見出し画像

日記エッセイ『便座って、消耗品ですか?』#5(2022/4/4)

※注意~必ずお読みください~※
 この記事に症状、病態、疾患の様態記述がありますが、該当の症状が出た際は、必ず医師の診察を受け、面談管理・カウンセリング・服薬管理等、主治医の指示を遵守してください。なお、秋月自身は各領域の医師の診察を受け、指示を遵守したうえでこの記事の内容を行っています。あくまで秋月のケースとしてお読みください。


この2週間、とくにこの金曜、土曜、日曜は精神的に苦しかった
この体調の変化について特段汲むべき事情や理由は見当たらなかったのだが、季節の変わり目は精神的に変調しやすい時期でもあるので大事を取って寝ていた(特段この症状に関して診断を受けたわけではないにしても)ハイテンションになったり、ローになったりを繰り返していた。だからまたちょっとお休みしていた。
 無理から気分転換しようと思って自分の気分のアガりやすい音楽聴いて精神的に這い上がれるか確かめてみたり、逆に精神的に追い込まれて縁起でもないことを検索したりしてみて、落ちるところまで落ちてみたけどあたりまえだけどやっぱ楽になんねぇ!これは良くなかったか。

これは僕のケースにのみ有効だったのはダークな音楽で安らいだのがあったんだよな。上杉昇さんのソロアルバム『永劫回帰Ⅰ』より特にご紹介したいのが上杉昇『Blind to my Heart』この曲は個人的に特に好きで、名曲ですよ。

『独り善がりでもどうでもよかった 
恍惚の時間を 
一人かみしめる
それだけで 
Everyone just goes away』

上杉昇ソロアルバム『永劫回帰Ⅰ』から『Blind to my Heart』(作詞・作曲:上杉昇)より

もともとは1996年にWANDSのシングルのB面に収録されていた曲のソロヴァージョンなので、原曲は若いときに聞いているから馴染みがあるんですよね。引用はこの曲の導入部分の歌詞なんですけど、グッと引き込まれるんですよ、その世界観に。なかなか言葉に落とし込めないんですけど、『Blind to my Heart』の主人公になった気持ちに重なるというか、なりきれるというのか。精神的に落ちるところまで落ちたらあと這い上がるだけなんで、そんなときに僕には励みになる一曲ですね。

 さて、親戚も帰り、寝てるばかりでも良くないので、簡単な家事(洗濯、炊事)くらいはしたかな。パーカーとジーンズを干して、ナポリタンやらカレーライスやら作りましたよ。精神的に落ちるところまで落ちたら、今度は這い上がるしかねぇな!って思い直し、夜更けだったんですけどちょっといい?って言って時間を作ってもらって、ガス抜きというか、親友Nに相談することにしたんです。周りの相談を受けることはあっても自分の相談ってこの数年したことなかったものな。
 相談しなきゃいけないところまで落ち込むなんて安心していられないものね。トークの格闘2時間30分。正直言ってヘビーな話題において友人Nにはモノの相談をしたことのなかった俺にとってはこんなに楽になるのか!ってくらい目から鱗。みなさん、人を頼りにすることは大事です。ホント。自分がヤバいと思ったら、まずは助けを請いましょう。そういう時にもし応じてくれなかったら、本当にだれでもいい。
 御両親、ご兄弟、親友友達、恩師、各地に設置された相談室なども利用できます。有料相談なら、精神・神経科の主治医・看護師、デイケア、カウンセリングを受けるのもいいかもしれません。

この三日、しんどかった。眠れなくて持病が悪化するんじゃないかと思って
ヒヤヒヤした。でも友達の声を聴いたら安心出来たよ。つくづくありがたいものだね。美味しく食べられなかったり、楽しく自分の趣味の時間を過ごせなかったら黄色信号というけれど、初めてそこまで追い込まれたよ。それまでは紹介した上杉さんの曲以外はあまり受け付けなかったかな。深夜ラジオも好きなのに普段みたいに聴けなくなったりして。とにかくつらかった。今は上向きになってきてるけど、一進一退なので、ちょっと様子を見ています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?