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月20冊本を読む理科大生の『やるべきことを1/100にする』科学

前回のnoteを読み返したら、平日のお昼にコーヒーを優雅に飲みながら執筆してたらしい。貴族か。(※春休みの大学生です)

僕も仕事を少しこなしながら学業をやっている身ではありますが、毎日フルタイムで仕事をされてる皆さんには本当に頭が下がります。いつもお疲れ様です(。・ω・。)ノ♡

去年の誕生日に母からロックグラスとウイスキーをもらってから、家でお酒を飲む機会が増えました。僕はカクテルも好きなので家で簡単に作ったりするんですけど、自宅で本格的なお酒が飲めるの控えめに言って最高なので、お酒好きな方はオススメします。コスパもいいですし、ちゃんと作ると外で飲むのと同じか、それより美味しく作れます(`・ω・´)”

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(バエルッ...!これを飲みながら書いてます。)

また、前回に引き続いて、お時間のない方向けに図解と見出し内の太字(3フレーズ前後)でおおよそ本の魅力を伝えられるようにしてあります。これは好評だったので、これからもやっていこうと思います(〃・ω・〃)

それでは、本日もよろしくお願いします!

ISSUE DRIVEN

なんか今日も目次が少し多い気がしなくもないですが、多分気のせいです。僕はいつも5分で読めるように意識してnoteを書いてるので、今回も5分で読めると思います。ちなみに、人間が1分で正確に読める文字数は大体400〜600文字前後と言われてます。5分なら2000〜3000文字になるわけですが、前回の記事は4600文字です。は???

本当にごめんなさい。反省はしてないです。

さて、今回ご紹介する本は『イシューからはじめよ』になります。前回の記事でも少し触れましたが、僕の読んできた本の中でも5本の指に入る傑作です。

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この本は「生産性をあげる効率のいいやり方」のようなライフハック、ハウツー本とは根本的に焦点が違います。全部を習得するのには時間がかかると思いますし、僕自身もまだまだ吸収しきれてないと思います(ー△ー;)
それでも、なるべく分かりやすく読みやすい物に噛み砕くのでお付き合い頂けると幸いです...!

本書は大きく分けて5部構成になってます。この中でも特に、僕の記事では「この本を解説する上で抑えておいて欲しい考え方」と「イシューを見極めること」について取り扱います。


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(字が汚い...。)

知的生産のシンプルな本質

そもそも生産性とは何なのでしょうか???
この本の中で、生産性とは「どれだけのインプット(投下した労力&時間)でどれだけのアウトプット(成果)を生み出せるのか」としています。

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wikipediaで生産性の欄を見ると、なんか難しい言葉がわちゃわちゃ出てきますが無視してください。
意味のあるアウトプットを出すためには、意味のある仕事をしなければなりません。バリューのある仕事と言い換えてもいいと思います。

バリューの本質は2つの軸から成り立ちます。1つ目は「イシュー度」です。「イシュー度」とは「自分が置かれた局面で、この問題に答えを出す必要性の高さ」のことを指します。2つ目は「解の質」です。

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ほとんどの人は、「解の質」こそが仕事の価値を決めると思っていると思います。余談ですが、個人的に結果(数字)至上主義の組織ほど、この傾向が強くなると思います。しかし本当にお金を稼ぎたかったり、何かインパクトのある仕事をしたいなら「イシュー度」こそが大切です。

なぜなら「イシュー度」の低い仕事は、どれだけそれに対する「解の質」が高かろうと受益者(顧客やクライアント、評価者)から見た価値が極端に低くなってしまうからです。

数学ができることを評価して欲しいのに、足し算を超高速でできるようになっても意味ないですし、1+1の証明ができても仕方ないです。ちなみに、1+1の証明はそこそこ難しいです。ペアノの公理を使います。今日の記事の中で一番どうでもいいです。

脱「犬の道」

ここで先ほどの図の右上に行くために、どうか避けて欲しいのが「一心不乱に大量の仕事をこなして右上に行こうとする」ことです。数年前に僕は仕事でこれをやって半分鬱になりました。アホですし死ぬ程どうでもいいです。

労働量をこなして左上経由で右上に行くことを本書では「犬の道」と呼んでます。数年前の僕をワンコにするな。

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そもそも世の中で「問題かもしれない」と言われてることの総数を100とすれば、今この局面で本当に白黒付けなければならない問題はせいぜい2、3個しかないと著者の安宅氏は述べています。よって、その他たくさんのなんちゃってイシューの数をこなしても、ただ疲弊していくだけになってしまいます。。。

仮に100歩譲って、このnoteを読んでくださっている読者の皆さんの中で並外れた体力と根性を持っている方が「犬の道」を通って成功できたとします。しかし、今度はそのやり方でしか、部下を教えることができなくなってしまいます。リーダーとしての芽を積んでしまうんです。

本当に右上の領域に近づきたいなら、横軸の「イシュー度」をまず上げて、そののちに縦軸の「解の質」を上げる必要があります。つまり、「犬の道」とは真逆のアプローチを採ることです。

