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ASDの人が考えたい「人と仲良くなる」の定義

こんにちは。耀仁です。

これまで私はX(旧Twitter)で人と仲良くなるためのコミュニケーション力アップのための情報を数多く発信してきました。

しかしフォロワーさんから多く寄せられるのは「そもそも人と仲良くなるってどんな状態?」「どういう行動、会話内容をしていたら仲が良いの?」という質問がしばしば寄せられました。そのため、本記事でざっくりとですが、人と仲が良い状態について解説していきたいと思います。

強めのASDの人向けの記事ですので、気になる方だけどうぞお読みください。

一般的な「仲良し」の定義とは


それでは、まず辞書でどのような定義をしているか見てみましょう。

仲がいい
(1)互いに打ち解けていること、親しいさまなどを意味する表現
(2)ある集団なじんでいるさまを意味する表現
(実用日本語表現辞典より)

意味が分かるようで分からないですね(笑)
それでは似たようなイメージを持つ友達の定義を見てみましょう。

友達
(1)互いに心を許し合って対等に交わっている人。
(2)一緒に遊んだしゃべったりする親しい人。
(デジタル大辞泉より)

先程よりはイメージできますかね(笑)

多くの方が何となくで済ましている「仲が良い」ですが、言葉にすると中々難しいものです。ネットで調べても様々な回答があったりします。

ここからは私の持論で話を進めます。

「仲良し」とはお互いにありままの存在を受け入れられる関係

私の定義する「仲良し」とは、ありのままの自分を晒すことができ、認められる関係と定義しています。

ありのままを晒すというのは、自分の良い部分だけではなく、悪い点や弱点のこと、苦手なことやコンプレックス、我儘なところや趣味や異性の好みを隠さず話せるということです。

自分の弱みを話すことはリスクを伴います。
相手に理解されず気味悪いと思われたり、いい加減な人間と思われたり、いじめの対象になったり、悪口を言われる可能性すらあります。
悪いことばかり書きましたが、それほど自分の弱みを話すことはリスクが伴うものなのです。

そういったリスクの危険がなく、面白がってくれたり、共感したり、肯定してくれたり、励ましてくれる人はその人をありのままの存在として受け入れています。そういう人はあなたと「仲が良い」「仲良くしようとしてくれている」と判断しても良いでしょう。

心を許す仲が良い存在とはそのようなもので、表面的に一緒の空間にいるだけでは呼べるものではありません。

あなたは相手のありのままを受け入れているか?

「仲が良い状態は何となく分かった。でも結局よく分からないよ。」
という方もいるかもしれません。

そういう人に問いがあります。

これまで述べてきた中で、私は何回も何回もお互いにと述べてきました。

質問です。

「あなたは普段、身の回りの人をどれだけありのまま受け入れているでしょうか?」

家族や、昔からの友人、職場の同僚、学校の同級生、恩師など色んな人が頭に浮かんだかもしれないし、全く浮かばなかった人もいるかもしれません。

人間は社会で生きていると、面白い人、明るい人、暗い人、話しが合う人、全く価値観の合わない人、ウザイ奴、嫌いな人、たくさんの人と出会います。

そういった中で、長所も短所も受け入れて接している人を思い出しましょう。思い出して安心感や安堵を覚える人はあなたにとって大切な存在であり仲が良いと言える人で間違いありません。

もし、そう思える人がいない場合は、そう思える相手を探してください。好きになろうとしてください。興味を持とうとしてください。そういった態度の先に仲が良い関係が待っています。

人が一番興味があるのは自分です。
自分を好きな人に興味が湧くし好きになろうとします。
仲が良い関係を増やしたいと思っている場合は、自分からそのような意志を持つことで仲が良い人が現れるようになりますし、気づけるようになります。受け身では仲が良い人は増えません。

以上で「仲が良い」定義やあり方についての説明を終わります。


では仲良くなるためにはどうしたらいいの?
と言う方にはこちらの仲良くなるための方法の記事をお勧めします。前書きだけでもお読みください😊

ここまでお読み頂きありがとうございました✨


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