算みたく明解な説明ができるものじゃないから、教えるのはもしかしたら難しいのかもしれない。感覚的なところもあるでしょうし。

それからよく言われるのが、英語ができないと言い点数が取れないということ。

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この問題(10)は、テレビの前に犬と猫と女の子がどういった配置で座っているのかを訊いています。その質問が日本語で説明されたらわかることでも、英語でわからないと意味がない

でも、これはうろ覚えなんですけれど、中国語やスペイン語などの他の言語でも受けられるとも聞いたような気がします。とはいえ、どちらにしても日本語はないから関係ないけれど、英語以外の言語で99パーセンタイル取ったら、なんとなく不公平な気がするのは気のせいでしょうか?

息子とプリKが同じだったお母さんは、上のお兄さんにGTテストを受けさせるときに、このサンプル(DOEのHPからダウンロードできます)を何度も何度もやらせて結果を出したから、特別なことはしなくても大丈夫、と言っていましたね、そう言えば。

テストは全部で128問。
内このサンプルで紹介されているようなテストをOLSAT(Otis-Lennon School Ability Test)と言って40問しかないんですが、テスト結果の75%を占めると言われています。

もう一つがBSRA(Bracken School Readiness Assessment)と言われていて、こちらが88問。主に数、色、形やアルファベットなどが問題になっていますが、たったの25%

なのでBSRAを完璧にできてもOLSATの点数が思わしくないと99パーセンタイルは取れないという、よくわからない、というか、納得のいかない状況になっているんですよね。

それに我が家の場合は去年(2010年)の夏に10週間日本に帰っていたら、息子、英語をほとんど忘れてしまい、果たして大丈夫なのか? とドキドキしていた時期。テストをやらせてみたら集中力ないし、問題もかな〜り間違って、こんなんじゃ受からないわ、と母一人がっかりして。

そんな時に、こんなのを発見しました!

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その名も IQ FUN PARK

要は双六なんですが、テストに関連したような設問が至るところにちりばめられていて、やるだけで知能が向上する、というものなんだと思います。面倒くさくて説明文を読んでいないんですが、そういったことでしょう。

対象年齢が3歳から6歳まで。

子供は双六が好きだから、そらーやるでしょうね? 息子も双六、大好きですもん。

さて、気になるお値段なんですが……

295ドル

高すぎだろーーーーーー!

でも300ドルでギフテッドの学校に入れるなら安いもんですよね? なのか?

実際にこのすごろくを使って、子供の知能がぐ〜んと上がってギフテッドの学校に入った人、いるのかな。いるのならお会いしたいものです。


何度も書きますが、この情報は2010年、2011年のことです。
学校情報は毎年変わるので、必ず調べてくださいね。
そして過去問を徹底的にやらせる塾や家庭教師がいるので、どうしても入りたかったら、そういう所、人に頼むのもいいとは思いますが、大切なのが、学校に入ってからついていけるのか、のほうが重要です。宿題の量、半端ないですから〜。
 
それにしても、調べた当時はボードゲームしかなかったけれど、今だとタブレット用に対応していますね……。って、当たり前ですけれど。


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子どもに教えられたこと

2006年生まれのアメリカ人とのハーフの男の子のいるシングルマザーです。日々限界突破でNY生活中。息子の反抗期が終わって新しいことを息子と考えています。