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誰かの正解に流されないために、自分の正解を作る

先日、阿部広太郎さんの「それ勝手な決めつけかもよ?」を読み、
さらにペアドクという読書会にてワークを行い本の深掘りをしたのでここに記録を残そうと思う。

自分は流されやすい。環境に溶け込み、自分が所属している組織に波風を立てないことを一番に考えてきた。そのため、自分の意見を聞かれるのが嫌いだった。

同時にこのままではマズイとも感じていた。これからは組織に合わせるだけでは生き残れず、自分の意見を持っておく必要がある。そのトレーニングとして思考、価値観を文章化しておくことが大事だと考えていた。

そんな時に、この本を読み。たまたま知ったペアドクに参加しワークを行い、多くのことに気づいた。

今回ペアドクにて取り組んだワークが2つ、自分がずっとやろうと思っていた価値観の言語化が1つ。計3つを記録に残そうと思う。

1自分の仕事について言い換える
「薬剤師→未来を伸ばす仕事」

自分は薬剤師。薬剤師の仕事は”薬をチェックすること”だと思っていた。
しかし、大事なことは”患者さんに薬を飲むことに対して納得してもらうこと”だと実際に薬剤師になってから感じる様になった。

薬は発症している悪症状を抑えて健康な状態に戻す。というイメージが大きいが、実は”症状が悪化しない様に予防する薬”が殆どで、重要である。

適切な薬を飲み続けていると、症状の悪化を防ぐことができ患者さんの健康な期間を伸ばす事ができる。つまり、自分の薬剤師としての知識や経験が増えると患者さんの未来を伸ばすことができる。

この解釈に至り、自分の薬剤師という仕事が更に好きになった。

2今年の後半を漢字1文字
「北」

自分は今北海道で働いている。1年前は東京で働いており、北海道にいるとは思ってもいなかった。ということは来年は別の場所にいるのかもしれない、東京に戻る?大阪に?行った事がない九州?沖縄?もしかしたら海外?

来年の今頃はどうなっているか分からない。それなら今を楽しみたい。北海道を道民よりも詳しくなりたい。

見た事がない景色、食べた事がない料理、本州とはかけ離れた北海道でしかできないことを楽しみ尽くしたい。今年は雪の中でも活動をしようと決めた。

3自分の中の価値観の言語化
今しかできない事を優先する

本文にあった

SNSに目を向ければ、だれかの正解が書いてある時代でもあります。
それでも、自分のことば、自分で決めていきたいです。

との一文。この一文を読んでから、自分の正解を答えにしたいと考えた。

今しかできない事に挑戦する。

これが今の自分の言語化した価値観だと思う。

壺に石を入れていく話が好きだ。ある教授がツボを用意して、大きな石を入れる。次に小石を入れる。その次は砂を、そして最後に水を入れる話。

大きな石は先に入れないと、後からは入らなくなる。人生も若い時にしかできない事があり、それは歳をとってからはできない。

そんな、5年後いや1年後には取り返しがつかないことから優先的に挑戦したい。そして挑戦できる事を増やすには知識や経験が必要である。これからは、お金を資産に投資するだけでなく、知識や経験に投資をしたいと思う。

今年は特に「北」を合言葉に今しかできないことに挑戦する。

そして、自分が今就いている薬剤師という職は、他人の新しい挑戦ができる期間を増やす仕事であると気づいた。自分の価値観とも繋がっていると解釈。仕事への捉え方が変わった。

最後に

他人の答えに流されているな。と感じた時、ここに戻ってきて、自分の軸を安定させたいと思う。もしかしたら、1年後は真逆のことを言っているかもしれない、その時も今回と同じ様に考える時間をとり文章として残したいと思う。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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