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良いイシューの3つの条件

これは前回の記事でも少し触れました。お時間があったら、そちらも読んでみてください(。・ω・。)ノ♡

もちろん、読まれてない方にも分かりやすく説明するので安心してくださいね。良いイシューとは、本質的な選択肢であり、深い仮説があって、答えを出せるものの事です。簡単に図で説明します( ゚▽゚)/

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(絶望的に字が汚い...。)
「本質的な選択肢」が多分一番イメージが沸きにくいと思うので、掘り下げて説明します。(他の説明も聞きたいという方はコメントやtwitterのDMで教えてください♡)

まず、「本質的な選択肢」は「カギとなる質問」と置き換えるとイメージしやすいかもしれません。

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あるコンビニストアチェーンで、「全体の売り上げが下がっている」というケースを例にとって考えてみます。最初のイシューとしては「店舗数が下がっている」のか「1店舗あたりの売り上げが下がっている」かのどちらかになると思います。前者であれば、店舗の開拓スピードやフランチャイズ離脱率が課題になりますし、後者であれば店舗の作りや運営方法が課題になります。

当たり前だろと思うかもしれませんが、結構現場ではできていないケースは多いです。「商品はいいのに、売り方や営業が悪い」と思い込みで走ってしまいがちです。。。まずは大きな分岐点を見極めましょう。

あと、ここにはよくハマる落とし穴が存在します。

ex)
ある飲料ブランドが長期的に低迷しており、その見直しをしたいケースを考えてみます。ここでよくあるのは「今のブランドで戦い続けるべきか」もしくは「新ブランドにリニューアルすべきか」となると思います。しかし、今回の場合はまずはっきりさせるべきなのはブランドの低迷要因です。「市場そのものが縮小しているのか」あるいは「競合との争いに負けているのか」がわからないと、そもそも「ブランドの方向性の修正がイシュー足り得るか」の判断ができません

仮に市場そのものが縮小していたとなれば、市場そのものを見直す必要が出てきます。「イシューらしいもの」が見えたら、本当に今答えを出すべきなのかを立ち返って考えてみてください。結果的に時間の節約になります。

最後に(まだあるんかい)、イシューは動く標的です。

簡単に説明すると、イシュー、つまり答えを出すべき問題は同じテーマでも、会社ごと、部署ごと、日ごと、ミーティングごと、あるいは話している相手ごとに変わるということです。「これがイシューだ」と思ったらその主語を確認してみてください。誰にとっても成り立つものであれば、見極めが甘い可能性が高いです。

イシューを発見するための材料

先に結論を書くと、ざっくりとやってください。終わりです。

なんか書いてるMacの向こうの読者さんからファルコン・パンチが飛んできそうでなので、軽く3つご紹介します。ちなみに、僕のスマブラの持ちキャラはクッパです。猿でも使えます。死ぬ程どうでもいいです。

まず、一次情報に触れることです。誰のフィルターも通さずに直接現場に出向いて情報を集めてみてください。

2つ目は基本情報をスキャンすることです。一次情報でなんとなく肌感覚を掴んだら、世の中の常識や基本事項をもれなくダブりなく素早くまとめます。ビジネスシーンであれば、概ね以下がまとまっていれば十分だと思います。

1.業界内部の競争関係
2.新規参入者
3.代替品
4.顧客や買い手などの事業の下流
5.サプライヤー供給(仕入れ先や供給元)企業等の事業の上流
6.技術、イノベーション
7.法制、規制

3つ目は知りすぎないことです。ここが一番重要で、冒頭のざっくりと言うのは、これのことです。情報収集の効率は必ずどこかで頭打ちになります。そして、情報に溺れると新しいアイデアは出づらくなります。

なので、ざっくり集めたら気にせず次に進んでいきましょう!

終わりに

まずはお礼を言わせてください。
コメントや♡、いつも励みになってます。ありがとうございます( ˙˘˙ )♡*

僕にとっては最初の記事にも書いたドラッカーの「予期せぬ成功」でした。これで3本目のnoteになりますが、こんなにもらえると思ってなかったので更にいいものにできるように精進します。

そして謝罪を。前回の記事に比べて今回の記事は少し読みづらかったかなと思います。僕の力不足でした。次のnoteはもう少し読みやすくできるように頑張ります...!

前回や前々回の記事を読んでくださった読者さんの中には、図解やフレーズの中に共通する事項があることに気付いた方もいらっしゃると思います。本当に重要な考え方は違う本でも共通することが多くなってきますし、逆に180度変われば、それはそれで自分の中の知識を踏まえた上で解きほぐすことができるようになります。本も読みやすくなりますし、何より考え方や戦略の武器を沢山持っておくと人に優しくなれます。

僕のnoteが、少しでも皆さんの人生を楽しく生きる糧になってくれれば幸いです。質問やリクエストなど、もしありましたらコメントやtwitterのDMで教えてください(。・ω・。)ノ♡

それでは、本日もここまで読んでくれてありがとうございました。



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