秋田 京花

写真家。ときどき展示をしたり、ZINEを作ったりしています。www.akitakyok…

秋田 京花

写真家。ときどき展示をしたり、ZINEを作ったりしています。www.akitakyoka.com

マガジン

  • essay

    エッセイ集刊行に伴い、いくつかのエッセイを有料とさせていただきました。エッセイ集『流星になりたい』、よろしくお願いいたします🪄

  • LIFE ON THE TABLE

    現在進行形で取り組んでいる、インタビューとポートレートのシリーズです。

  • The Year of Hibernation 2024

    毎週更新する日々の記録、2024 ver. です。

ストア

  • 商品の画像

    「遠い呼び声の彼方へ」展覧会ポスター

    2023年4月16日〜4月23日に開催する「遠い呼び声の彼方へ」の展覧会ポスターです。B2サイズ、額装なし。※発送にお時間をいただく場合がございます。予めご了承ください。
    ¥2,200
    Kyoka AKITA tiny webshop
  • 商品の画像

    うみをのぞむ

    エッセイを交えたノンフィクション作品が約20本と、写真が44点。わたしが見た夢とわたしたちが見た夢、空から死が降ってきた朝のこと、沖縄から京都まで海を渡った青年、西陣の空襲、見知らぬ海岸で焚き火をした日のこと、などなど書きました。関西弁を標準語に直した以外はすべてノンフィクションですが、すこしフィクショナルになるような仕掛けも作りました。ぜひ最初のページから最後のページまで順番に、通しで読んでください◯裏表紙にいる鯨は、わたしの大好きな武満徹のエッセイ「海へ!」の一文「できれば、鯨のような優雅で頑健な肉体をもち、西も東もない海を泳ぎたい」から想像して夫に描いてもらいました。わたしがこの本に込めた「うみ」のイメージのひとつです。あとがきにかえて、わたしも「海へ!」という文章を書いています。◼︎うみをのぞむ B6 / 164p / フルカラー  2,800 yen (in tax)////////【お買い物の前に必ず下記をご一読ください】・不良品の場合を除き、返品・交換はできません。商品の特性上、印刷ムラ、モニター上での微妙な色の誤差などが生じることがあります。商品説明欄をよくお読みいただき、購入をご検討ください。・本ウェブショップでは配送業者の指定・お届け日時の指定を承ることができません。レターパックライト、レターパックプラスでの発送の場合は発送完了メールと一緒に追跡番号等をお知らせいたしますので、日本郵便のHPから、お届け日時の指定を行ってください。お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
    ¥2,800
    Kyoka AKITA tiny webshop
  • 商品の画像

    「遠い呼び声の彼方へ」展覧会ポスター

    2023年4月16日〜4月23日に開催する「遠い呼び声の彼方へ」の展覧会ポスターです。B2サイズ、額装なし。※発送にお時間をいただく場合がございます。予めご了承ください。
    ¥2,200
    Kyoka AKITA tiny webshop
  • 商品の画像

    うみをのぞむ

    エッセイを交えたノンフィクション作品が約20本と、写真が44点。わたしが見た夢とわたしたちが見た夢、空から死が降ってきた朝のこと、沖縄から京都まで海を渡った青年、西陣の空襲、見知らぬ海岸で焚き火をした日のこと、などなど書きました。関西弁を標準語に直した以外はすべてノンフィクションですが、すこしフィクショナルになるような仕掛けも作りました。ぜひ最初のページから最後のページまで順番に、通しで読んでください◯裏表紙にいる鯨は、わたしの大好きな武満徹のエッセイ「海へ!」の一文「できれば、鯨のような優雅で頑健な肉体をもち、西も東もない海を泳ぎたい」から想像して夫に描いてもらいました。わたしがこの本に込めた「うみ」のイメージのひとつです。あとがきにかえて、わたしも「海へ!」という文章を書いています。◼︎うみをのぞむ B6 / 164p / フルカラー  2,800 yen (in tax)////////【お買い物の前に必ず下記をご一読ください】・不良品の場合を除き、返品・交換はできません。商品の特性上、印刷ムラ、モニター上での微妙な色の誤差などが生じることがあります。商品説明欄をよくお読みいただき、購入をご検討ください。・本ウェブショップでは配送業者の指定・お届け日時の指定を承ることができません。レターパックライト、レターパックプラスでの発送の場合は発送完了メールと一緒に追跡番号等をお知らせいたしますので、日本郵便のHPから、お届け日時の指定を行ってください。お手数をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
    ¥2,800
    Kyoka AKITA tiny webshop

