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出かける前にチェックしておこう!モントリオールの衛生状況と治安

前回の投稿にて、モントリオールの交通状況に関する情報を書いてきました。今回はモントリオールの衛生状況と治安について記載していきます。


前回からの引継ぎ情報

衛生状況:普通

治安:おおむね問題はないが、危険な場所がある


不快感も危険性も少ないモントリオール


モントリオールの衛生状況

先進国のカナダだけあって、チュニジアのように街中がゴミであふれかえっているということはありません。路上にもゴミ箱が設置してありますし、ほとんどの人はちゃんとゴミ箱に捨てています。

トイレも無料で利用できます。街中に公衆トイレはあまりありませんが、ショッピングモール内の商業施設や公立図書館の中、観光地には無料で利用できるトイレがあります。室内にあるトイレは定期的に掃除されているので、それほど汚れていることはありません。ですが冬場の床は泥だらけです。利用者の靴底が泥水で汚れているからです。なので、物は床に落とさないように注意しましょう。

レストランやカフェでも前客の汚れはちゃんと掃除されてから案内されますので、汚れてて嫌だなということはありません。衛生状況の悪い店はそもそも評判が悪くて営業存続できないと思いますので、よほど外れを引かない限り汚い店にあたることはないでしょう。

街の景観は北米のパリと言われるだけあって美しいのですが、ゴミひとつ落ちていないクリーンな街とは言えません。設置してあるゴミ箱の周りには、入りきらなかったゴミが散乱していることもありますし、道端にゴミが落ちているのも見かけます。ですが、チュニジアのように、ゴミの嫌な臭いが充満していることはありません。管理人の感覚で言えば、モントリオール市内は渋谷のセンター街より遥かにきれいです。

また、特に冬場は路面が泥のまじったシャーベット状になっていますので、路面が美しいと思えるようなことはないでしょう。見かける車も例外なく泥だらけです。自分の足元も泥だらけになります。なので冬場は滑りにくいブーツを履くことを強く推奨します。水たまりも深いので、水の入りにくい物を選びましょう。


モントリオールの治安について

カナダは世界でもかなり安全な国に入ると言われます。モントリオールは安全な街だと評価されていますが、それでも気を付けるべき場所があります。特に注意するべき場所はベリーウカム駅(Station Berri-UQAM)周辺です。

この駅はメトロのオレンジライン、グリーンライン、イエローラインの3路線が乗り入れるモントリオール最大の乗換駅なのですが、駅から地上に出たエリアが危険と言われています。やはり人が集まる場所というのは、危険な人も呼び寄せるようです。

管理人がこの駅の地上で待っていたところ、ひとりの黒人男性に話しかけられました。

「マリファナ持ってる?」

当然持っていないので、「ない」と断ると立ち去っていきました。これは昼間の出来事です。特に危害を加えられるような素振りは感じませんでしたが、夜間にひとりで滞在するのは止めておいた方が無難でしょう。

この駅のすぐそばにはモントリオールで最大のケベック州立図書館があるにもかかわらず、一定数危険そうな人物がうろうろしています。また、空港行きの直通バスのバス停もすぐ近くにあるため、空港バスを利用する際はなるべく外での待ち時間を少なくしましょう。だいたいの場合待っている人たちが大勢いるので、その列に並んでいれば危険なことはありません。ですが、暗くなった時間帯は充分注意してください。


それ以外の場所では特に危険なことはありませんでした。それでも自衛のために歩きスマホは避けておいた方がいいでしょう。飲み歩いたときでも危険を感じるようなことはありませんでしたが、できるだけ女性の独り歩きは避けた方が無難です。


冬の道路を歩く際の注意点

衛生状況や治安とは少し異なるかもしれませんが、アドバイスしておきます。

冬は危険といえます。これはドライバーの交通マナーというよりも、冬の雪深い状況になったときに危険という意味合いが大きいですが。

12月~4月の間は、雪が積もっていないところがありません。そのせいで歩くのがおぼつきません。歩道や道路も非常に滑りやすいです。

また、横断歩道の歩行者用青信号の間隔が短いため、素早く横断する必要があります。車の往来によって路面の雪がシャーベット状になっているので、より危険性が増します。特に荷物を持っている場合には細心の注意を払ってください。

結構な人がこの店の入口で転んでいました

カナダのモントリオールでは、1年の半分が冬です。そのため雪は生活から除外できません。長い冬に気を付けて生活してください。


まとめ

いかがでしたでしょうか?前回、前々回からの情報を見て、モントリオールに行きたくなったでしょうか?

同じカナダのサスカトゥーンと比べれば遥かに滞在しやすい場所だと思います。自己防衛さえしっかりしていれば危険な状況に遭うことはほぼないと思われますので、節度を守って楽しくモントリオールに滞在してください。


それではまた!

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出かける前にチェックしておこう!モントリオールの衛生状況と治安 - 日本人いない場所 (nihonjin-inai-basyo.com)
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