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The Year of Hibernation 2024 #11

2024年の日記を1週間単位で記していきます。
#11は、2024年3月11日〜3月17日。

◯3月11日 mon. / 一喜一憂しないこと、過ぎたことを振り返らないこと、考え過ぎないことを意識して日々過ごしているが、どうも朝は気分が塞ぐので、いろんなことを思い返して悪い方へ悪い方へと考えてしまう。朝が弱いから13:00からの営業にしているのに、あまり意味がないような気がする。そして毎週、月曜日には暗い日記ばかり書いているような気もする。
実生活で「こうなったら良いな」と思っていることが叶う夢を見た。途中で(これは夢だ!)と気がついて地団駄を踏んで悔しがった。そろそろ良いことが起きないと死ぬのかもしれない…と眠りながら思う。(そろそろ良いことが起きないと死ぬのかもしれない…)と何年思い続けているのだろう。神様が居るのならそろそろ頼みますよ。特大の良いことをください。
晩ごはん、ひじき、かぼちゃのサラダ、もやしとにんじんのナムル、ピーマンとツナの和え物。

◯3月12日 tue. / 夫がぽろっと溢した一言に酷く傷ついてしまって、泣いた。病は気からって言うでしょ、みたいなことを言われて、そんなこと、ずっと自分でも言い聞かせてるよ…と悲しくなってわんわん泣いた。ギリギリ繋ぎ止めていた糸がぷつんと切れた感じがした。人間、どれだけ近づいてもすべてを理解し合うことは難しい、ということをすっかり忘れていた。わたしは今、とにかく誰かに分かってもらいたい。100%分からなくて良いから、100%に近づこうとしてくれる人とだけ一緒に居たい。
晩ごはん、れんこんのじりじり焼き、ひじき、かぼちゃのサラダ、もやしとにんじんのナムル、ピーマンとツナの和え物。

◯3月13日 wed. / わたしはそれなりに不健康な人間だけれど、不健康であることそのものよりも、それを隠し通して生きていかなければならないことが結局のところ一番きついのだと、昨日の夫との一件で気づいた。夫はわたしの不健康な部分を見ようとしないし、認めようとしない。それがずっとつらかったのだと、やっと気がついた。見たくない気持ちも、認めたくない気持ちもわかる。健康でいつもにこにこしていられたら素晴らしいと思う。でも、本当のわたしは、そんな人間じゃない。
気持ちを切り替えて店。あとはシャッターを開けるだけ、というタイミングでハプニング発生。先週に引き続きまた…。何もかも上手くいかない。本当に上手くいかない。神様お願いします…。
晩ごはん、合鴨のロースト、砂ずりの塩だれ、ひじき、かぼちゃのサラダ、ピーマンとツナの和え物。

◯3月14日 thu. / 「うみをのぞむ」の感想をいただく。「過去との対話」という言葉を交えてお話しくださり、嬉しいなぁ、伝わっているなぁ、と思う。過去と対話するという行為は、わたしたちが今立っている「現在」や「未来」を照らす行為のように思う。対話、という姿勢は大切にしたい。作品を作る、人に見せるということそのものが一方通行ではなく、双方向的なものだから。
晩ごはん、焼きそば。

◯3月15日 fri. / すごくいいお天気、すごく暖かい。ちょっとお昼寝してから河津桜を見に行こう、と思っていたらうっかり眠り過ぎてしまい、起きたら17:00。急いで晩ごはんの支度をして、食べて、お風呂に入って、寝て、おしまい。
晩ごはん、鶏胸肉とブロッコリーの黒酢炒め、ほうれん草の胡麻和え、サラダ。

◯3月16日 sat. / 今日もすごく暖かい。仕込みなどを急いで済ませ、昼から両足院へ。サムソン・ヤンのドローイング、杉本博司の襖絵と掛け軸、ボレマンスの水墨画を観に。特に杉本博司の襖絵が良かった。表では雷が走っていて、裏では雨が降っていた。あとで知ったことだけれど、両足院の「両足」とは智慧と慈悲だそうで、智慧=光=雷、慈悲=恵みの雨と解釈できるそうな。なるほどなるほど。それにしても両足院は静かで良かった。今わたしが求めているのは静けさなのかもしれない。
あまりに暖かく、というよりもむしろ暑く、帰ってから今シーズン初アイスコーヒーを淹れて飲んだ。来週には桜が咲き出すという。次の季節はすぐそこだ。
晩ごはん、台湾ラーメン。

◯3月17日 sun. / 昨日は25,000歩も歩いた。そのせいか、気圧のせいか、朝からクタクタ。
パソコンで書き物をしながら店番。制作は癒される。作ることが心の支え。5月にアートブックフェアに参加する予定があり、それも楽しみ。行ってもないうちから、遠くの街や遠くの国のブックフェアにも参加してみたいなと想像して、にたにた。とにかく作ろう。
晩ごはん、キャベツと油揚げの炒め物、小松菜のおかか和え、厚揚げの胡麻和え、トマトと大葉のマリネ、さつまいもの甘煮。

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