最近の記事

  • 固定された記事

作品集をつくりました

✴︎ Far Calls Coming Far ✴︎ ✴︎ NEW PLANET ✴︎ 作品購入はこちらから📦❣️ ウェブショップはもちろん、Valto(京都市中京区壬生坊城町48-3)でも販売いたします。 たくさんの方のお手に取ってもらえますように。

    • LIFE ON THE TABLE #3

      上田真梨子さん / 鶏肉とさつまいものベトナム風スープカレー さんごのみやこさんへのインタビューの日のちょうど一週間後に、もう一件インタビューの予定が入った。ゆっくり、低調に進んでいたこの企画としては大きな快挙だった。 真梨子さんは、友人の営んでいる喫茶店に設置されていた、私のフライヤーを通してこの企画を見つけてくださった。あの企画に興味持ってくださった人がいますよ。店主のお兄さんからそう聞かされて、私はすぐに、ありがとうございますという旨の手紙を書いた。参加者探しに躍起

      ¥480
      • The Year of Hibernation 2024 #37

        9月も折り返しまできたというのに、毎日毎日暑い。家から出ていないからか、8月から何も変わった気がしない。9月に入ったというよりは8月の延長線を生きているような感じがして、正しく数えられているとしたら、今日は8月46日だ。 今日は踊ってばかりの国の下津さんの弾き語りライブのために外出した。最後に外出したのはおそらく8月30日前後なので二週間、三週間ぶりに外に出たことになる。久しぶりに外に出たというのに、やはり空気の匂いが変わったとか、そういう変化は感じられない。初秋というよりか

        • The Year of Hibernation 2024 #36

          仕事に行けなくなって半月以上経ってしまった。 外出する元気がなく、毎日毎日寝てばかりいる。身体を仰向けに開いて眠ることすらしんどい日もあり、そこまでしんどい日は掃除機をかけることも、晩ごはんを作ることもままならず、またあれができなかった、これができなかったと落ち込んでしまう。毎日、どんより曇り空みたいな日が続く。外はこんなに晴れているというのに。 そんな毎日でも案外夢見が良く、夢の中で大切な人に贈り物をすべく奔走したり、久しぶりに学生時代の同期の子に会ったり、憧れの人と話し

        • 固定された記事

        作品集をつくりました

        マガジン

        • essay
          12本
        • LIFE ON THE TABLE
          3本
        • The Year of Hibernation 2024
          37本
        • 読書感想文
          3本
        • つくったものたち
          8本
        • A Day In The Life 2023
          52本

        記事

          The Year of Hibernation 2024 #35

          ◯8月26日 mon. / KONOSUKE TAKESHITA選手のお腹に顔を埋める夢。 ◯8月27日 tue. / 台風前だからか、頭痛などのせいで気分が悪く、夕方までうーうー唸り、夫に付き添ってもらって医者にかかる以外は布団の中で過ごしていた。現実的な夢をたくさん見る。もはやどこまでが現実で、どこからが夢なのか、よく分からなくなっている。し、どっちがどっちでも良いような気がする。 ◯8月28日 wed. / 見た夢をメモする前にもうすでに次の眠りに落ちている。 ◯

