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タダアキト「Reboot」 セルフライナーノーツ

タダ アキト

みなさん、こんにちは。シンガーソングライターのタダアキトです。本日よりnote始めます。

主な内容として自身が影響を受けたアーティストや楽曲のレビュー、自身の楽曲制作語りや未発表音源やデモ音源の掲載を中心に時折好きな本やアニメ、おすすめグルメなどを織り交ぜつつ、まったりと更新していけたらと思いますのでよろしくお願いします。

そもそもライナーノーツって

記念すべき第一回目は先月リリースしたばかりの自身の楽曲「Reboot」のセルフライナーノーツです。ライナーノーツって最近見かけないですね。僕が中高生の時代は音楽のメイン媒体がCDだったので、購入したアルバムには大抵ライナーノーツが記載されていて楽曲の制作秘話やコンセプトなど、それに目を通すのが一つの楽しみでした。今はデータ配信が主流となりCDもオワコンになりつつあるのが、寂しいというか平成初期のCD全盛の時代からは考えられないですが、時代が常にアップデートされていくものの一つの象徴なのでしょうね。

楽曲コンセプトと商業音楽としてのJーポップ

さて本題に入りますが、この曲、元々は見事ボツになってしまいましたが某坂系グループのシングル曲のコンペ用に作った音源でBPMも若干早めでキーも少し高くアレンジも生音系の音色を中心としていて歌詞も全然異なる楽曲でした。今回の楽曲のコンセプトは「80年代後半〜90年代初頭のJ-pop」です。当初はもっと80年代前半のアイドル歌謡、松田聖子さんの「青い珊瑚礁」のようなアレンジにしようと思ってました。この80年代後半〜90年代初頭(90〜91年)というのが重要で、個人的にはシンセサウンドの過渡期というか一番アナログとデジタルのバランスが取れていてメロディアス且つ良質な隠れた名曲が多いのがこの時代だと思ってます。これより後の92年頃からビーイングが台頭してきて一大ムーブメントを起こし、その後小室プロデュース、つんくプロデュースなどと続き日本の音楽業界は所謂商業音楽の色を濃くしていくと思うからです。もちろん僕は商業音楽は否定しません寧ろ肯定的です何故ならいくら綺麗事を並べても芸術性だけでは音楽で食べていくことはできないからです。アーティストが自分のやりたい事や音楽性を自由に表現できるようになるには兎に角ヒット曲を出して売れることが必然だからです。よく否定的な意見を口にする方もいますが、やはり売れているアーティストや作家へのやっかみにしか見えず説得力がありません。どんな世界でも結果が全てなので売れるしかないのです。


サウンドの特色とアプローチ、制作裏話

話が逸れましたが僕は80年代のポップス・歌謡曲全般洋邦問わず大好きですが、サウンド面に関しては楽曲にもよりますがシンセサウンドに傾倒しすぎていて若干チープな印象もあり好ましくない面もあります。その点90、91年頃の楽曲群は比較的従来のバンドサウンドと上物としてのシンセサウンドのバランスが取れていて隠れた名曲が多いような気がします。この隠れたというのは特にアイドル系のポップスに多くて当時の「アイドル冬の時代」と合わさってアイドル自体の知名度の低さに加え積極的にプロモーションを行うツール(主にゴールデン枠の人気長寿音楽番組の終了など)が圧倒的に足りなかったことにあると思います。今回の楽曲ではそれらを踏まえ、キャッチーでメロディアスな楽曲、日本語のみの歌詞、ビートはシンセベースと808系リズムマシンによるシンプルな8ビート、シーケンスによる適度な80年代感、ピアノのみの頭サビ、サビの歪んだギターやストリングスなど比較的王道的なアプローチをしました。また今回からボーカル録音時に以前から所有していた外部真空管マイクプリを久々に通しました、またミキシング時、通常のトリートメント的なコンプと別にFairchild 670をモデリングしたT-racksのvintage Compressorを使用しました。結果声に温かみと艶が輪郭がくっきりして良いとの評判をいただきました。今回の楽曲「Reboot」ですが、「ガンダムSEEDのEDっぽい」や「昭和臭がいい意味で出てる」とのコメントをいただき結果としては狙い通りで上々という感じです。興味を持っていただいた方は聴いてくださいね。                    

タダアキト 「Reboot」ダウンロード&ストリーミング ⬇︎

https://linkco.re/QaByFMgP

タダアキト 「Reboot」ミュージックビデオ ⬇︎


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