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The Year of Hibernation 2024 #31

2024年の日記を1週間単位で記していきます。
#31は、2024年7月29日〜8月4日。

◯7月29日 mon. / 己の行動を反省することが近頃多すぎる。

◯7月30日 tue. / 熱心に書き物。手を動かしながら、溜めていた写真たちをどう昇華すれば良いのかがようやくちょっとだけ見えてきた。

◯7月31日 wed. / 久しぶりに夢を見ながら泣いた。
私はまだ大学生だ。雨の夜、車を運転していた。祖母が一緒だった。海住山寺から南に10キロほど(と自分で言っていた)のところにあるコンビニに入ることにして、車を停めると、祖母は自分一人だけそそくさと店に入っていく。車のキーを持っているのは祖母なのに、車に鍵をかけられない。不用心な。と腹を立てながら私も後を追いかける。祖母にはそういうところがある。コンビニの中を探す。イートインスペースのような場所に祖母はいた。スピーカーをオンにして、不動産屋の男と電話で話しているようだった。わたしはスマホのメモに「車の鍵が開きっぱなし!」と打ち祖母に見せるが、無視される。余計に腹が立ち、怒鳴りそうになるが、電話口で知らない男がわたしの怒鳴り声を聞くのかと思うと、何も言えない。よくよく聞いていると、何らかの理由により、祖父母が借りようとしている部屋(普通はアトリエとして使うような、京都市でいうところの、家賃2万円ほどの小さな部屋)を内覧するのは難しい、という話だった。代わりに部屋のことを何から何まで詳細に纏めた冊子があるので、それを見てくれ、それで借りるか決めてくれ、という。よっぽど実家で息子夫婦と暮らすのが苦なのだろう、と思った。借りるとしたらきっとここが、終の住処になる。そこで直感的に、祖母の死期が迫っていることに気がつく。「わたしがいなくなっても、周り(父や母)のいうことをちゃんと聞くんだよ」と言われる。「なんでそんなことを言うの? いつもそんな風に言う! わたしがどれだけ父母に対して気を遣っているかも知らないくせに!」と今度こそ怒鳴る。結局、死ぬ間際になってもこうしてわたしたちはすれ違う。それが悲しくて、声を出してわんわん泣く。そしてどれだけ憎くても、死んでしまうのは悲しい。と、思う夢。
目が覚めたとき、自分がどこにいるのかわからなかった。わたしが今29歳で、実家ではなく自分の家で暮らしていることが信じられなくて、しばらく泣きながらぼーっとした。

◯8月1日 thu. / もう8月? 盆明けたら正月やん! と今年の冬着たいコートを探す。

◯8月2日 fri. / 高校の卒業式、きっと泣くだろうに、ハンカチを忘れてしまったなと思っている夢。
昨日届いた友人からの手紙や、ここ一年くらいの間に貰った手紙、作品の感想メール等々を読み返してじーんとなる。想いを伝えてもらうって、嬉しいな。まだまだ作りたいもの、たくさんある。

◯8月3日 sat. / もっと本格的に翻訳の勉強がしたくなり、ネットで翻訳学校を探しまくる。未だに翻訳家になりたいという気持ちを捨てきれずにいる。いつか一冊だけでも…という気持ちをくすぶっている。そもそも、英語力が足りていないので、相当努力しないといけない…。

◯8月4日 sun. / 最近いつにも増して疲れやすく、朝の支度をするだけでゼェゼェなる。毎日毎日これだけ暑いんだから仕方がない。今年の暑さはやっぱりちょっとおかしい。暑さ回避のため、15:00からオープン。16:00頃からザーッと降り出し、ゲリラ豪雨に。ゲリラ豪雨に風情すら感じている。夏だな。

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