          The Year of Hibernation 2024 #35

          The Year of Hibernation 2024 #34

          ◯8月19日 mon. / 今日は高校時代の友人の誕生日だったな、と思うだけ思って、何もしない。 ◯8月20日 tue. / たまに自分から積極的に孤独になりたい時がある。スマートフォンの電源を切って、ひとりで本を読んだり、ただぼーっとしたりして過ごす。写真を整理する。自然と書きたいことを思いつき、ぽつぽつ書く。 ◯8月21日 wed. / わたしは「インプット」「アウトプット」という言葉がいつまで経っても好きになれない。 ◯8月22日 thu. / 人は何故物語を必要

          The Year of Hibernation 2024 #34

          The Year of Hibernation 2024 #33

          ◯8月12日 mon. / 休み。高校野球を観に行く予定が、チケット取れず、家で観戦。久しぶりに夫と揃って家でダラダラと過ごす。この夏フルスロットルで動き続けているので、一息入れられて良かった。 ◯8月13日 tue. / 甲子園へ! 嬉しいなぁ。智弁和歌山高校vs霞ヶ浦高校を観戦。外野レフトスタンドで観ていたが、智弁和歌山の二者連続ホームランが飛んできて、とても良い席だった。高校野球って最高。ジョックロックも聞けて良かった。とはいえ日差しを遮るものが何もないので、完璧に熱

          The Year of Hibernation 2024 #33

          The Year of Hibernation 2024 #32

          ◯8月5日 mon. / ハン・ガンさんの『別れを告げない』読了。途中、あまりに怖すぎて、何度も本を閉じて現実に戻って来なければならなかった。凄い本だった。『別れを告げない』というのは「哀悼をやめない」という意味でもある。死者と共に生きるとはどういうことなのか、ずっと考えている。 ◯8月6日 tue. / 仕事復帰戦。いやはや忙しい。わたしは仕事を頑張らなければならないな。細く長く。 ◯8月7日 wed. / 長崎市長が9日の平和式典にイスラエル大使を呼ばないという決定を

          The Year of Hibernation 2024 #32

          夏の読書感想文 #3 チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『アメリカーナ』 くぼたのぞみ 訳

          アディーチェ曰く、「弁解の余地のないオールド・ファッションなラブストーリーを書きたかった」のだという。まったくその通り、この小説は純度百パーセント、どこからどう見ても、恋愛小説だ。 この話の簡単なあらましを説明すると、主人公はイフェメル、そして、恋人のオビンゼ。二人はアディーチェと同じく、ナイジェリア人だ。高校時代に出会った彼らは急速に惹かれ合い、永遠の愛を誓う。大学進学の折、イフェメルはアメリカ行きのチャンスを掴む。まずはイフェメルがアメリカへ移住し、その後オビンゼが後を

          夏の読書感想文 #3 チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『アメリカーナ』 くぼたのぞみ 訳

          The Year of Hibernation 2024 #31

          ◯7月29日 mon. / 己の行動を反省することが近頃多すぎる。 ◯7月30日 tue. / 熱心に書き物。手を動かしながら、溜めていた写真たちをどう昇華すれば良いのかがようやくちょっとだけ見えてきた。 ◯7月31日 wed. / 久しぶりに夢を見ながら泣いた。 私はまだ大学生だ。雨の夜、車を運転していた。祖母が一緒だった。海住山寺から南に10キロほど(と自分で言っていた)のところにあるコンビニに入ることにして、車を停めると、祖母は自分一人だけそそくさと店に入っていく。

          The Year of Hibernation 2024 #31

          夏の読書感想文 #2 アンソニー・ドーア『すべての見えない光』 藤井光 訳

          タイトルから美しい小説というものがこの世にはたくさんある。私は直感的に読む本を選ぶタイプだから、タイトルが美しい、表紙の写真が美しい、装丁が美しい、という理由だけで手に取ってしまう。 アンソニー・ドーアの『すべての見えない光』はその三つの要件を満たす。見えない光、という言葉に「すべての」という語がついているのも読み手の想像を掻き立てるし、そもそも美しい言葉だ。おまけに表紙の写真はマグナムの写真家としてお馴染みのロバート・キャパ。モノクロの写真に、光を思わせる黄色のアクセントが

          夏の読書感想文 #2 アンソニー・ドーア『すべての見えない光』 藤井光 訳

          The Year of Hibernation 2024 #30

          ◯7月22日 mon. / なぜこんなに…と思うほど眠いが何とか一日やり過ごす。夜になって夫、咳。ふたりでこれはきっとコロナやな……と絶望して眠る。 ◯7月23日 tue. / 朝イチで夫病院へ。検査の結果、コロナ陰性。念の為、一日様子を見ておいてください、とのことだったので、私も一応休む。一日中ふたりでダラダラ、本を読んでは閉じ、読んでは閉じる。 ◯7月24日 wed. / 夫、元気に出勤。私も仕事。土用の丑の日だー! とスーパーで買った安い鰻を食べる。こういう季節もの

          The Year of Hibernation 2024 #30

          夏の読書感想文 #1 西加奈子『i』

          昔、SNSで #名刺代わりの10冊 というタグが流行っていたが、私という人間を紹介するための小説を選ぶのであれば、十冊も要らない。西加奈子さんの『i』一冊で十分だ。 西加奈子さんとの出会いは大学生の時。当時仲が良かった友達と、お互いに本を買ってプレゼント交換しよう、という話になり、その時に彼が私にくれたのが西さんの『i』だった。西加奈子、という名前は知っていたが(その頃にはもう既に直木賞を受賞されていた)、作品を読むのはこれが初めてだった。 『i』を初めて読んだ時の衝撃は

          夏の読書感想文 #1 西加奈子『i』

          The Year of Hibernation 2024 #29

          ◯7月15日 mon. / 見世物小屋に突っ込まれたような気持ちになり、落ち込む。 ◯7月16日 tue. / 長く長く眠り、いくつも夢を見た。なにわ男子の長尾くんが出てくる夢、離婚したあとの世界で夫が寂しい部屋で一人で暮らしているのを見て、罪悪感でいっぱいになる夢、何もしていないのに怒られるのではないかとびくびく怯えながら授業を受ける夢、好きな言葉は? と聞かれて「幸せのためならいくらでもずる賢くいようよ いつまで一人でいる気だよ」と答える夢。 ◯7月17日 wed.

          The Year of Hibernation 2024 #29

          青年の主張

          私はどちらかと言えば、作文が得意な方の子どもだったと思う。 毎年、青年の主張というコンクールがあり、私たちの学校は全員参加で書いていた。まず最初に学校内での選抜があり、一学年につき二人ずつが選ばれる。そして町内の大会に出て、舞台に立ち発表する。その大会で優秀な成績を収めたら、今度は地区大会に、という形だった。私は一度だけ、地区大会に行ったことがある。それは確か、小学五年生の時だ。 今になって思えば私は作文が上手かったというより、主題の見つけ方が上手かっただけな気がする。大

          ¥100

          青年の主張

          ¥100

          The Year of Hibernation 2024 #28

          ◯7月8日 mon. / ここ一ヶ月ほど就寝時間が遅く寝不足が続いており、今日も眠くて眠くてたまらない。これを続けていたらダメだなと思うが、そんな今日はツールドフランスの無料配信日で、結局夜更かしする。 ◯7月9日 tue. / 朝からズキズキ頭が痛い。雨の日より曇りの日の方が弱い気がする。そして寝不足のせいもあると思う。泣く泣く仕事を休むものの、休んだら休んだで気持ちが辛い。夫に休んだことを詫びる旨の連絡をしたら、あまり考え過ぎずに休んでねと返信が来て、有難い人と結婚した

          The Year of Hibernation 2024 #28